【洗い方要注意!】ユニクロなどの「シームレスダウン」 おうちで洗濯するときの方法と注意点

ユニクロなどで販売されているシームレスダウンは、ダウンなのに比較的おしゃれに着こなせる暖かい防寒着として人気です。

表面に縫い目がないので、ダウンやフェザーがその間から出てくる心配もありません

冬の間、お世話になった方も多いと思います。

そして、そろそろ洗濯してしまっておきたいと考えている人もいるでしょう。

ユニクロシームレスパーカ

しかし、シームレスダウンは洗濯をする場合、とても注意が必要な衣類です。

「東京都クリーニング生活衛生同業組合」のサイトでも注意喚起がなされていますが、クリーニング店によっては受け付けないお店もあります。

たとえ、受け付けてくれたとしても、その前にかなり厳重にそのリスクについて確認されるはずです。

クリーニング代も多くの場合2,000円以上かかります。

できるならおうち洗いをすることをおすすめします。

シームレスダウンの注意点

なぜ、シームレスダウンの洗濯は難しいのか?

シームレスダウンのクリーニング受付をクリーニング店が躊躇するのには理由があります。

シームレスダウンは、縫い目がないのが特徴ですが、縫い目がないのはステッチではなく、圧着接着テープでダウンが移動しないように保っているからです。

そして、このポリウレタンなどの樹脂などを使用している圧着接着テープは3年程度で劣化すると言われています

ユニクロHP上のシームレスダウンの商品説明にも「新品のまま収納していても、時間の経過とともに、空気中の湿度や紫外線、熱や汚れ等により、約3年で劣化(剥離・べたつき)します」と明記してあります。

シームレスパーカ取り扱いについて

≪シームレスダウンの注意点 画像元:ユニクロ

これは、クリーニング店の処置や洗い方に関係なく生じる現象です。

シームレスダウンを購入するときには3年が寿命であることを、まず理解した上で購入することが大切です。

ユニクロのシームレスダウンは、ほかのメーカーのシームレスダウンに比べるとかなり格安に購入できますが、それでも最低1万円はかかります。

必ずしも安いとは言えないので、まず、3年着たら買い替えるという前提で購入しましょう。

買ってからどのくらいたつのかわからない場合は、ユニクロの場合、商品の裏側のタグに製造年月を記載しています

その表示をチェックするとわかります。

洗濯絵表示の見方

≪画像元:ユニクロ

ユニクロおすすめのシームレスダウンの洗濯方法とは

ユニクロもシームレスダウンの性質を理解しているので、実は、その洗濯方法についてHP上できちんと説明しています

ユニクロが推奨するクリーニング店での洗い方

クリーニング店では洗えないと言われているシームレスダウンですが、実は、ユニクロはクリーニング店でもOKな洗い方をHP上に明記しています。

その洗い方とは「ウェットクリーニング/纏め洗い + 低温タンブル乾燥」という方法です。

この洗い方を理解し、対応してくれるクリーニング店があれば依頼するのもいいでしょう。

シームレスダウンの洗浄方法

≪画像元:ユニクロ(pdf)≫

実際、ユニクロのサイトでは「上記洗浄方法で剥離が発生した場合、ケアラベル記載の製造年から3シーズン以内のものは、ユニクロにて商品代金の返金・交換をさせていただきます。(樹脂加工品のため3シーズン適用)」と明記しています。

サイト上では「ウルトラライトダウンシームレスパーカ」に限っては「手洗い、自然乾燥」のみで洗うよう注意を促しています

「ウルトラライトダウンシームレスパーカ」の場合は、「水洗機、乾燥機を使うことでシームレス部分のテープが剥離する可能性が有る」とのことです。

背中側のプリントネームをチェックすると「ウルトラライトダウンシームレスパーカ」なのかどうかわかるので、この点もしっかりチェックしましょう。

もちろん、この洗い方をした上でテープが剥離したら、商品代金の返金・交換をしてくれるそうです

また、クリーニング店が受け入れてくれたとしても、ダウン製品はクリーニング店に依頼すると最低でも2,000円以上かかることが多いので、ある程度の出費は覚悟した方がよさそうです。

おうちで手洗い

ユニクロのシームレスダウンの商品説明の部分には「お洗濯は手洗いで、過度な力をかけた押し洗いや、絞っての脱水はお避けください」とあります。

ですから、基本はやはりおうちで手洗いするのが無難でしょう。

ユニクロでは、おうちでダウンを手洗いする方法もHPで紹介しています。

ダウンジャケットのキレイを保つお手入れ方法

≪画像元:ユニクロ

ダウンジャケットの洗い方

ユニクロのHPで紹介されている「ウルトラライトダウンジャケットの洗い方」を簡単に要約すると以下のようになります。

1. シンクや洗面器に40℃以下のぬるま湯(40℃以下)を張り、中性洗剤を規定量入れる

2. 部分汚れはスポンジや布に洗剤を含ませてたたき洗いをしておく

3. ダウンジャケットをたたんだ状態で、ぬるま湯に浸して押し洗いをする(つけ置きすると効果的

4. シンクや洗面器の水を流したら、上から押して軽く水を切る(しぼるのは厳禁!)

5. その後、きれいな水で2~3回すすぎ洗いをする(まだ、泡が出ている場合は出なくなるまで洗う

6. 最後に、シンクや洗面器のきれいな水に規定量の柔軟剤を入れてよく混ぜ、3~5分つけおきして、脱水をする

重要なのが「脱水」です

「ウルトラライトダウンジャケット」の場合は「シンクや洗面器の中で上から押して水を切ったら、バスタオルに包んで水分を吸い取る」という形で脱水する方法が紹介されています

しかし、シームレスダウンの場合は、特別に注意書きがしてあり「シームレステープの剥離を防ぐためにバスタオルでゆっくり巻きながら脱水をすることをお勧めします」と明記してあります。

いかにやさしく脱水するかがシームレスダウンを洗う上でのポイントです。

そして、脱水し終わったら、やさしく形を整えて日陰で風通しのいい場所に干します

シームレスダウンは購入前に覚悟を決めることが重要

今回、シームレスダウンの洗濯において、いかに細心の注意を払わないといけないかがお分かりいただけたと思います。

まず、最初に知っておくべきことは「シームレスダウンの寿命は3年である」という厳然たる事実です。

それでも、シームレスダウンを魅力的だと感じるなら、購入後、2年間は細心の注意を払ってユニクロのHP上で勧められている方法で洗い、次の年も使用しましょう。

次の冬にはシームレスダウンを欲しいと思っている人も、この点を参考にした上で購入するかどうかを決めてください。(執筆者:桜田 園子)

この記事を書いた人

桜田 園子 桜田 園子(さくらだ そのこ)»筆者の記事一覧 (106)

通信添削の赤ペン先生を30年間続ける傍ら、フリーライターのお仕事もしている主婦です。どうやったら物を安く買えるか、また、間違った買い物をしないテクニックなどについて日々ひそかに研究中です。私が発見したさまざまな節約の知恵をご紹介できたらと思っています。
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