洗濯物にわかめのような汚れがつくときには、すでに洗濯槽の裏はかなり汚れている状態です。

とくに梅雨時期は常に洗濯槽の中がじめじめしていて、嫌なにおいがしてくることもあります。

そんなときには洗濯機の大掃除をしてみてはいかがでしょうか。

今回は、予算に応じた洗濯機の掃除方法や、きれいに使い続ける方法を紹介します。

梅雨の洗濯は洗濯槽洗浄で快適に

【予算1000円】ドラッグストアで酸素系漂白剤や洗濯槽クリーナーを買う

洗濯機の掃除方法は、大きく分けて2種類あります。

1つ目は分解掃除です。

分解掃除は、洗濯槽を本体からはずして丸ごと洗えます

しかし、分解したあとに正しく組み立てないと動作に支障をきたすことがあり、素人には難しい掃除方法といえるでしょう。

もう1つは、分解せずに、市販の薬剤を使って洗う方法です。

ドラッグストアには、洗濯槽クリーナーが数百円程度でたくさん並んでいます。

市販の洗濯槽クリーナー

≪画像元:Amazon

「汚れがひどくなる前に、洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤を使って定期的に掃除すること」

が、1番安く、洗濯機をきれいに使い続ける方法です。

【予算3000円】メーカー純正品の洗濯槽クリーナーを使う

酸素系漂白剤や一般的な洗濯槽クリーナーはドラッグストアで買えます。

しかし、もっと高い効果を期待するならば、

洗濯機を作っている電機メーカーが売り出している、純正品の洗濯槽クリーナーを使ってみましょう。

電機メーカーの洗濯槽クリーナーは、メーカーのサイトや大手量販店で販売されています。

値段は1個3000円程度と高めです。

しかし、洗濯機メーカーが推奨しているクリーナーだけあって、洗浄力は市販のものよりも強いように感じます。

市販のクリーナーでは物足りないけれど、予算に限りがある人には1番おすすめでしょう。

パナソニック純正洗濯槽クリーナー

≪画像元:ヨドバシ.com

【予算8000円】洗剤ではなくマグネシウムで洗濯する

洗濯機の汚れは、石けんカスやカビです。

石けんカスは放っておくと石のように固くなってしまい、専門業者でも落とせないことがあります。

洗濯機をきれいに使い続けるためには、「洗濯機を汚さないこと」が1番です。

石けんカスは、石けんを使わなければつきません。

マグちゃん

そこでおすすめする方法は

「石けんではなくマグネシウムで洗濯をする方法」です。

マグネシウムを洗濯槽に入れるだけで水道水と洗濯物の皮脂が反応し、洗濯槽の中で石けん水ができあがります。

この反応を利用した商品が「マグちゃん」です。

洗たくマグちゃん

「マグちゃん」は、洗濯ネットの中にマグネシウム粒が入った商品で、洗濯をするときにポンと洗濯槽の中に入れるだけで「洗剤なしの洗濯」ができます。

マグネシウムと水道水が合わさると化学反応が起きて水素が発生します。

それにより洗濯水がアルカリイオン水に変わります。

洗濯するたびにアルカリイオン水が洗濯槽のカビや汚れだけでなく、排水ホースの内側の汚れも落とします。

初期投資は高いが、諸費用を加味するとお得

「マグちゃん」は1個1,980円(税込み)と、洗剤と比べると値段が高いように感じます

最寄りのスーパーでは、液体洗剤約900g入りが300円くらいで売られています。

水量40リットル洗濯ならば、液体洗剤1つで約30回の洗濯ができる計算ですので、洗濯1回あたりに換算すると約10円です。

このほかにも柔軟剤や芳香剤を使う場合はもっと費用がかかります

「マグちゃん」は洗濯物の量によって使用する個数が変わります。

洗濯物10kgには「マグちゃん」が4個必要になり、

初期投資は約8,000円必要です。

洗濯1回あたりの費用は、約27円です。

1回あたりの費用は「マグちゃん」の方が高いようにみえます

しかし、洗剤を使用しないことで、以下のようなメリットがあります。

・ 石けんカスがつかない

・ 洗濯槽クリーニングが不要

・ すすぎの回数は大幅に減る

すすぎ2回を1回に減らすと、水道代は約15円節約できるといわれています。

また「マグちゃん」は

「合成洗剤の10倍の消臭力」と「柔軟剤不要」

と、公式ホームページに掲載されています。

芳香剤も柔軟剤も節約可能でしょう。

【予算1万5000円】プロに依頼して分解掃除

洗濯機の汚れが気になっていても、洗濯機を買い替えるためにはかなりの予算が必要です。

買い替えるほど古くはないけれど、自分で掃除できるレベルではない汚れの場合は、思い切ってプロにお願いしてみましょう。

おそうじ本舗の洗濯機分解クリーニング

≪画像元:おそうじ本舗

洗濯機の掃除費用の相場は、

・ 縦型洗濯機:1万5,000円程度

・ ドラム式:4万5,000円程度

です。

特定のメーカーや型によっては、5,000円程度の追加費用がかかります。

掃除時間は3時間程度です。

プロに依頼する1番のメリットは、分解することで、洗濯槽の裏側の仕上がりを目で確認できることでしょう。

そして、洗濯機を移動しなければ掃除できない、防水パンもきれいになることです。

注意点

分解掃除は、「洗濯機の部品が分解に耐えられるかどうか」がポイントです。

購入後6年を過ぎると、部品が消耗して耐久性がなくなり、分解時にヒビや故障がおきてしまうこともあります。

そのため、古い洗濯機は分解掃除を断る業者も多いのです。

また、分解したことによって中の状態がわかり、部品交換の必要が出てくることもあります。

部品交換となれば別途費用が発生します。

分解掃除は1回数万円かかり、2回頼めば新しい洗濯機が買える値段に近くなります。

分解掃除を依頼するときには「使用年数と費用」を考慮して、

「買い替えと分解掃除のどちらが得か」

を考えてから依頼するようにしましょう。

高額な洗濯機は正しいメンテナンスで長持ちさせる

洗濯機は家電の中でも高額商品です。

洗濯機の寿命は、使用頻度と使い方によって大きく左右されるといわれています。

正しいメンテナンスをして、少しでも長くきれいな洗濯機を使ってください。(執筆者:式部 順子)