12月31日に納税しようとしたら…
ふるさと納税の仕組みとして「今年の年収によってお得になる金額が変わる」ということがあります。
そのため、賞与をもらった後の年末ぎりぎりの時期に申し込む人が多いようです。
しかも、クレジットカードでのふるさと納税が可能な自治体の場合、12月31日ぎりぎりまで申し込み可能なので、この時期に集中してしまいます。
実際に、私は平成29年の12月31日にふるさと納税をしようとしたところ、夕方の5時ごろには何とかつながっていたのですが8時ごろにはかなりつながりが悪くなり、ついにはタイムアウトになってしまいました。
このようなぎりぎりの場合、結局上限まで申し込めないということになりがちです。
年末に申し込んだら4月半ばに届いた
さらに、この時期に申し込んだ返礼品は、なかなか届かないことが多いです。私の場合一番遅い返礼品は今年の4月半ばに届きました。
申告に必要な書類は届いているので問題はないのですが、あまりに間が空いてしまうとわからなくなってしまいます。
予想年収から年間スケジュールを立てよう!
各ふるさと納税サイトには、寄付金額をシミュレーションできるページがあります。
ここで、確定申告の終わる3月ごろに、前年収入を目途にした予想年収で今年のふるさと納税をいくらまでするのかシミュレーションします。
今回私が計算してみると約5万5千円になりました。
何度も楽しみたい私は1万円のふるさと納税を5回やりたいなという計画ができます。
そして各自治体とも、返礼品が新しくなることが多い4月から具体的に選び出すと、いいものに出会えますよ。
春夏秋冬のフルーツや収穫品プラス年末には海の幸を購入するというようなプチ贅沢をするのもいいし、ビールやジュース、お米や洗剤など必要なものを購入する堅実派なお買い物もいいですね。
ちょっといい牛肉と、大量の豚肉を毎回頼むんだという人もいました。
このように計画していれば、1万円の予定だったけど2万円のものがいいなと思ったときに、次回1回お休みすればいいので、調整が簡単になります。
上手な支払方法は?
また、ふるさと納税は翌年の住民税額が変わる制度ですが、ふるさと納税を申し込んだ際に現金やクレジットカードなどで先に支払う必要性があります。
一度に支払いが来てびっくりするという事態も防げるので、計画的にふるさと納税をするのはおすすめです。
ただし、確定申告しないでワンストップ納税をする予定の人は1年間のふるさと納税をしたのが5自治体以下であることが条件になりますので注意が必要です。
ここで最大のポイントは、予定金額の7~8割までで抑えておくこと。
景気が悪くて賞与が出ないとか、家族構成が変わるなどで、実際の収入が予想通りとは限らないからです。
返礼品の種類だけでなく、金額から検索できるサイトもあって、2000円からふるさと納税できる自治体もありますから、12月に入ったころに、最後の調整をすると失敗がありません。
ふるさと納税にお勧めの時期。それは一年中ということ。生活に潤いができるように計画的にふるさと納税をしたいですね。