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【介護をする人のリフレッシュ】無料から数千円で使える介護サービス3つ 介護疲れ防止に

シニア 介護
【介護をする人のリフレッシュ】無料から数千円で使える介護サービス3つ 介護疲れ防止に

介護は、出口の見えないトンネルです。

ホームヘルパーは、介護を頑張っている家族の不安や悩みを相談されることがあります。

介護のストレスをためている家族は、たくさんいます。

そんななかで、ストレスをためないように、現在介護に携わっている家族をリフレッシュさせる目的の介護サービスがあります。

今回は、そんな家族のリフレッシュにつながる介護サービス3選をご紹介します。

介護疲れをリフレッシュ

1. 家族の介護休業日を作りたい!そんな時は「ショートステイ」へ

ショートステイ(短期入所生活介護、療養介護)は、特別養護老人ホームや専用の施設に、利用者が短期間泊まって入浴・排せつ・食事の介護を受けられます。

また、

・ 機能訓練と言ったリハビリ

・ 施設の行事やレクリエーション

に参加も可能です。

ショートステイの利用は、ケアマネージャーを通して利用できます。

ショートステイの介護利用料(介護保険適用分)

ショートステイの介護利用料
≪画像元:厚生労働省

※単独型:ショートステイ専門の施設を単独型といいます。
 
※併設型:敷地内に、デイサービスや老人ホームが併設されている事を併設型といいます。

※ユニット:10人程の利用者を1つの集団として、介護をします。台所、食堂、浴室は共同で、部屋は個室です。

これ以外にも、部屋代・食費が、自費で別にかかります

食費は600円~1,000円ほどです。

部屋代は1泊2日で、約2,000円~5,000円です。

施設によって変わりますので、値段を抑えたいときは、ケアマネージャーに相談すると安いところを探してくれます。  

ショートステイの利用料金は、介護度により変わりますが、

1泊2日で約4,000円~5,000円

です。

最近ではネットでも、ショートステイの使用料金の見積もりをシミュレーションできます。

家族によっては、毎月決まった曜日を希望して利用するというケーズもあります。

例えば、第1土曜と第3土曜を家族の介護休業日として、利用する方もいます。

決まった曜日をあらかじめ、ケアマネージャーに相談していれば、予約を取りやすいといういメリットもあります。

ただ、年末年始やGWといった時期は、利用したい人が増えるので、早めに申し込んでおくことをおすすめします。

2. 仕事終わりにゆっくりしたい!そんな時は「夜型のデイサービス」へ

デイサービスは、昼間に通うイメージですが、最近では、夕方からのデイサービスも増えてきています。

「トワイライト型デイ」や「ナイト型デイ」と言って、15時頃や夕方から利用が始まり、晩御飯を食べて、お風呂に入ってゆっくりして帰るというものです。

例えば、17時30分~20時30分で利用した場合の費用は、食費などをいれて1,000円~2,000円ほどです。

突然の残業や仕事が夜遅い家族だけではなく、「仕事が終わってからひと息つきたい」という家族のために、便利なサービスです。

夜型のデイサービス

3. 介護している家族を応援!市町村の「介護者のリフレッシュ事業」

介護者のリフレッシュ事業
≪画像元:帯広市

現在、さまざまな市町村が、介護をしている家族がストレスを抱え込まないように「リフレッシュ事業」というものを実施しています。

このほかにも、

・ 介護をしている家族同士の集まり

・ 介護に関する悩み相談

・ 専門家による講演会

といったものもあります。

どれも無料から500円ほどで参加できます。

一度お住いの市町村のリフレッシュ事業を検索してみてください。

すてきな、リフレッシュを自治体が用意している場合があります。

在宅介護がいかに大変か、認知されてきている証拠

介護をしている家族のための言葉で、「レストパイトケア」という言葉があります。

これは、休む・小休止という意味です。

介護をしている家族のストレスを軽減しようと、この「レストパイトケア」が注目されています。

それだけ、在宅介護がいかに大変かと認知されてきている証拠です。

ぜひ、ショートスティやナイト・トワイライトデイを利用して介護から離れ、介護を頑張っている自分へリフレッシュする時間を作ってあげてください。(執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子)

《佐々木 政子》
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執筆者:現役老人ホーム施設長 佐々木 政子 佐々木 政子

ケアマネージャーを7年経験して、現在は現役で老人ホームの施設長を務める介護のプロです。女性ならではの目線も入れながら、介護に悩み困り不安を持つ皆さまにお役立ち情報を提供していきたいと思います。我が家の親も要介護者です。同じ目線で不安と戦っていきましょう! 寄稿者にメッセージを送る

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