【四十九日法要】当日までの6つの準備と、それぞれの相場について説明します。

葬儀のあとの大切な仏事に、四十九日法要があります。

死後49日目に執り行われる法要で、仏教的にはこの日を境に死者が来世で生きる世界が決まると言われています。

また、日本的な死者供養で言うならば、死霊は祖霊となり、死者が仏さまの仲間入りをする日でもあります。

遺族も四十九日までは忌中として身を慎みますが、晴れて忌が開けて日常生活に戻れます。

そんな四十九日法要までに、喪主や遺族は何を準備しなければならないのでしょうか

四十九日法要ってなに?当日までの6つの準備と相場を知る

1. 法要の日程と場所の決定

まずは四十九日法要の日程と場所を決めましょう

本来は、死後四十九日目に行うのですが、最近では親族が集まりやすいように、その手前の休日(土日や祝日)に行います。

場所は主に、

・ 自宅
・ 寺院
・ 斎場の法要室

などが選ばれます。

自宅以外で行う時には使用料が発生するので事前に確認しておきましょう。

2. 法要の料理の手配

法要後には、参列者が集まって食事をします。

昔は仕出し弁当を自宅まで運んでもらい、仏壇の前で食事をとりました。

寺院や斎場で法要を行うのであれば、そのまま食事の時にも場所を貸してもらえるでしょう。

その他、近隣の割烹や料理店を利用しても構いません。

1人あたり5,000円前後の料理が選ばれています

料理は近隣の割烹や料理店を利用しても。

3. 法要の引き物の手配

引き物とは、参列してもらった人たちに渡す品物のことです。

1組につき1つの引き物を渡します。

定番は、お茶や海苔、お菓子やコーヒー、洗剤やタオルなどで、相場は3,000円から5,000円程度です。

4. 仏壇と位牌

四十九日を経て、死者は祖霊(仏)になると考えられています。

ですから、故人そのものを表す位牌も、白木から塗り位牌へと替えます

白木位牌は一時的な仮の位牌で、四十九日以降は塗りの本位牌を用いて、長く先祖として祀っていきます。

四十九日法要までには必ず位牌を用意しましょう。

位牌の選び方は、すでに古い先祖の位牌がある場合は、大きさや形なども同じものを選ぶとよいでしょう。

もしも家に仏壇がない場合は、合わせて仏壇も購入します。仏壇に合う位牌を選びましょう。

相場は、

・ 位牌:3万円~5万円

・ 仏壇:30万円~50万円位(選ぶものによって価格差が大きく開きます)

四十九日以降は、白木から塗り位牌に

5. お墓の文字彫刻

法要当日に遺骨をお墓に納骨するのであれば、事前に墓石に故人の戒名などを彫刻しておきます。

工事は石材店に依頼し、完了まで約2~3週間近くかかるので、早めに手配をしておきましょう。

墓石の文字彫刻の相場は5万円前後です。

墓石に故人の戒名を彫刻するのを忘れずに

6. 香典返し

香典返しとは、葬儀の時にいただいた香典に対してのお返しの品物です。

四十九日法要が無事に済んだことの報告もかねて贈るため、葬儀後約1か月かけて、送り先と品物を決めます

1件1件に贈る品物を決めたり、最近では価格別のカタログギフトがあり、相手が自由に好きなものを選べるサービスが好まれています

相場は、

香典金額の1/3から半額

です。

たとえば、1万円の香典をいただいた場合は、3,000円から5,000円が妥当なところでしょう。

香典返しにはカタログギフトが人気です

葬儀が終わってから四十九日法要までは、時間があるようでないものです。

直前になって慌てないためにも、早めの準備を心掛けましょう。(執筆者:五十嵐 信博)

この記事を書いた人

五十嵐 信博 五十嵐 信博»筆者の記事一覧 (23)

葬儀社、仏壇店、墓石店と、供養関連の会社に勤務するライターです。業界歴は12年。1級葬祭ディレクター、2級お墓ディレクターを取得しています。亡くなった人を手厚く弔うことや、目に見えないものを大切にお祀りすることは私たちの幸せにつながります。葬儀やお墓などの記事を通じて、みなさまの仏事でのお困りごとを解消できればと、祈りを込めて綴ります。
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