私たちの生活には、なくてはならないインフラとなってしまったECサイト「Amazon」で、「永代供養」と検索してみました。

すると、サイト上にはさまざまなノウハウ本が並びますが、その中に永代供養そのものを販売しているページを見つけました。

その名も永代供養墓「さいかいのひ」です。

もはや供養もAmazonで買う時代になったのでしょうか。

永代供養墓「さいかいのひ」36万円の内訳

永代供養墓「さいかいのひ」 36万円に含まれるもの

「さいかいのひ」は、横浜セントヒル霊園(横浜市保土ヶ谷区)の一角に設けられた永代供養墓です。

園内には一般墓も建てられており、予算やニーズに合わせたさまざまな大きさの区画が並びます。

さて、永代供養墓「さいかいのひ」の永代供養料は36万円で、次のものが含まれます

永代供養料

年2回の彼岸法要で僧侶による供養が行われます。

納骨手数料

納骨も霊園スタッフ立ち会いのもと行われます。

戒名授与

希望により戒名を授かることができます。

別途費用は不要です。

墓誌彫刻料

御影石の墓誌に故人の生前の名前を彫刻します。

永代管理料

霊園スタッフが毎日掃除や生花の手入れをします。

永代供養が36万円は高いのか、安いのか

永代供養が36万円は高いのか、安いのか

さて、「さいかいのひ」は永代供養料を36万円とうたっていますが、この値段は高いのでしょうか、安いのでしょうか。

結論を言うなら「相場の範囲内だが、もっと安いところもある」です。

同一エリア横浜市「永代供養墓」との比較

地域の傾向や相場がありますので、同一エリアの横浜市の他の永代供養墓と比較してみましょう。

港南区にある横浜市営日野こもれび納骨堂「合葬式納骨施設」は、60年間の使用で12万1,000円です。

内訳は、使用料7万4,800円 + 管理料4万6,200円となっています。

60年経過すると遺骨は合祀(ごうし)されるので実質的な永代供養といってもよいでしょう。

市内にはたくさんの民営霊園や寺院があり、永代供養を受け付けています。

神奈川区にあるグランディアメモリアル横浜の永代供養墓「帰西廟」は、合祀(ごうし)型が15万円で個別型が30万円です。

そして、磯子区にある磯子霊園の「屋外納骨堂」は20万円~です。

また、日野区にある唱導寺の永代供養墓「久遠廟」も20万円~です。

ただし、価格の中に含まれるものは霊園や寺院によって異なる場合があります

参照:横浜セントヒル霊園「さいかいのひ 」

Amazonで永代供養墓を契約するメリットの有無

永代供養墓をAmazonで契約するメリットはあまりないでしょう。

Amazon経由で契約する方が、安価であったり、特典がついていたりするわけではありません

しかも、永代供養は立地やアクセス、施設の使いやすさやスタッフの人柄など、ウェブの情報だけではわからないリアルな部分が大きく影響するからです。

インターネット上には、さまざまな墓地・霊園・永代供養の情報サイトがあるので、まずはこちらから調べてみるのが賢明でしょう。(執筆者:葬儀業界15年、1級葬祭ディレクター 五十嵐 信博)