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ふるさと納税を始めて5年の私が「失敗した」3つのこと

「ふるさと納税」での失敗

ふるさと納税を始めて5年、

何をきっかけにふるさと納税を始めたのか

これまでにどんな失敗をしたのか

我が家の体験談を紹介します。

ふるさと納税を始める方は参考にしてください。

ふるさと納税を始めたきっかけ

私がふるさと納税を意識しはじめたのは、金利ゼロ時代で大手銀行に預金していても利息がほぼつかず、税金という支出を少しでも減らせないかと考えるようになってからです。

でも、実際にふるさと納税を躊躇していた1番の理由は「手続きが面倒」ということでした。

会社員の場合、税金手続きは年末調整で会社が行ってくれるため、どうしても税金対策の意識が低くなってしまいます。

医療費控除などで毎年確定申告を行っている方にとっては、あまりハードルは高くないかもしれませんが、確定申告が不要の人にとっては面倒なことですね。

この面倒な手続きのハードルを下げたのが、2015年4月に導入された「ワンストップ特例制度」でした。

この特例を使えば5か所までであれば確定申告が不要になったので、そのタイミングでふるさと納税を始めることにしました。

失敗その1:冷凍庫が常に満杯

ふるさと納税をすると決めてから、「欲しい返礼品で選ぼう!」と、還元率の高い食品をメインにチェックして選んだのが、「飛騨牛」や「四万十川うなぎ」、「みらい豚セット」などでした。

どれだけたんぱく質が欠乏していたのでしょうか?

肉ばっかり選んでしまいました。

届いたらどうなるかなど考えずに、好きなものを選び、さまざまな地域に寄付しました。

そして見事に同じタイミングで届きました。

全て冷凍品で、配達日は指定することができませんでした

そうなのです。ショッピングとは違うので、納税先の準備が整ったところから、先方の段取りで順次送られてくるので、冷凍品ばかり選ぶのは考えものですね。

「みらい豚セット」は大きなトレイにパックされたロースや切り落としなどが8パック位届き、我が家ではしばらく肉祭りが続きました。

このような失敗をしないために、例えば冷凍品の返礼品を選ぶ場合、申込むタイミングを1月、3月、5月という風に、しっかり間をあけて申込むとよいですね。

「冷凍庫が常に満杯になるのを回避 → 冷凍品は期間をあけて申込むべし」

失敗その2:季節ものはタイミングがある

受付期間が 限られていて短い

1年目の失敗を踏まえて、2年目は必需品の「米」や「ビール」の返礼品を選ぶことにしました。

折角ならば季節の果物も良いかなと思って調べたのですが、食べたいと思うものは「今期受付終了」となっているものが多くありました

一例ですが「デコポン」は2~3月発送で、受付期限が前年の6月~今年2月に終了。

「佐藤錦さくらんぼ」は6~7月発送で受付期限が前年の5~9月、「シャインマスカット」は9~10月発送で受付期限は7月~9月など、受付期間が限られていて短いのです。

旬のもので、「どうしてもこれが食べたい!」というものがある場合は、申込タイミングを事前にチェックしておくことが必要です。

本当は「デコポン」を頼みたかったのですが、間に合わず、翌年は忘れずに申し込もうと固く誓いました。

「季節ものはタイミングがあるので → 早めに申込期間をチェックすべし」

失敗その3:ポイント制で端数が出る

ふるさと納税で「ポイント制」を導入している自治体やポータルサイトがあるのはご存じですか?

3年目の納税のタイミングで、夏が旬の「岩牡蠣」を食べたいと思い、いろいろ探してやっと見つけたのがポイント制ポータルサイト内の長崎県新上五島町でした。

五島列島の岩牡蠣は夏季限定で、当時65ポイント(1ポイントは250円相当:1万6,250円)。

寄付金は1万円以上2,500円ごととなっていたので、1万7,500円寄付して70ポイントいただきました。

65ポイントで岩牡蠣を返礼品としてお願いし、残りの5ポイントは2年間繰り越し可能でした。

でも実際に翌年も同じように寄付するとなると、また1万7,500円(70ポイント)寄付して、前年の5ポイント+今年の5ポイントで10ポイントが残ってしまいます。

5~10ポイントでいただける返礼品はなかったので、金額を上げて2万円(80ポイント)寄付したとしても、欲しい返礼品(岩牡蠣)は65ポイントで、残り20ポイントでは良い返礼品が見当たらず、結局2年繰り越してポイントは消滅させてしまいました。

ポイントは納税した自治体のみでしか使用できず、同じポータルサイト内でも、他の自治体では使えないので気をつけて下さい

ポイント制で端数が出るのを回避 → どうしても欲しいものがある場合限定で利用

ふるさと納税で注意すべきこと

これらの失敗例は、返礼品の選び方でずいぶん異なりますね。

この他にも「きのこの詰め合わせセット」を申込んだ時は、思っていた以上に量が多くて使いきれず、ご近所に配りました。

これも最初から配る前提で申込んでいれば、全く問題のない事ですが、生ものでいつ届くかわからないときは困りものです。

これらのことからふるさと納税で注意すべきことをまとめると、「計画的に納税する」という一言に尽きるかもしれません。

・ 納税する時期を集中させずに少しずらす。
・ 旬のものは申込期間を調べておく。
・ ポイント制のサイトや自治体はどうしても欲しいものがある場合のみ、または年度末の納税で、ポイントを翌年以降に繰り越して大きなものを頼みたい時に利用する。

これらがふるさと納税で学んだ教訓でした。ふるさと納税は計画的に始めてください。