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100歳時代を生きる保険の進化 「保険見直し」も不要になる時代がやってくる日は近い

シニア 介護
100歳時代を生きる保険の進化 「保険見直し」も不要になる時代がやってくる日は近い

保険の進化がすごい時代

医学の発達で100歳時代が到来

医学の発達で100歳時代が到来している昨今、保険の進化もめまぐるしい日々です。

就業不能リスクについて、以前お伝えしましたが、35歳の人が65歳までの間に就業不能になる確率は、13%(約8人に1人)と言われています。

この期間に死亡する人の確率と比較すると大よそ「」になります。

そして年始から驚かせて申し訳ないのですが、就業不能になると、復職までに6か月以上かかる人は3人に1人(数字にすると35%)という統計結果も出ています。

そのように考えた場合、必然的に治療費以外の経済面での支えが必要になってきます。

各社就業不能のリスク商品を発売しています。

1番早かったのが、住友生命の未来デザインワンアップ、その後2016年には、CM効果も大きかったアフラック社(渡辺直美さんが、就業不能を気にしてハンコを押せない旦那さんに寄り添うCMが印象的でした)など、どんどん各社の開発が進みました。

生命保険会社での発売「収入保障ラインナップ」

2015年:住友生命 未来デザインワンアップ

2016年:Aflac 病気やけがで働けなくなった時の給与サポート保険

2017年:朝日生命 収入サポート保険、日本生命 もしものときの…生活費

2019年:東京海上日動あんしん生命 家計補償定期保険NEO 就業不能保障プランPlus、三井住友海上あいおい生命 &LIFE暮らしの応援ほけん

この状況に付加して、高齢者マーケットは今後どんどん大きくなっていきます。

もれなくついてくるのが「介護問題」

介護は認知症も含めて、誰もがなる可能性を持っているリスクです。

就業不能リスクと介護リスクは、生命保険や医療保険で全てカバーはできません。

業界では

保障の空白領域

と呼んでいますが、生命保険文化センターの調査から見ると、まだまだ

認識されていないのが現実

です。


東京海上日動火災保険

トータルアシストの超保険

≪画像元:東京海上日動

損害保険会社として、このリスクにいち早く手を打った会社があります。

生命保険会社が用意できていなかった補償の空白を埋めるべく、「就業不能リスク」と「介護補償」のリレー方式の保険を2020年1月から販売しているそうです。

リレー方式というのは、ライフステージに合わせ、働けなくなるリスクが必要な若い年代のうちは収入補償を、退職後要介護になるリスクに備えて、介護補償に「無告知」で切り替えができるという画期的な商品です。

もともと、こちらの会社は、5疾病による収入補償を販売していたのですが、その特徴をそのまま踏襲して、時代の流れと顧客の声を言いて、今般、就業不能の新しい保険の発売に踏み切った模様です。

保険の特徴

ほぼすべての病気ケガを対象にした幅広い補償、30日超の就業不能で年額が支払いされること、しかも、5疾病を原因とする場合は、初期入院開始でも支払いが成されるので、診断給付金に似た保険金のおり方がなされます。

そして、今般注目を浴びているのは、介護補償への無告知での切り替えが可能な点です。

退職や、子供の独立で収入補償のニーズがなくなってくる時期に、介護補償のニーズが出てくるので、ライフサイクルに合わせた絶妙な保険が1度の契約で可能という点が素晴らしいと思いました。

生命保険会社の収入補償を見ても、30日超で支払いがされる会社はありません。

介護によるお金のかかり方

・ 平均の介護期間は5年弱

・ 介護費用は500万円

と大きな負担になります。

介護費用の平均は7.8万円ですが、3人に1人は10万円以上6人に1人は15万円以上と、多額の費用、かつ家族への負担はとても大きなものになります。

ここを自分で経済的に補填できるようにしておくことも、将来の自分と家族のためになるのではないでしょうか。

保険料も入りやすい体系

お財布にもさやしい保険

【30歳、保険金100万円の場合】

男性… 月額900円
女性… 月額1,450円

【30歳、保険金120万円の場合】

男性… 月額1,080円
女性… 月額1,740円

生命保険会社の同水準が3,000円を超える中、とてもお財布に優しいです。

若いころに入り保険料を安くで、きちんと補償額が出る保険はうれしいですし、収入補償は5年ごとに保険料は上がりますが、20~30代の保険料はとても安く抑えられています

50代の頃には、介護補償にきりかえることのできるこの保険、お財布事情、ライフサイクルに合わせて、1度検討してみてはいいかもしれません。(執筆者:鮫島 ひかる)

《鮫島 ひかる》
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鮫島 ひかる

鮫島 ひかる

2001年慶応義塾大学法学部卒業。損害保険会社OLから転身、フリーライターをしています。コピーライティングも得意で今まで様々な広告に携わらせていただいています。現在では、マネー・保険記事以外に、音楽サイトと美容・健康関係の記事も執筆中です。健康オタクのため、腸育コンシュルジュの資格も取得。困っている方がいると放っておけないおせっかい者です^^皆さんのお役に立てることが自分の中のモットーですので、皆様の心に届く文章でさまざまな知恵をお届けできるように頑張ります。 <保有資格>FP技能検定1級、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級、損保大学課程、生保応用課程、証券外務員試験一種および内務管理者資格 寄稿者にメッセージを送る

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