「介護用オムツ」を少しでも節約する方法 排泄状況を把握してそれに合わせたパッドを選ぼう

在宅介護ではオムツ代が高くなる

在宅介護をしたことが感じるひとつに、オムツ代が高い事があると思います。

在宅介護で使用するとなると、ドラッグストアなので購入するのが一般的であり、チラシに掲載されてときなどに、まとめ買いをする人もいると思います。

要介護4や5ともなれば常時オムツを着用していることになるので、月1万円以上になるのではないでしょうか?

今回は、少しでもおむつ代を安くする方法を介護現場の経験者の私がお伝えします。

介護用オムツを少しでも節約したい

今のオムツやパットは基本的にかなり質が高い

最初に抑えておきたいことがあります。

それは、現在販売されている介護用オムツはどこのメーカーもかなり質が高いです。

10年前とは比べ物にならないぐらいその差を感じることができます。

では、質が高いオムツとはなんでしょうか?

・尿モレがないオムツやパッド

・薄くて違和感がないオムツやパッド

・尿の吸収量が多いオムツやパッド

・肌トラブルが少ないパッド

・締め付け感がないオムツ

このようなことを連想すると思います。

今のパットは全てクリアしています。

超高齢社会である我が国では、高齢者のオムツ着用率は年々増加しており、各メーカーの競争は激化しています。

私の施設にも毎月のように試供品を持って営業に来ている姿を見かけます。

しかし、正直どこも同じような商品ばかりです。

質の高いオムツやパットは使用する人(介護する人)次第だと思っています。

排泄状況の把握は超重要

介護施設の場合、利用者一人ひとりの排泄状況を把握して、それに合わせたパッドやオムツを使用します。

そうすることにより、無駄なオムツ交換を省く事ができて、おむつ代を節約できます

在宅介護の場合なら、自分の親、兄弟(姉妹)を介護することが多いと思います。

なので、大人数を同時に介護することにはならないので、排泄状況を把握することはそんなに難しいことではないと思います。

排泄状況とは…

・一回で出る排尿の量
・一回で出る排便の量
・排便の形状
・排尿の多い時間帯(夜が多い)
・オムツを触るタイミング
・下剤に対してどのタイミングで出るか

このようなものを全て含んで私達は排泄状況と言っています。

この排泄状況を把握することによって、少しでもオムツ代を節約することができるのです。

排泄状況を踏まえてオムツを使用する方法

1. アテント 夜1枚安心パッド 仰向け・横向き寝でももれを防ぐ 6回吸収

例えば、尿の吸収量の良いパッドを選んで使用すると、夜中のオムツ交換は不要です。

通常のパットを複数使用し数回オムツ交換するよりも、少し値段が高くても尿の吸収量が高いものを一枚使用する方が結果として節約にもなります。

オムツ交換をしない分、深い睡眠を取れます。

アテント 夜1枚安心パッド

≪画像元:大王製紙

2. リフレ 軟便モレを防ぐシート 男女兼用

排便の場合はどうでしょうか?

下剤(浣腸)などを使用して排便があることが分かっていれば、ちょっとした工夫で無駄なパッドやオムツの消費を抑えられます。

介護経験がある人ならご存知だと思いますが、下剤(浣腸)後の排便は水のような状態で出る事が多く、パッドやオムツから漏れることがあります。

それを防ぐための商品がこれです。

軟便モレを防ぐシート

排尿の間隔を把握することはとても重要です。

例えば、一日に同じ水分量を摂取したとしても、午前中に出る回数(頻度)、午後から出る回数(頻度)に違いがある場合があります。

午前も午後も同じパッドを使用していては、尿量と回数に合ったものを使用したことにはなりません。

大きなパットに対して少量の排尿しかないともったいないし、通常のパッドに多量の尿があり漏れてしまうことがあれば、オムツまで交換することになり、経済的に良くありません。

在宅介護において、排尿の間隔や尿を把握したパッドを選ぶようにします。

オムツやパット選びに困ったら…

オムツやパッド選びに困ったら…

一番身近に相談できる人として、担当のケアマネジャーがいます。

介護の基本的なことは理解していますし、どのような商品が販売されているかも知っているでしょう。

また、ドラッグストアの店員に直接尋ねても良いです。

単純におすすめの商品を教えてくれるだけでなく、オムツとパッドの組み合わせも教えてくれます。(執筆者:陽田 裕也)

この記事を書いた人

陽田 裕也 陽田 裕也»筆者の記事一覧 (47)

介護福祉士の養成校を卒業後、介護福祉士として特別養護老人ホームに勤務する。その後、介護支援専門員や社会福祉士を取得して、現在は生活相談員として相談援助の分野で高齢者福祉に関わっている。高齢者虐待予防や適正な身体拘束についても取り組みを強化し、日々自己研鑽に務めながら、介護保険制度についても理解を深めている。
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