筆者は、何度も全国旅行支援を利用してきました。

できればこれからも続いてほしいものです。

来年以降の全国旅行支援について、観光庁より発表がありましたので、変更点などを詳しく解説します。

全国旅行支援2023年からこうなる

現行の旅行支援は12/27まで

年明け以降の観光需要喚起策≪画像元:観光庁

現在実施中の全国旅行支援、当初は対象期間を12月下旬としていましたが、11月25日にその具体的な日程が判明しました。

12月27日宿泊分(12月28日チェックアウト分)までです。

ちょっと早めに仕事納めをして旅立てば、現行の全国旅行支援の恩恵にあずかれますね。

日帰り旅行は12月27日分までが対象なので、注意してください。

年明け以降も継続予定だが、変更点あり

年明け以降の変更点≪画像元:観光庁

2023年の全国旅行支援はどうなるのか、気になる方もいるでしょう。

年明け以降も全国旅行支援は継続されますが、いつからいつまでなのか具体的な日程は決まっていません。

そして、全国旅行支援の制度も若干変更になるとのことなので、変更点を1つずつ紹介しましょう。

1. 割引額上限が引き下げ

現在の全国旅行支援では、交通付きの宿泊の割引額上限が8,000円でした。

筆者もこれをフル活用して、1泊8,000円引きとなる3泊4日のツアーに参加して、合計2万4,000円引きされました。

年明け以降の全国旅行支援では、これが上限5,000円に引き下げられます

同じツアーに参加しても、3泊4日で9,000円も割引額が少なくなるのは大きいですね。

交通なしの宿泊・日帰り旅行については、現在は上限5,000円ですが、これが3,000円に引き下げられます

2. 割引率の上限が40%→20%に

現在の全国旅行支援では、割引率が最大40%でした。

年明け以降の全国旅行支援では、これが最大20%に引き下げられます。

1泊1万円のホテルに宿泊(交通なし)した場合、現在は4,000円引きされますが、年明け以降は2,000円しか割引されません。

もっとも、あっという間に上限額を超えそうな高級ホテルは、割引率引き下げの影響は少ないかもしれません。

3. 平日にもらえるクーポンが最大3,000円→2,000円に

現在の全国旅行支援では、平日に1日あたり3,000円分のクーポンがもらえました。

筆者もこれをフル活用して、3泊4日のツアーで合計9,000円分のクーポンをもらいました。

年明け以降の全国旅行支援では、これが2,000円に引き下げられます。

1日2,000円分だと、ランチとお土産であっという間に消え、自腹が増えそうです。

休日にもらえるクーポンは、1日あたり1,000円で変わりません

4. 原則として「電子クーポン」に

電子クーポン≪執筆者提供≫

個人的には、これまでは紙・電子クーポンが混在していた状態から、年明け以降は電子クーポンのみになる点が、大きな変更だと思っています。

電子クーポンにはスマホが必須で、スマホを持っていない人はどうするのか調整中とのことです。

電子クーポンは面倒ということで、撤退するお店も出てくるかもしれません。

ただし悪いことばかりではなく、電子クーポンは1円単位で使えるメリットもあります。

額面1,000円の紙のクーポンはおつりが出ないため、1,000円に満たない分は「釣りは取っておいて」と口ではカッコよく言いつつ、心の中では泣く泣く放棄するしかありませんでした。

しかし、電子クーポンなら1円単位で使い切れます。

全国旅行支援使って旅行しよう

継続的な旅行支援を望む

2023年も全国旅行支援が継続の見込みです。

いきなり廃止にすると旅行需要が冷え込むことを考慮しつつ、少しずつ補助を少なくしていく考えでしょう。

利用者も「補助慣れ」してしまい、補助なしでは旅行に行かなくなるかもしれません。

そうならないよう、ゆるやかな変更を加えつつ、長期的な支援をしてほしいものです。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)