セゾン自動車火災保険は、SOMPOグループの一員として運営されています。そもそも「セゾン」といえばクレジット事業で有名な会社なので、高い信頼性を獲得しているといってもいいでしょう。
セゾンが運営している自動車火災保険は、「おとなの自動車保険」という名称です。最近ではTVやインターネットの広告でもよく名前を聞くという方も多いかもしれません。
今回の記事では、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」について、その特徴や主な補償内容、メリット・デメリットや実際に利用している方の口コミまで幅広く紹介していきます。
これからセゾン自動車火災保険に加入したいと考えている方、さまざまな自動車保険の情報収集をされている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
TVCMでも話題!セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」とは?

「おとなの自動車保険」とは、セゾン自動車火災保険が提供している商品のひとつです。
おとなの自動車保険は、年齢や走行距離などの状況を考慮しつつ一人ひとりに合った保険料を提案していることが大きな特徴といえるでしょう。
また、割引プランも豊富に取り揃えていることも特徴のひとつです。新規契約者だけでなく継続して契約している方もよりお得に利用できるような制度を整えています。
万が一事故を起こしてしまった場合でも、おとなの自動車保険に加入していれば事故対応のサポートを受けることができます。
24時間365日の受付体勢で、事故が起こった際はALSOKの隊員が現場に駆けつけてくれるサービスも展開しています。
このように、セゾン自動車火災保険が提供する「おとなの自動車保険」は、自動車を運転する全ての人に安心をお届けするために提供されている自動車保険のひとつといえるでしょう。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の4つの特徴
続いて、おとなの自動車保険に関する特徴をさらに具体的に解説していきましょう。
セゾン自動車火災保険が運営する「おとなの自動車保険」には、主に4つの特徴的な点があります。それぞれの特徴は、以下の通りです。
- 安心の事故対応30年の実績
- 事故率が低い40〜50代がメインターゲット
- 全国約13,000ヶ所にロードアシスタント拠点がある
- 契約後も安心の丁寧なフォロー体制
これらの特徴について、それぞれ詳しく解説しましょう。
安心の事故対応30年の実績
おとなの自動車保険は、事故対応のサポートが非常に手厚いことが特徴のひとつです。30年間もの間でさまざまな事故対応を行ってきた実績があるので、あらゆる事故に関するノウハウを持っています。
多くの自動車保険では24時間365日の受付、ロードサービスを行ってます。しかし、会社や契約によっては現場かけつけサービスが付随していない場合も多いのです。
おとなの自動車保険では、万が一自分たちでは手の施しようがなくなった事故や実際に現場を見てもらいたいという場合、ALSOKの隊員が現場に急行してくれるサービスを提供しています。
これは、おとなの自動車保険を契約した方全員に提供される無料のサービスです。
事故が起きて気が動転している状況で、電話の対応はしてくれても実際にその場に会社の方がいてくれないと不安という方も多いので、現場急行サービスは必要不可欠といえるでしょう。
ALSOKの拠点は全国に2,400ヶ所があり、事故現場に最も近い拠点から直接現場対応をしてもらえます。
おとなの自動車保険における「ALSOK事故現場安心サポート」は開始から5周年を迎え、多くの契約者から利用されています。
素早い事故対応はもちろんですが、事故の対応がきちんと完了するまでは専門の担当者が丁寧なサポートを行っています。
事故に関する豊富な知識や経験を兼ね備えたプロフェッショナルが担当としてついてくれるため、相手方との電話対応はもちろん修理に関する問い合わせ、さらには病院への連絡まで徹底的にサポートをしてもらえます。
事故対応の専任担当者とは、LINEで連絡を取り合うことが可能です。普段利用しているツールで連絡を取り合うことができるので、いつでも繋がっているという安心感を手に入れることができます。
提携修理工場は、全国に約1,260ヶ所あります。
工場では破損した車両の引き取りや修理、修理後の納車までおまかせすることが可能となっています。
その他、修理箇所hの補償サービスや修理中の代車無料サービス、車両の無料引き取りサービスなども展開しているので、どんな状況にも対応が可能といえるくらい豊富なサービスを取り揃えています。
事故率が低い40〜50代がメインターゲット
まだ運転に慣れていない若者の場合は事故を起こしてしまう割合が高くなるので、自動車の保険料も割高になります。
一方で車両の運転にも慣れて事故率が低いといわれる40代~50代になると、保険料が安くなります。
そして、さらに年齢を重ねると判断力も弱まって事故率が高くなっていくので、最も保険料が安いのは40代~50代の世代なのです。
従来の自動車保険は「18歳以上(全年齢)」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」などと、若い世代であれば比較的細かく年齢条件が見られていました。
しかし、35歳以上になると年齢条件はほぼなくなり、最も事故率の低い40代や50代でも「35歳以上」の一律料金で保険料が決まる場合が多かったのです。
おとなの自動車保険は、最も事故率が低くなりやすく保険料も安くなりやすい世代である40代~50代に着目しました。その事故率の低さを考慮し、よりお得な価格で保険に加入できるよう制度を整えたのです。
実際に、おとなの自動車保険を契約している方向けのアンケートで、「なぜおとなの自動車保険を選んだのか?」という質問に対する答えの1位は「保険料が安い」ことという結果が出ています。
必要な補償が自由に選べることはもちろん、さまざまな割引があることも決め手のひとつだといえるでしょう。
全国約13,000ヶ所にロードアシスタント拠点がある
おとなの自動車保険では、ロードアシスタント特約(ロードサービス)も非常に手厚く行っています。
セゾン自動車火災保険が提供するおとなの自動車保険では、全国に約13,000ヶ所ものロードサービス拠点を設置しています。
そのため、街中はもちろんドライブ中の高速道路、山道や人通りの少ない道でトラブルが起きた場合でもすぐに対応してもらえる場合がほとんどです。
おとなの自動車保険では、1回の事故やトラブルにつき、15万円を限度にロードサービスの補償を行っています、
例えば、バッテリーが上がってしまった際の対応や鍵の開錠、スペアタイヤへの交換やボルトの締め付け、オイルや冷却水の補充や各種取り付け・取替作業などです(部品代やオイル、冷却水代は契約者負担)。
もちろん、レッカー搬送費用と合わせて15万円以内であれば大掛かりな処置も可能です。例えば、1メートルを超える脱輪の引き上げ、クレーン作業などによる脱輪の引き上げなども対象になります。
その他運搬作業なども、15万円以内の補償に収まるのであればそのまま対応が可能です。
万が一契約車両がレッカーにて搬送された場合は、その移動や宿泊に要した費用についても保険で補償がされます。
走行不能になった場所から最寄りの宿泊施設など、臨時で宿泊した際の費用や目的地までの移動費用についても心配はいりません。
この場合、宿泊費用は1名につき1万円を限度、移動費用は1人につき2万円を限度として補償がされます。
もしも見慣れない土地でトラブルが起こってしまい、現在地が分からないという場合でも大丈夫です。そういった場合は、GPSを利用して契約車両の位置を特定してくれるので、あとは待つだけで問題ありません。
また、燃料が切れてしまった際の給油サービスも行っています。燃料のお届けは保険期間中1回までであり、契約年数に関わらず無料での提供は最大10リットルまでとなっています。
契約後も安心の丁寧なフォロー体制
おとなの自動車保険はインターネット型の自動車保険なので、保険料が割引になったり申し込みが全てインターネットで完結したりといったメリットがあります。
しかし、「直接窓口で相談したい」「インターネットの手続きが不安」という方も多いかもしれません。
おとなの自動車保険では、インターネットでの窓口はもちろん、電話でも相談することができます。
直接担当者と会って相談することはできませんが、電話で状況を伝えられるので契約者の状態によってはありがたいサービスといえるでしょう。また、重要な通知は郵送やメールでも案内が来るので、見逃してしまう心配も少なくなります。
おとなの自動車保険では契約者専用の「マイページ」を用意しています。加入後の契約内容変更があれば、マイページから24時間365日手続きが可能なので忙しい方でも安心して利用が可能です。
保険証券の内容を確認したり継続の手続きをしたりするのもWebでサクッとできるので、慣れている方にとっては非常に便利といえるでしょう。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の主な補償内容

ここからは、セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」における主な補償な内容について紹介しましょう。おとなの自動車保険では、豊富なラインナップの補償を幅広く取り揃えています。
また、おとなの自動車保険には「相手方との示談代行サービス」や契約者が契約車両以外の車両を運転していて事故を起こした場合も補償となる「他車運転特約」が必ずセットになっています。
おとなの自動車保険が提供している主な補償内容は、以下の通りです。
- 対人対物の補償
- 自分自身や搭乗者への補償
- 車両補償
- その他の補償
それぞれの詳しい補償内容について、詳しく紹介しましょう。
対人対物の補償
おとなの自動車保険には、契約と同時に自動でセットになってついてくる「基本補償」と、自分で必要な保障だけ選択できる「えらべる補償」の2種類があります。対人対物の補償は、以下のようになっています。
<対人対物の補償>
基本補償(自動セット) | えらべる補償 |
---|---|
・対人賠償保険 ・対物賠償保険 | ・対物全損時修理差額費用特約 |
まずは自動セットの対人賠償保険です。こちらは、契約車両における事故で他人を死傷させてしまった場合、法律における損害賠償責任を負担するために保険金を支払うものです。
対人事故による相手の支障は、賠償額がかなり高額になるケースも稀ではありません。
おとなの自動車保険における対人賠償保険の保険額は無制限なので、万が一大きな事故を引き起こしてしまっても金銭面での負担は安心です。
続いて、自動セットの対物賠償保険です。こちらは、契約車両での事故によって事故相手の車や近くにあった建物など、物を壊してしまった場合に補償されて保険金が支払われるものです。
対人事故と同じく、他人のものを壊してしまった場合は賠償額も跳ね上がるケースがあります。
対物賠償保険も対人賠償保険と同様に保証金額は無制限なので、電車などの公共物に損害を与えてしまった場合でも金銭の負担においては安心できます。
対人対物の補償は、「対物全損時修理差額費用特約」をセットでつけることも可能です。
ヴィンテージや年代物などの車両の場合、時価額は低くなりますが実際の価格はプレミアがついて高くなることもあります。一般的な自動車保険であれば時価額をもとに計算するので、対物補償ではそれを超えた金額の支払いができません。
しかし、おとなの自動車保険で対物全損時修理差額費用特約に加入していれば、相手方が補償との差額を請求してきた場合に最大50万円までの差額を保険会社から支払ってもらうことができるようになります。
車の価値は古ければ古いものほど上がるといった特殊なものもありますので、そういった場合はこの特約を利用するとスムーズに解決できる可能性があります。
自分自身や搭乗者への補償
自分自身や搭乗者に対する補償については、以下の通りです。
<自分自身や搭乗者への補償>
基本補償(自動セット) | えらべる補償 |
---|---|
・人身傷害保険 ・無保険車傷害特約 | ・搭乗者傷害特約 |
まずは基本補償のうち、人身傷害保険について解説します。
人身傷害保険とは、自動車事故によって自分自身や搭乗者が死傷した場合、実際にかかった治療費や働けない間の休業損害などを補償する保険です。
こちらは、実際にかかった損害額を保険金とし、会社基準で算出した保険金額を限度に支払いを行っています。
治療費や休業損害はもちろん、精神的損害や後遺症による介護料、亡くなられた場合の葬儀費なども支払いがあります。
基本補償の2つ目は、無保険車傷害特約です。こちらは、事故相手が万が一任意保険に加入していなかった場合に備えた保険です。
契約者が死亡もしくは後遺障害を負い、なおかつ事故相手が任意保険に未加入などといった支払い能力がなかった場合、この保険を利用して保険金を受け取ることが可能であり、金額は無制限です。
自分自身や搭乗者への補償のうち、えらべる補償は「搭乗者傷害特約」です。こちらは契約車両に同乗していた搭乗者の怪我を保証するものであり、入院の日数や後遺障害の有無によって支払金額が変わります。
搭乗者傷害特約は人身傷害保険とは別に保険金を受け取れます。人身傷害保険は実際の損害額が保証されるため、手元にお金が入るまでに時間がかかる可能性があります。
しかし、搭乗者傷害特約では一時金として保険金がすぐに受け取れるため、入院や通院の費用がすぐに必要な場合にも備えられます。
また、自動車保険には「等級」というものがあり、事故を起こして保険金の支払いを受け取った場合は翌年以降の等級が下がります。しかし、この特約のみ使用した場合は翌年の保険等級が下がりません。
また、搭乗者傷害特約の補償内容は搭乗者が入院や通院をした際にのみ補償される「入通院一時金補償型」か、死亡や後遺障害が残った場合にも補償される「死亡・後遺障害・入通院一時金補償型」の2つから選択可能です。
車両補償
続いては車両保険です。車両保険には基本補償がなく、全て自由に選択できる「えらべる補償」となります。
えらべる補償のうち、車両保険をセットにすることで選べる特約もあるので解説しましょう。車両保険の具体的な補償内容は以下の通りです。
<車両保険>
基本補償(自動セット) | えらべる補償 | 車両保険に付随してさらにえらべる特約 |
---|---|---|
なし(すべてえらべる補償) | ・車両保険 ・車両無過失事故に関する特約 | ・車両新価特約 ・車両全損修理時特約 ・事故時代車費用特約 |
まずは、えらべる補償の基本となる車両保険です。こちらは、相手のある事故や自損事故はもちろん、盗難や災害などの被害があった場合に保険金が受け取れる保険です。
補償の内容はかなり細かく選択できるので、組み合わせ自由でより自分に合った補償が受けられるしくみになっています。
車両保険の補償内容は、「車両同士の事故」「火災・落書き・台風」「盗難」「自宅・車庫での火災」「単独事故・当て逃げ」のうち、自分が必要なものだけを選択できます。
そのため、保険料も選んだものだけにかかるので安くて済む場合が多いです。
注意点としては、次の通りです。
- 車両同士の事故はあくまで他人との事故であること
- 自然災害による被害は、通常の保険場所で起こった場合補償されないこと(「自宅・車庫での水災」を選択すれば補償可能)
- 盗難による車両以外の被害は補償されないこと(「車両身の回り品補償」をセットにすると保証可能、しかし車両に被害がない場合は身の回り品のみの補償は不可)
- 単独事故や当て逃げのタイヤのみ破損した場合は補償されないこと
「車両無過失事故に関する特約」は、車両保険に加入した場合は自動的にセットになる保険です。
こちらは、契約車両の運転者に一切過失がなく、一定の条件を満たしている場合は「ノーカウント事故」として取り扱われる特約です。
一般的な保険の場合、どれだけ契約者に過失がない事故であっても、保険金を受け取った場合は翌年の等級が下がります。
しかし、この特約があることによって保険金の受け取りをした場合でもその事故がカウントされなくなり、等級に響かなくなるといった仕組みになっています。
ただし、契約者に飲酒や無免許などの過失があった場合、詐欺や横領によって被害が生じた場合、契約車両に不備があった場合などは条件を満たさないため、ひとつの事故としてカウントされるので注意してください。
次に、車両保険につけられる特約を3つ説明します。
1つは車両新価特約です。こちらは事故の被害に遭った車両が新車の場合、一定の条件を満たすことで再所得費用あるいは修理費用を受け取れるものです。
支払いと対象になるのは、契約車両が全損になって買い替える場合、全損になったがまた修理して乗る場合、全損ではないものの修理費用が新車価格の50%を上回って買い替えを行う場合です。
2つ目は、車両全損修理時特約です。こちらは契約車両の修理費用が車両保険金額を超える場合、50万円上乗せをした金額まで補償される特約です。年式が古い車両を契約している方におすすめです。
3つ目は、事故時代車費用特約です。こちらは契約車両が事故により修理となった場合、修理期間中のレンタカー料金を受け取れる特約です。1日当たりの支払い限度額は、「5,000円」「7,000円」「10,000円」から選択できます。
その他の補償(弁護士費用特約など)
その他の補償はさまざまな種類がありますが、一覧は以下の通りです。
<その他の補償>
基本補償(自動セット) | えらべる補償 |
---|---|
・他車運転特約 | ・ロードアシスタンス特約 ・弁護士費用特約・個人賠償責任特約 ・自転車傷害特約 ・ファミリーバイク特約 ・車両身の回り品補償 |
基本補償である他車運転特約は、レンタカーや知人の車両で事故を起こした場合、借用中の自動車を契約車両とみなして保険金が支払われる特約です。
えらべる補償の1つめは、ロードアシスタンス特約です。
こちらは一般的にロードサービスと呼ばれるもので、契約車両がトラブルによって自力走行できなくなった場合、スタッフが現場に急行して応急処置をしてくれるサービスです。
補償内容は先述した通り、おおよそ15万円までであればさまざまなサービスを受けることができます。
2つ目は、弁護士費用特約です。弁護士費用特約は、もらい事故において弁護士に相談する費用や委任する費用を受け取ることができる特約です。
被保険者と家族、あるいは契約車両に搭乗していた方が補償の対象となります。また、この特約を使用しても翌年の等級は下がりません。
3つ目は、個人賠償責任特約です。こちらは自動車事故以外の日常生活における事故によって、他人や他人のものに損害を与えた場合に保険金を受け取れる特約です。
保険金額は無制限であり、示談代行サービスの利用も可能です。
契約者自身や配偶者、同居の親族や別居かつ未婚の子が補償対象となります。
支払いの対象となるケースの例は、自転車に乗っていて相手に怪我をさせた場合、何らかの理由で他人の車に傷をつけた場合、子どもが誤って他人のものを壊した場合、お店の商品を壊した場合、ペットが他人にけがをさせた場合などです。
4つ目は、自転車傷害特約です。自分自身や家族が自転車に乗っている最中に転倒したり、他人とぶつかり怪我をしたりした場合に保険金が受け取れる特約です。自転車によく乗っている家族がいる場合は加入がおすすめです。
5つ目は、ファミリーバイク特約です。契約者や家族が原付バイクの運転中にけがをしたり、相手に損害を与えてしまったりした場合に保険金を受け取ることができます。
加入タイプは「ファミリーバイク特約(人身)」と「ファミリーバイク特約(自損)」の2種類があり、それぞれ補償範囲が違います。
人身は相手や自分の怪我補償、自損は相手と自分の怪我や物損は補償されるものの、相手にも責任がある場合は補償がされません。
6つ目は車両身の回り品補償です。こちらは、車両保険では補償されないものへの損害を補償するものです。
事故によって車両だけでなく積載していた物品にも損害が生じた場合、契約時に選択した「10万円」「30万円」「50万円」のいずれかを上限に保険金が受け取れます。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の8つのメリット

ここからは先述した特徴を踏まえつつ、おとなの自動車保険におけるメリットを簡潔に紹介します。おとなの自動車保険に加入する主なメリットは、以下の8つです。
- 一歳刻みで保険料が変わる
- 過去1年間の走行距離に応じて保険料を算出
- 保険料の年一括払いができるから保険料をより安くできる
- 万が一の時はALSOK隊員が事故現場に駆けつけてくれる
- 事故受付は24時間365日
- 専任担当者がLINEで事故対応完了まで丁寧にサポートしてくれる
- 割引プランが豊富で保険料を安く抑えることができる
- 親の年齢に合わせた年齢設定条件が可能だから親子で車に乗る家庭でも保険料を安く抑えることができる
これらのメリットについて、それぞれ解説しましょう。
一歳刻みで保険料が変わる
一般的には「18歳以上」「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」などと区切られることが多い自動車保険ですが、おとなの自動車保険は1歳刻みで保険料が変わります。
そのため、特に30代後半~50代後半くらいの保険料が安くなりやすい世代にとっては非常にお得です。
過去1年間の走行距離に応じて保険料を算出
おとなの自動車保険では、過去1年間の走行距離に応じて保険料が算出されます。走行距離が短いほど保険料は安くなるので、特に長距離運転が少ない方にとってはお得といえるでしょう。
保険料は走る分だけなので、どんな方にも安心です。
保険料の年一括払いができるから保険料をより安くできる
おとなの自動車保険では、保険料の年一括払いが可能です。分割払いだとどうしても手数料などがかかってしまいますが、一括払いだとスパッとその金額だけ払えるのでお得です。
1年分の保険料を貯めておき、一括で払うことでさらに保険料を安く済ませることが可能です。
万が一の時はALSOK隊員が事故現場に駆けつけてくれる
乗車中にトラブルがあって自力走行ができなくなった場合は、近くの拠点からALSOKの隊員が現場まで駆けつけてくれます。
そのため、JAFなどの会員になっていなくても安心して車に乗ることができます。
事故受付は24時間365日
事故はいつ起こるか分かりませんので、おとなの自動車保険では24時間365日事故対応ができるように体制を整えています。
ほとんどの保険会社が同じであるものの、やはりいつでも頼れるという安心感があるのは嬉しい点です。
専任担当者がLINEで事故対応完了まで丁寧にサポートしてくれる
事故が起こった場合は、専任の担当者がついて対応が完了するまで丁寧にサポートしてくれます。担当者との連絡はLINEで行うことができるので、非常に手軽で安心感があります。
割引プランが豊富で保険料を安く抑えることができる
おとなの自動車保険は割引プランやキャンペーンが豊富です。新規だけでなく継続でも割引が幅広く利用できるので、より保険料を安く抑えることができるでしょう。
親の年齢に合わせた年齢設定条件が可能だから親子で車に乗る家庭でも保険料を安く抑えることができる
おとなの自動車保険では、親が契約すれば自動的に家族にも補償が効くものがほとんどです。
そのため、親の年齢が40代~50代と保険料が安くなる年代であれば、車に乗りたての20代の子どもでも保険料が安く抑えられます。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」のメリット・注意点
続いては、おとなの自動車保険におけるデメリットや注意点について解説します。主なデメリット・注意点は以下の3つです。
- 補償選択の自由度が高いため自分に合った補償をしっかり選ばないと大変な目に
- 各種変更をインターネット上で行わなければならない
- 対面での相談ができない
これらについて、それぞれ簡潔に紹介しましょう。
補償選択の自由度が高いため自分に合った補償をしっかり選ばないと大変な目に
先述した通り、おとなの自動車保険における補償範囲の選択はかなり自由度が高いです。そのため、自分に合った補償を取捨選択することが何より大切といえるでしょう。
必要のない補償まであれこれつけてしまうと、月々の保険料がとんでもないことになってしまう可能性があります。

各種変更をインターネット上で行わなければならない
おとなの自動車保険はインターネット型の保険なので、全ての手続きがインターネット上で可能です。
しかし、裏を返せばインターネットでしか手続きができないため、不便だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
対面での相談ができない
おとなの自動車保険は、電話相談はできるものの対面での相談ができません。どうしても対面で担当者と相談したいという方は、代理店型の保険会社を選ぶのがおすすめです。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の良い口コミ・評判
ここからは、おとなの自動車保険にまつわる口コミについて紹介します。まずは良い口コミから3つほど紹介しましょう。おとなの自動車保険における良い口コミは、以下の通りです。
自動車保険の申込完了。
— 雪山のカオナシ🍥🗻⛷ (@____No_Face____) December 5, 2021
40代50代が安くなるおとなの自動車保険にした。
そんな年齢じゃないけれど🤔
安かったから。
20代ガキンチョなのにおとなの自動車保険が1番安い現象
— てりー (@terrringo) December 3, 2021
自動車保険🚗見直し💰
— みついも@転職👔×リベ大🦁×新米パパ👶 (@mitsuimomo) December 3, 2021
ソニー損保で契約中の妻の自動車保険。
継続すると17,800円→23,500円に上がるため、見直しました🤩
見積り一括サイトで検索‼️
おとなの自動車保険🚗
14,650円にしました🙌
キャンペーンでアマギフ1,500円ゲット😋ウマウマ
我が家は車2台持ちなので保険は少しでも抑えたい🤏
これらの口コミに共通する点は、とにかく保険料が安いことです。さらには、40代や50代のメインターゲットだけでなく、違う世代の方でもかなり保険料が安く済むことが分かります。
さらにはキャンペーンでギフト券がゲットできることもあるので、契約を検討している方は現在行われているキャンペーンもぜひチェックしてみてください。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」の悪い口コミ・評判
続いて、おとなの自動車保険にまつわる悪い口コミを2つ紹介します。悪い口コミは、以下の通りです。
そんぽ24がなくなっちゃっておとなの自動車保険加入してるんだけど、思ったより安くないから乗り換えたい。けど対応悪いところは嫌だし悩む…。
— ことぴこ (@fusuke0113) December 1, 2021
旅先で車のタイヤがパンクし最寄りのPAでおとなの自動車保険に連絡したらクソ対応
— RH (@RH987991) November 27, 2021
レッカー先までの移動はタクシーでも勝手に手配しろってPAでどう手配すんだよ…
PAの人に相談したら有難いことにレッカー先まで車で送ってくれたけど、この保険会社はクソすぎるので解約決定
ネット保険もピンキリな…
契約したけれど、思ったより安くなかった…という意見がありました。おとなの自動車保険は非常に自由度が高いため、特約をたくさんつけると金額が跳ね上がってしまうこともあるので注意が必要です。
また、トラブル時の対応が悪かったという口コミもありました。レッカーはしてくれたようですが、自分が移動する手立てについてはもう少し親切に相談に乗ってもらえると嬉しいものです。
自動車保険選びに迷っているなら複数を比較して自分に合った保険を見つけよう!

おとなの自動車保険以外にも、保険料が安くてお得な保険会社はたくさんあります。そのため、「結局どの保険会社を選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。
そういったときは、複数の会社を一括で比較できる「一括見積もりサービス」が便利です。条件を入力することでより自分に合った保険会社を絞ることができるので、迷っている方はぜひ利用してみてください。
セゾン自動車火災保険「おとなの自動車保険」に関するよくある質問
最後に、おとなの自動車保険にまつわるよくある質問について解説します。疑問に思っていることは契約前に解決し、すっきりとした状態で契約に臨んでいただければ幸いです。
弁護士費用特約とはなんですか?
弁護士費用特約とは、もらい事故において弁護士への相談や委託が必要となった場合、その相談費用や委託費用を受け取ることができる特約です。
こちらはえらべる補償となっていますので、必要だと思う方はオプションにて契約する必要があります。

「おとなの自動車保険」の加入手続きはインターネットのみですか?
おとなの自動車保険の加入手続きは、インターネットのみです。事故や契約内容についての相談は電話でも可能ですが、契約自体はインターネットのみなので覚えておいてください。
2台目以降の車の契約でお得な割引はありますか?
おとなの自動車保険には、セカンドカー割引(複数所有新規)があります。こちらは1台目が他社の契約でも適用になる割引です。
通常は6等級からのスタートですが、セカンドカー割引の場合は7等級からのスタートとなるので保険料が安くなります。
さらに、1台目もおとなの自動車保険で契約を締結している場合であれば、「おとなの2台目割引」が適用となり保険料から600円が割り引かれます。
また、1台目の車両の保険契約も継続すると、1台目の車両にもおとなの2台目割引が適用となるのでさらにお得です。
まとめ
今回の記事では、セゾン自動車火災保険が提供するおとなの自動車保険における特徴や補償内容、メリット・デメリットや実際の口コミについて解説しました。
おとなの自動車保険は保険料が安くなりやすい40代~50代をメインターゲットとしていますが、他の世代の方にとってもかなりお得な保険料で任意保険に加入することができます。
また、補償内容が幅広いことはもちろん、自分が必要なものだけ自由にカスタムすることが可能です。
実際に利用されている方からも保険料が安いと評判ではありますが、自由度が高いぶん自分に合った補償を取捨選択することが大切です。
おとなの自動車保険以外にもさまざまな保険会社があるので、選び方に迷ったら一括見積もりサービスを利用して自分にぴったりな保険会社を見つけてみてください。

※本記事の情報は2021年12月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。
<参考>