老後資金問題を受けて、投資や節約、副業などのマネー情報に興味を持つ人が増えてきています。

残念ながら日本ではお金の教育を受ける機会が少なく、特に個人レベルの家計管理や投資の活用法については義務教育の中で基礎知識すら得られません

一方で世の中には詐欺や怪しい投資ビジネスなど嘘の情報も多く溢れており、知識の少ない消費者を騙そうとしている人もいます。

安心して老後を迎えるために、そして自分の身を守るためには自ら知識をつけていく必要があります

そこで今回の記事ではマネーリテラシーを高めてお金と上手に付き合っていくためにオススメな勉強法をご紹介します。

まずは複数の書籍での勉強がオススメ

お金と上手に付き合う ためのマネー勉強法

お金についての基本的な知識を得るには、まず初めに本を読むのがオススメです。

インターネットの情報や雑誌だと最新情報を得ることができますが、全体像を体系的に説明したものとなると本が1番です。

本になっている時点で編集の目が入っているので情報がまとまっていることが多く、読者が分かりやすいように用語の解説や歴史的な背景が書かれていることもあります。

ある程度レビューが良い本であれば大嘘が書かれているような心配もありません。

「お金の基本」や「お金の教科書」といった言葉で検索すると良書が多数出てきますので、読みやすそうなものから手にとってみてください

お金の基本的な事が書かれた本を1冊読んだら

家計管理や投資に関する本を2冊以上読むことをオススメします

お金の基本的な事についてはどの本でも書かれていることに大きな差はないですが、家計管理法や投資についてはさまざまな思想があり、正解が1つではないためです。

その本を書いた人にとっては良い資産運用法だったとしても、自分には全く合わない内容かもしれません。

複数冊読んでいるとだんだんと自分の中の意見がまとまっていき、良い方法を見つけられるはずです。

時間を作るのが難しいかもしれませんが、最低限基礎知識の本を1冊、実践的な本は2冊以上読むようにしたい所です。

また、時間に余裕がある場合はFP(ファイナンシャルプランナー)のテキストを読むのも1つの手です。

ライフプランニングや税金、年金について体系的に学ぶことができるため、資格を取る取らないに関わらず、人生に必要な基礎知識を身につけることができます。

コラムやブログは最新の情報を得やすい

コラムやブログは 最新の情報を 得やすい

基本的な知識が身についてきたら、インターネット上のコラムやブログ、雑誌などでの情報収集も効果的です。

書籍はどうしても出版までにタイムラグが生じるので、最新の情報ではない部分もあります。

その点、雑誌やコラム、ブログではつい最近の法改正やトレンドを知ることができます

書籍と同様に筆者の偏った意見が反映されてしまう事も多いですが、ある意味で今みんな(執筆者たち)がどう考えているかを知ることができるので、良い参考になります。

最近ではキャッシュレス決済が乱立しており情報合戦になっている状態なので、お得なニュースを見逃したくない場合はこれらの媒体を日々チェックするのがオススメです。

毎日の情報収集は新聞とニュース

新聞とニュースではこれまでに紹介したものの中でも最も早く情報が得られます

特に株式投資など値動きの大きい資産運用を行う場合には毎日の情報収集が不可欠になります。

そうでない場合でも、消費税増税の各種負担軽減措置など、知らないと損するような情報もあるのでできる限り見ておきたいものです。

掲示板は参考程度

インターネット上の掲示板での情報や意見は、情報の早さという意味では利点ですが真偽が不明なものも多いのが現状です。

新聞やニュースのように事実確認されてから発信されているものの方が信頼性は高いので、情報収集自体は新聞やニュース、それに対する他者の反応を見たい場合は掲示板やコメント欄を見てみるなど、割り切って利用をすると良いかもしれません。

人の言う事は疑ってかかるくらいが良い

日本では人前でお金の話をしてはいけないという風習があるせいか、あまり大っぴらにお金の話をする人は少ないかもしれません。

それでも稀に儲かる話や不安になるような話を積極的に持ちかけてくるような人もいます。

親切心で教えてもらえる場合ももちろんありますが、どんな話も鵜呑みにせず自分で判断することが重要です。

友人間でもそうですが、例えば金融関係や保険会社の営業の人でも同じことが言えます。

ビジネスである限り売る側の利益が前提になっているので、本当に自分に必要な話かどうかよく考え、気になる点はよく質問するなどして疑問が残らないようにした方が安心です。

どんな話も 鵜呑みにせず 自分で判断する

セミナーや勉強会は主催者側の利益を考えて選ぶ

最近活発に行われているお金に関するセミナーや勉強会といった活動も大事な情報源となります。

講師がわかりやすく教えてくれるため、書籍で学ぶようにまとまった情報が手に入ります。

一方で、ただ勉強したくてセミナーに参加したつもりが過剰に勧誘されたり、不安を煽られて不要な金融商品を買わされたりするリスクもあります

セミナーに参加するときに個人情報を書かされる場合は特に気をつけた方が良いかもしれません

全てが慈善事業でやっている訳ではないので主催者側に何らかの利益があるのは普通の事ですが、怪しい商品を売りつけられることがないかなどよく調べてから参加する方が安心です。

あらゆるマネー情報について正しい知識をつけることも大切

老後 2,000万円問題で使われた「自助努力」という言葉です。

文脈からして「不足するお金は自分で用意できるよう努力しましょう」という意味のようですが、そのための努力は働く事だけに限りません。

そもそも人生で必要なお金や年金のこと、税金のこと、副業や投資など、あらゆるマネー情報について正しい知識をつけることもまた、現代人に必要とされている「自助努力」なのかもしれません。(執筆者:島村 妃奈)