※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【介護用品の見直し】大人用「紙おむつ」 上手に使って節約しよう

シニア 介護
【介護用品の見直し】大人用「紙おむつ」 上手に使って節約しよう

介護が必要になってくると切っても切れない問題に「大人用紙オムツ」があります。

さまざまな種類があり、枚数も値段もいろいろあって、どう使えばいいか、分からないという人は案外多いものです。

使い方が分からないがゆえに、無駄に浪費してしまっていることも多いです。

そこで、今回は、大人用の紙おむつの解説と合わせて節約方法をご紹介します。

介護用品の見直し

大人用紙おむつの種類は2タイプ

大人用の紙おむつの種類は2タイプあります。

リハビリパンツ(紙パンツ)

歩行が可能な方や車いすに座っているけどトイレなら行くことができるという方は、上げ下ろしがしやすいリハビリパンツがおすすめです。

紙おむつ

ほぼ、寝たきりの方や夜間、1人でトイレに行くことができず、普段から尿漏れの心配があるという方は、日中はリハビリパンツでも、夜はオムツがおすすめです。

在宅介護の場合は、日中はリハビリパンツ、夜間は紙おむつと、両方を併用されている方が、多くいます。

さて、この紙パンツと紙おむつの値段の違いです。

 会社名 紙おむつM 紙パンツM
 ライフリー 20枚入り2,142円(税込) 22枚入り1,980円(税込)
 アテント 30枚入り2,163円(税込) 22枚入り1,963円(税込)
 リリーフ 15枚入り1,913円(税込) 18枚入り1,566円(税込)

※10,300円以上で送料無料。それ以下は送料がかかります。

参考:楽天

大人用紙おむつのメーカーはたくさんありますが、代表的なのは、この3つです。

すでに利用しているという方は実感されていると思いますが、紙おむつ、紙パンツだけを使うと費用はどんどんかさむ一方です。

そこで、上手に取り入れたいのが、尿取りパットです。

併用して使う「尿取りパット」

尿取りパッドを使えば、そのパッドを交換するだけで、オムツ、紙パンツは汚さずに済みます。

尿取りパットの各メーカーの値段の違いです。

会社名  夜用  昼用

 会社名 夜用 昼用
 ライフリー 22枚入り1,789円(税込) 24枚入り1,084円(税込)
 アテント 18枚入り1,443円(税込) 39枚入り986円(税込)
 リリーフ 16枚入り17,73円(税込) 30枚入り1,044円(税込)

参考:楽天

※1万300円以上で送料無料。それ以下は送料がかかります。

主に代表的メーカーで見ると値段は様々ですが、頻繁にパットを取り替えることが多いのは日中ですので、昼用の尿取りパットは安いものを選ぶと、節約につながります

節約のカギは「尿取りパット」にあり

この尿取りパットですが詳しくみていきますと、おむつ用・リハビリパンツ用と2種類あります。

おむつ用は、オムツに適したサイズのパットが入っています。

おむつ用は、お尻にかけて、パット部分が大きくなっているのが特徴です。

寝たきりの方は、おむつ用と書かれているパットを使用するとよいでしょう。

一方、リハビリパンツ用はテープが付いていてずれ防止になるので、パンツでずっと過ごされている方には、このテープが付いているパンツ用の尿取りパットをおすすめします。

用途にあった、パットを使うだけでも、尿漏れ防止に役立ちますので着替えやシーツ交換の手間を軽減させることができます。

洗濯の負担も減りますので、身体的負担の軽減のほか結果的に水道料金などの節約にもつながっていきます。

見直して負担を軽減

介護が始まると日々の介護に追われて、介護用品の見直し等をおこなう機会も難しいものです。

しかし、ちょっと立ち止まって「これは本当に今の介護に合っているかな?」と見直してみることで、消耗品を安く済ませることができる場合があります。

毎日の介護で気になること負担に感じていることがありましたら、ケアマネ―ジャーや利用している介護サービスのスタッフ、お住まいの介護相談窓口に声をかけてください。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)

《佐々木 政子》
この記事は役に立ちましたか?
+5

関連タグ

佐々木 政子

執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子 佐々木 政子

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう! 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集