【台風シーズンを前に】自動車保険の内容をチェック 強風や水害の被害に備えよう

昨年(2018年)は西日本を中心に大規模な水害が起き、10月に台風が上陸するなど稀に見る風水害被害の年でしたが、2019年に入っても記録的な豪雨が発生しており油断できない状況かと思います

家屋の他に自動車への被害も深刻でした。

台風や豪雨シーズンを前に自動車保険で万全の体制を取りましょう

台風シーズンを前に 車の保険をチェック

車両保険に加入しておく

自動車保険には一般車両保険(オールリスク)とエコノミー車両(車対車+A)がありまして、台風や水害の被害にどちらも対応します

台風の被害というと強風により何かが飛んできて車に損傷を受ける風災害がまずは挙げられます。

車体に被害を受けると飛んできた物によりますが、その物自体の所有者に補償を求めたくなるとも思います。

しかしながら、台風被害は一般的に天災であり不可抗力につき賠償を受けられません

強風の中、竜巻が発生するケースもありますが、これも同様に不可抗力であり所有者への請求はできません

相手に請求できないとなるとやはり自分の保険しか頼れなくなります

風以外に大雨等での水害(洪水、水没、浸水)、土砂崩れ等の土砂災害などが考えられます。

河川が近くになくても都市部でアンダーパスなど冠水する事も考えられますし、ゲリラ豪雨で下水管の排水が間に合わずに冠水というのも考えられます。

車両保険に加入していれば補償対象となりますので車両保険を検討しましょう

エコノミー型では海や湖・河川への転落は対象外になるのでその点注意が必要です。

ネット型自動車保険の活用

ネット型は比較サイトもいろいろとあり比べるのは簡単になってきました。

自動車保険の節約を考えるときに一番の候補になってきます。

また、自動車保険はいつでも変更が可能ですので、台風シーズンだけ車両保険をつけて、あとは外しておくことで節約を図るこもできます

台風シーズンは一般車両、あとはエコノミーというのも良いです。

「月割」と「短期率」

この場合の注意点は「月割」の保険会社か「短期率」の保険会社かというのが出てきます。

月割と言うのは文字通り1か月ごとに保険料の計算がされるので、半年だけ車両保険を付けようと思えば半年分の保険料だけで済みます

一方の短期率は月割より不利な計算式になっておりまして、半年の加入で月割の1.4倍くらいの保険料になります

年間の保険料が安くとも短期率を使用する保険会社は途中変更がしにくいので注意が必要です。

ネット型自動車保険の活用

「車両全損修理時特約」なるオプション

扱っている保険会社が限られますが、車両全損修理時特約というオプションがある保険会社があります。

ちょうど昨年の台風で発生したケースですが、高級車ながらある程度年数がたっており車両保険の補償額は100万円限度という方がいました。

いろいろなものが巻き上げられたそうで、車両全体へ損傷が広がってました。

かかる修理費は正規ディーラーで150万円以上、町の修理工場で120万円以上との結果でした。

修理工場はディーラー修理より劣るわけではなく、そもそもの工賃水準が低いのでディーラー修理よりも安くなります。

いずれにしても100万円の車両保険では足りないのと、このまま修理額で話を進めると経済全損で、保険会社は100万円の支払をして車を引き揚げます。

「100万円もらって車がなくなるのは困る」

ということだったので、修理工場にお願いして一部の修理を取り止め、100万未満の見積に替えてもらい全損扱いではなく修理を終えました

念のためですが、保険会社と相談の上行っているので不正な部分はございません。

車両全損修理時特約というものがあると車両保険の補償額+50万円までの修理費が支払われるので、このケースの場合問題なく修理ができた事になります

ある程度の年数がたっている自動車にはプラス50万円の補償はお勧めのオプションと言えるのではないでしょうか。

ちなみに修理しない場合は経済全損で車両保険の補償額までが支払限度となります。(執筆者:原山 栄治)

この記事を書いた人

原山 栄治 原山 栄治(はらやまえいじ)»筆者の記事一覧 (17)

20年以上金融関係に携わってきたFP(ファイナンシャルプランナー)。独自の視点で貯蓄、投資、保険などを分析して内容を語る一方、保険に関しては事故時の対応や保険の使い方まで広く解説できる長年の経験が持ち味。また、法曹ではないものの法律事務所への出向経験から損害賠償の事案も保険と絡めて得意としています。
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