PayPayは、2024年3月に登録ユーザーが6,300万人を突破した便利なキャッシュレス決済サービスです。
買い物や食事などで、お得にPayPayポイントが貯まるため、利用している方は多いでしょう。
PayPayで特徴的なのは、貯めたポイントの運用です。ポイントを運用して資産形成ができるため、投資に興味のある方にはピッタリです。
しかしポイント運用について、どのように進めればよいのかわからないと悩んでいる方もいるでしょう。
本記事ではPayPayのポイント運用コース、ポイントがないときの対処法について解説します。
ポイント入手の方法もあわせて紹介するため、現在PayPayポイントを持っていない方もぜひ最後までチェックしてみてください。
還元率最大1.5%でポイントが貯まりやすい!
- PayPayで支払いをすることが多い
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
- クレジットカードがすぐに使いたい
年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・JCB ・Mastercard ・VISA |
ポイント還元率 | 1.0%〜5.0% |
申し込み対象 | 18歳〜 |
メリット |
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PayPay残高チャージに唯一対応 最大5%のポイント還元 申し込みから最短7分で利用可能 |
デメリット |
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楽天・Amazonの還元率が低い ヤフーカード会員は特典対象外 旅行やショッピング保険が付帯しない |
PayPayのポイント運用とは
PayPayのポイント運用は、PPSCインベストメントサービス株式会社が提供する疑似運用体験サービスです。
5つのコースから選べば、すぐにPayPayポイントで運用体験ができます。
投資信託やFXなどの一般的な資産運用方法では口座開設やまとまったお金が必要になる場合が多く、手が出せない方も多いでしょう。
しかしPayPayのポイント運用なら、口座開設不要で持っているポイントから任意の金額を利用できます。
運用残高はPayPayポイント残高にチャージできるため、運用益の利用も可能です。
ポイントのみで運用ができるため、投資初心者の方も安心して進められます。
PayPayのポイント運用5つのコース
PayPayのポイント運用をはじめる際は、5つのコースから選ぶ必要があります。
コースごとに投資先や運用期間の向き不向きがあるため、はじめる前に確認しておきましょう。
PayPayポイントの運用コースは次のとおりです。
- ゴールドコース
- テクノロジーコース
- スタンダードコース
- チャレンジコース
- 逆チャレンジコース
コースごとの特徴を認識し、自身に合っているものを選んでみてください。
ゴールドコース
ゴールドコースは、金で運用するETF(SPDR Gold Trust)の価格に連動するコースです。
株価が下落した際の影響が少ないため、長期運用に適しています。
一方、安定した投資先であるため得られる利益は小さめです。ポイントを一気に増やしたい方、リスクの高い投資に挑戦したい方は他のコースを選びましょう。
ゴールドコースの銘柄は、SPDR Gold Trust(GLD)です。
テクノロジーコース
テクノロジーコースはベンチャー企業向けの株式市場、ナスダックの中で最も代表的な100企業に分散して投資するコースです。
日々成長を遂げる企業に投資するコースであるため、変動は大きいですが短期運用には向いています。
将来性の高い企業に投資し、ポイント運用で大きな利益を獲得したい方におすすめです。
銘柄は、INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ)です。
スタンダードコース
スタンダードコースは、アメリカの代表的な複数企業に分散して運用するコースです。
テクノロジーコースに似ていますが、すでに成長した企業に投資するため長期運用に向いています。
ゴールドコースより利益を優先しつつ、安定性も重視したい方におすすめです。
銘柄は、SPDR S&P500 ETF(SPY)です。
チャレンジコース
チャレンジコースはスタンダードコースと同様、アメリカの代表的な複数企業に投資するコースです。
ただし変動の影響は3倍であり、株価が10%上昇すれば30%ものポイント上昇となります。
反対に、10%下落した場合は30%の損失となるため、損失も大きいです。
ハイリスクハイリターンのポイント運用コースとなるため、選ぶ際は注意しましょう。
銘柄は、Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares(SPXL)です。
逆チャレンジコース
逆チャレンジコースは、チャレンジコースの損益が反対になるコースです。
株価が10%上昇すればポイントが30%減り、株価が10%の下落すれば30%の利益を獲得できます。
株価下落の可能性があるときに逆チャレンジコースで運用すれば、PayPayポイントを上手に増やせるでしょう。
銘柄は、Direxion Daily S&P 500 Bear 3X Shares (SPXS)です。
PayPayポイント運用のメリット
PayPayのポイント運用には、多くのメリットがあります。
- 銘柄分析が必要ない
- 口座開設の手続きが不要
- PayPayボーナスで気軽にはじめられる
- いつでも取り出せる
- 株式投資よりリスクが低い
- 土曜と日曜に注文可能
運用では、利益を得ることが大きな目的です。
しかしPayPayのポイント運用はこれから投資をはじめたい方の練習としても有効であるため、幅広い方におすすめです。
ポイント運用のメリットを確認し、資産運用を体験してみましょう。
銘柄分析が必要ない
PayPayのポイント運用ではコースごとに銘柄が決まっているため、自身で銘柄について分析する必要はありません。
一般的な投資では、銘柄を分析して自身で投資先を決めなければならず、市場や企業の調査には時間がかかるため、投資に抵抗感を持っている方もいるでしょう。
しかしPayPayのポイント運用は、コースを決めるのみで銘柄が決まるシンプルなシステムです。
忙しいなかでも投資に挑戦したい方には、PayPayのポイント運用がピッタリです。
口座開設の手続き不要
PayPayのポイント運用で利用するのはポイントのみであり、現金は運用しないため口座開設なしでも利用できます。
本人確認をおこなわなくても運用をスタートできるため、すぐに投資を始めたい方にピッタリでしょう。
PayPayポイントで気軽にはじめられる
PayPayのポイント運用は、アプリのポイント運用をタップすればすぐに始められます。
ポイント以外の準備は必要ないため、気軽に挑戦できます。
またポイントのみの運用であるため、現金を投資するより精神的な負担が少ない点もメリットでしょう。
思い立ったときに確認するのみで疑似的に運用できるため、投資に気軽さを求める方にピッタリです。
いつでも取り出せる
PayPayのポイント運用では、運用中のポイントをいつでもPayPayポイントに戻せます。
取り出したポイントを別のコースに割り振れるため、柔軟に利用できるでしょう。
ただしポイントを利用する際は、ポイントを運用画面からPayPayに戻す必要があります。
運用中のポイントはそのまま利用できないため、注意しましょう。
株式投資よりリスクが低い
PayPayのポイント運用では株価が大きく下落しても、失うのはポイントのみです。
手元の現金に影響はないため、PayPayのポイント運用は非常にリスクが低く、気軽にはじめられるといえるでしょう。
もちろんポイントは買い物にも利用できるため、運用するポイントが多ければ損失は大きいです。
しかしポイントが減っても日常生活への影響は少ないため、株式投資よりリスクは低いでしょう。
土曜と日曜に注文可能
株式市場は土日祝日やお昼休みに稼働していないため、注文や取引ができません。
しかしPayPayのポイント運用はコースを選ぶのみとなるため、曜日や時間に縛られず注文可能です。
土日やお昼休みにゆっくりと投資について考えたい方には、PayPayポイント運用がピッタリです。
PayPayポイント運用のデメリット
PayPayのポイント運用には多くのメリットがありますが、次のようなデメリットもあります。
- 元本保証はない
- 現金として利用できない
- スプレッドがかかる
- 長期的な積み立ては困難
- 投資対象が少ない
ポイントを効果的に運用するためにも、デメリットを正しく把握しておきましょう。
元本保証はない
PayPayのポイント運用には元本保証がないため、投資をスタートした時点よりポイントが減る恐れもあります。
運用状況の確認を怠っていると、いつの間にかポイントが大きく減る可能性もあります。
状況はこまめに確認し、ポイントが減っているときは他のコースに切り替える、ポイントを引き出すなどして工夫しましょう。
現金として利用できない
PayPayのポイント運用で得た利益は、現金として利用できません。
もちろんPayPayポイントはPayPayで決済する際に利用できるため、PayPay対応のサービスには活かせます。
しかし現金に比べて利用できるシーンは限られるため、デメリットといえるでしょう。
運用で増やしたポイントを活かすには、積極的なPayPayの利用が重要です。
PayPayは多くの通販サイトや店舗で利用できるキャッシュレス決済サービスであり、登録者数は6,300万人を超えています。
普段からPayPayを利用しキャッシュレス決済の生活に慣れておけば、ポイントを増やすメリットが大きくなるでしょう。
スプレッドがかかる
PayPayのポイント運用では5つあるポイント運用コースにポイントを追加する際、スプレッドと呼ばれる仲介手数料がかかります。
PayPayのポイント運用におけるスプレッドは、100円未満であれば無料です。
しかし100円以上であればスプレッドがかかるため、運用できるポイントはスプレッドを除いた金額です。
ポイントをすべて運用できるわけではないため、注意しましょう。
長期的な積み立ては困難
PayPayのポイント運用は5つのコースに分かれており、長期運用に向いているものもあります。
しかし運用制度の都合上、本格的な長期積み立ては困難でしょう。
長期の資産形成を目的とした投資では、最低でも20年以上分散して運用を続けることで元本割れを防ぎます。
一方PayPayのポイント運用では20年超えの投資が目的とされておらず、元本割れを防ぐ仕組みもありません。
より確実に資産を増やすなら、積み立てを目的とした他のサービスを利用しましょう。
投資対象が少ない
PayPayのポイント運用では5つのコースからしか投資先を選べないため、投資対象が少ないといえます。
コースごとに投資先の特徴は異なりますが、それぞれの企業の詳細は確認できません。
特定の企業にのみ投資したい場合、他のサービスを利用すべきでしょう。
PayPayのポイント運用方法
PayPayのポイント運用は、PayPayのアプリがあれば簡単にはじめられます。
ポイント運用の手順や運用状況の確認方法、ポイントの追加方法について確認し、運用をスタートさせましょう。
ポイント運用の手順
PayPayでポイント運用をはじめる手順は、次のとおりです。
- アプリを開き、ホーム画面で「ポイント運用」を選択
- 利用規約を確認し、「上記に同意して続ける」を選択
- 「ポイント運用をはじめる」を選択
- 運用コースを選び、「ポイントを追加する」を選択
- ポイント運用額を入力し、「追加する」を選択
- 運用額を確認し、「追加する」を選択
- 追加された運用額を確認
ポイント運用の手順は非常に簡単ですが、PayPayアプリがなければ始められません。
まずはPayPayアプリをダウンロードしましょう。
ポイント運用のコースは5つに分かれていますが、1つに絞る必要はないため、ポイントに余裕があれば複数のコースを検討しましょう。
運用状況の確認や追加方法
PayPayのポイント運用をはじめたら、定期的に運用状況を確認しましょう。
アプリを開いてポイント運用を選択すれば、現在の状況を確認できます。
コースごとにチェックできるため、損益もすぐに把握できます。ポイントを追加したい場合は、ポイント運用画面の上部にある運用するボタンを選択しましょう。
コース選択画面が出るため、任意のコースに運用額を入力して追加してみてください。
ポイント運用画面ではチャートも表示されますが、細かな状況まで確認できるものではありません。
運用コースを選ぶ際の目安として考えてみてください。
PayPayポイント運用で損失が出た際の対処法
PayPayのポイント運用には元本保証がないため、損失が出た場合には対応が必要です。本記事で解説する対処法は、次の3つです。
- 何もせず様子を見る
- ポイントを引き出す
- ポイントを追加する
それぞれの対処法を確認し、効果的にポイントを運用しましょう。
何もせず様子を見る
損失が出たときは何かしなければと焦ってしまいがちですが、様子を見るのも大切です。
暴落した場合を除き、損失が出ても焦ってはいけません。
株価は常に変動するものとして捉ることが大切であり、一度下落しても再び上がる可能性は十分にあります。
1週間や1か月など、期間を決めて様子を見てみましょう。
不安でいてもたってもいられない場合、銘柄について詳しく調べると気持ちが落ち着きます。
本格的な資産運用する際の練習にもなるため、情報をもとにして冷静に株価を予想してみましょう。
ポイントを引き出す
損失が大きくなる場合は、一度ポイントを引き出すのもおすすめです。PayPayのポイント運用では、任意のタイミングでポイントを引き出せます。
株価の下落が続き不安な場合、ポイントを引き出しておくと安心です。
ポイントを引き出して以降も株価が下がり続けるようであれば、タイミングを見計らって最安値のときに再び投資するのもよいでしょう。
その後株価が上昇すれば、利益につながります。仕組みを理解して、上手にポイントを増やしてみてください。
ポイントを追加する
損失が出た場合、運用残高に応じてポイントを追加するのも一つのやり方です。
一度株価が下がれば、今後の値上がりにも期待できます。ポイントに余裕がある場合は、あえてポイントを追加して利益を狙いましょう。
また損失が大きくなっている場合、投資先を逆チャレンジコースに切り替えるのもよいでしょう。
逆チャレンジコースでは損失が利益となるため、株価が下落傾向のときも大きな利益を狙えます。
ただし100円以上のポイントでコース変更する際は、手数料となるスプレッドがかかります。
手数料を抑えるため、ポイント追加は慎重におこないましょう。
PayPayポイント運用のためのポイントがないときは?
PayPayのポイント運用サービスを利用するためには、PayPayポイントが必要です。PayPayポイントは、主に次の方法で獲得できます。
- PayPayカードの支払いで貯める
- LINEポイントを交換する
- 超PayPay祭を利用する
無料で獲得できるポイントも含まれているため、ぜひ参考にしてください。
PayPayカードの支払いで貯める
- PayPayで支払いをすることが多い
- Yahoo!ショッピングをよく利用する
- クレジットカードがすぐに使いたい
年会費 | 無料 |
国際ブランド | ・JCB ・Mastercard ・VISA |
ポイント還元率 | 1.0%〜5.0% |
申し込み対象 | 18歳〜 |
メリット |
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PayPay残高チャージに唯一対応 最大5%のポイント還元 申し込みから最短7分で利用可能 |
デメリット |
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クレジットカード「PayPayカード」を使えば、支払い金額に応じてPayPayポイントを貯められます。
利用金額200円(税込)ごとに1%の2ポイントが付与されます。
PayPayアプリに登録すると還元率が1.5%にUPしたり、Yahoo!ショッピングでの利用で5%の還元があったりするため、ポイントを効率よく貯められるでしょう。
なお、「PayPayカード ゴールド」なら基本のポイント還元率は1.5%になるため、より多くのポイントを貯められます。
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LINEポイントが貯まっている場合、PayPayポイントに交換してポイント運用をはじめられます。
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LINEポイントは、動画視聴サービスであるU-NEXTの無料体験やメルカリの会員登録などで貯められます。
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PayPayは随時お得なキャンペーンを実施しています。数あるキャンペーンのなかで超PayPay祭はお得度が非常に高いため、ポイント入手にピッタリでしょう。
超PayPay祭では、ポイント還元率が大幅に上昇するクーポンが数多く発行されます。
友人や家族を紹介すれば500ポイントがもらえる紹介キャンペーンもあるため、超PayPay祭開催期間中はPayPayを積極的に利用しましょう。
キャンペーンの詳細は、PayPayアプリで確認可能です。
まとめ
PayPayのポイント運用は、5つのコースから好みのものを選べば誰でも気軽にスタートできる運用体験サービスです。
投資に興味があってもリスクが高くて手が出せない方や、投資の体験をしてみたい方におすすめです。
PayPayポイントを余らせている方にもピッタリのサービスであるため、ぜひ利用してみてください。
また、クレジットカード「PayPayカード」を使えば、より効率よくPayPayポイントを貯められます。
PayPayのポイント運用を考えている方、現在運用している方は、今すぐPayPayカードを作成してみましょう。
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※本記事の情報は2024年4月時点のものです。
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PayPay