楽天ポイント投資は低リスクで初心者におすすめ!気になるメリット・デメリットを解説

楽天ポイント投資は低リスクで初心者におすすめ!気になるメリット・デメリットを解説

楽天ポイントを使った投資に興味があり、もっと詳しい情報が欲しいと思っている方もいるでしょう。

楽天ポイントを使った投資は低リスクで投資初心者におすすめですが、メリットとデメリットの両方があるため、理解しないまま始めてしまうのは危険です。

そこで当記事では、楽天ポイントを使って投資をするメリットやデメリットを始め、どのような方におすすめのサービスなのか、楽天証券の口座開設方法などについて解説します。

楽天ポイントの活用に興味のある方は、本記事を参考に低リスクな楽天ポイント投資を始めてみましょう。

楽天ポイントがザクザク貯まる!

楽天カード
出典:楽天カード
こんな方におすすめ!
  • 楽天市場でお得に買い物したい
  • メインカードを発行したい
  • 仕事用のクレジットが欲しい
年会費無料
国際ブランド・JCB
・Mastercard
・VISA
・AMERICAN EXPRESS
ポイント還元率1.0%〜3.0%
申し込み対象高校生を除く18歳以上
メリット
楽天市場でポイント最大17倍(※)
永年無料の年会費
2枚目カード発行もOK
※2024年4月1日から
デメリット
ポイント有効期限あり
ETCカードが有料

公共料金は0.2%還元
目次

楽天ポイント投資とは

楽天ポイント投資
引用:楽天証券公式HP

楽天ポイント投資とは、楽天証券で投資をするときに、楽天ポイントを利用できるサービスです。

楽天ポイントで投資が可能

投資信託、国内株式(現物)、米国株式(現物、円貨)など、楽天証券が取り扱う金融商品を購入する際に、価格の一部、もしくは全部を楽天ポイントで支払えます。

初心者におすすめな投資

ポイント投資ならば、お金を使わずに投資を始められます。

ポイントは楽天カードでの買い物や街中の楽天ポイント加盟店でカードを提示するなどして無料で貯められるため、お金を使った投資をためらっている方や、これから投資を始める初心者の方におすすめです。

通常ポイントのみ使用可能

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。

楽天ポイント投資で金融商品を購入する際は、期間限定ポイントは使用できません。

楽天ポイント投資で利用できるポイントは、通常ポイントのみである点を認識しておきましょう。

楽天ポイント投資のメリット

楽天ポイント投資のメリットは、次のとおりです。

  • 1円相当ポイントから利用できる
  • SPUの対象になる
  • 簡単に資産運用が始められる
  • つみたてNISAの利用が可能
  • 比較的貯めやすい楽天ポイントを利用できる
  • アプリで管理できる
  • 低リスクで投資を学べる

それぞれのメリットについて、順番に解説します。

1円相当ポイントから利用できる

楽天証券では、1ポイント(1円相当)から楽天ポイントを利用できます

少額から利用できるため、お試しで投資を始めたいとき、わずかに残っているポイントの使い道に困っているときなどに便利です。

ただし、最小買付単位は各銘柄によって異なるのでご注意ください。

SPUの対象になる

SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天が提供する各種サービスを利用すると、楽天市場で獲得できるポイントが最大17倍になるプログラムです。

ただサービスを利用していれば獲得できるポイントが増えるのではなく、定められた所定の条件を達成する必要があります。

楽天証券の場合、次の条件を満たすと楽天市場で獲得できるポイントを増やせます。

  • マネーブリッジの設定&当月合計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍
  • マネーブリッジの設定&当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍

両方の条件を満たした場合、楽天市場で獲得できるポイントは+1倍になります。

つみたてNISAの利用が可能

楽天証券では、NISAやつみたてNISAの購入にも楽天ポイントを利用できます。

通常、投資で得た利益には約20%の税金が課せられますが、NISAやつみたてNISAは売却益や配当金への課税がされません。

そのため、他の金融商品と比べてお得に投資できます。

比較的貯めやすい楽天ポイントを利用できる

ポイント投資に利用できる楽天ポイントは、さまざまな方法で貯められるのが特徴です。

具体的には、次のような方法があります。

  • 楽天カードで支払いをする
  • 楽天市場で買い物をする
  • 楽天モバイル、楽天ペイ、楽天Edyなど、楽天が提供するサービスを利用する
  • 街中の楽天ポイント加盟店で買い物をする

楽天市場での買い物で獲得できるポイントは、SPUを効果的に使うとポイント倍率をアップさせられます。

そのほか楽天が提供するサービスも、使い方次第で獲得できるポイントをアップさせられます。

ポイントアップ制度がある点に加え、インターネット上でも街中でも獲得できるポイントのため、比較的貯めやすいポイントであるといえるでしょう。

アプリで管理できる

楽天証券での取引は、「iSPEED(アイスピード)」というスマートフォンアプリで管理できます。

アプリがあれば、気になる銘柄の株価やニュースの確認、取引状況や保有資産の情報などをスマートフォンやタブレットで確認できるため、投資の機会を逃しにくくなるでしょう。

アプリはスマートフォン用とタブレット用(iPad用)で分かれています。

iPad用のアプリならば画面が大きい分できる作業も増えるため、iPadを持っている方はスマートフォン向けアプリと併用するのがおすすめです。

低リスクで投資を学べる

ポイント投資の元手になるのは楽天ポイントです。

買い物のついでに貯まっていくポイントを利用できるため、お金を使って投資するよりもリスクは低いでしょう。

楽天ポイント投資のデメリット

楽天ポイント投資のデメリットは、次のとおりです。

失敗すればポイントが無くなる

ポイント投資で失敗した場合、投資した分のポイントは戻ってきません。

たとえば、株をポイントで購入し、購入後に株価が下落しても、ポイントを取り戻すことは不可能です。

お金を使った投資と比べてリスクが少ないからといって、闇雲に投資すると失敗する恐れがあります。

ポイント投資をするときは、お金を使って投資するときと同じく、投資先を慎重に選ぶようにしましょう。

口座開設が必要

楽天ポイントを使って投資するためには、楽天証券の口座を所持している必要があります。

口座開設にあたっては、申し込みフォームへの記入や本人確認書類の提出など、さまざまな手続きが必要なため、面倒に感じる方もいるでしょう。

しかし、楽天証券の口座開設は、インターネット上で完結します。

実店舗に出向く必要がなく、自身の都合がよいタイミングで手続きできるのはメリットといえるでしょう。

投資可能ポイントに上限がある

ポイント投資は無限にできるわけではありません。楽天証券で利用できるポイントには上限がある点を認識しておきましょう。

投資に利用できるポイントの上限は、商品や会員ステータスによって次のように異なります。

投資信託の場合

スクロールできます
ダイヤモンド会員以外ダイヤモンド会員
スポット購入3万ポイント(1注文あたり)50万ポイント(1注文あたり)
積立注文(証券口座引落)3万ポイント(1日あたり)50万ポイント(1日あたり)
積立注文(楽天キャッシュ引落)3万ポイント(1日あたり)
10万ポイント(1か月あたり)
50万ポイント(1日あたり)
50万ポイント(1か月あたり)
積立注文(楽天カードクレジット決済)3万ポイント(1日あたり)
10万ポイント(1か月あたり)
50万ポイント(1日あたり)
50万ポイント(1か月あたり)

国内株式・米国株式の場合

スクロールできます
ダイヤモンド会員以外ダイヤモンド会員
1日あたりの上限3万ポイント50万ポイント
1か月あたりの上限10万ポイント50万ポイント

投資信託の場合は、購入方法によってもポイントの上限が異なる点に注意しておきましょう。

楽天ポイント投資がおすすめできる方

楽天ポイント投資がおすすめなのは、次の条件に該当する方です。

楽天サービスを利用している方

楽天ポイントを使った投資は、楽天のサービスを数多く利用している方におすすめです。

楽天のサービスを利用している方は、すでに楽天ポイントを保有しているでしょう。

そのため、楽天証券の口座を開設すれば、金融商品を購入するためのお金がなくてもすぐに投資を始められます。

楽天ポイントをすでに保有しており、すぐに投資を始めたいと思っているならば、ポイント投資に挑戦してみましょう。

投資に興味があるけれどリスクが怖い方

楽天ポイントは、楽天のサービスを使ったり、楽天ポイント加盟店で買い物したりすれば貯まります。

本来の目的の傍らで貯まっていくものであるため、楽天ポイントによる投資は、お金を使った投資よりも心理的なハードルが低くなるでしょう。

そのため、楽天ポイントを使った投資は、投資に興味はあるけど失敗するのが怖いと考えている方にもおすすめです。

現金を使わずに投資にチャレンジしたい方

楽天証券では、上限の範囲内であればポイント利用のみで金融商品を購入できます。

お金を使わないでも投資を始められるため、お試し感覚で投資をスタートしたい方や、本格的な投資を始める前に勉強したい方などにもおすすめです。

楽天証券口座の開設手順

楽天証券の口座を開設するときの手順は、次のとおりです。

  1. メール登録
  2. 本人確認書類の提出
  3. 個人情報の入力
  4. ログインパスワードの設定
  5. 初期設定
  6. 投資開始

1:メール登録

まずは、楽天証券の公式サイトにアクセスして、口座開設と書かれたボタンをクリックしましょう。

口座開設のボタンをクリックして次に進むと、楽天会員の方、楽天会員ではない方というボタンが出てきます。

楽天ポイント投資 始め方
引用:楽天証券公式HP

楽天会員ならば、楽天会員の方をクリックしましょう。会員IDとパスワードの入力画面が出てくるため、必要事項を入力して次に進んでください。

楽天会員以外の方は、楽天会員ではない方のボタンをクリックしてメールアドレスを入力しましょう。

2:本人確認書類の提出

メール登録が終了したら、次は本人確認書類の提出に移ります。口座開設時に提出できる本人確認書類は、次のとおりです。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(通知カードは不可)
  • 健康保険証
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 日本政府発行のパスポート(2020年2月以降に発行されたものは不可)
  • 在留カード
  • 特別永住証明書

運転免許証とマイナンバーカードについては、スマートフォンもしくはパソコンから提出できます。それ以外の本人確認書類は、パソコンからしか提出できません。

翌営業日までの口座開設を希望する場合は、運転免許証もしくはマイナンバーカードをスマートフォンから提出する必要があります。

3:個人情報の入力

本人確認書類を提出したら、個人情報を入力します。氏名、住所、電話番号など必要な情報を入力しましょう。

NISAやFX口座の開設など、追加サービスの有無についてもあわせて確認されるため、必要に応じて手続きを進めてください。

4:ログインパスワードの設定

本人確認書類の提出や必要事項の入力などが完了すると、口座開設の可否をチェックする審査が行われます。

審査結果は1〜3営業日で送られてくるため、しばらく待ちましょう。

審査に通過するとメールが送られてきます。メール書かれているログイン用のIDとパスワードを利用して、早速ログインして手続きを進めてください。

5:初期設定

ログインすると、取引を始めるのに必要な暗証番号、勤務先情報などを入力する画面が表示されるため、求められた情報を入力しましょう。

通常、初期設定は5分程度で完了します。

口座開設時にマイナンバーカードを提出していない場合は、暗証番号や勤務先情報などを入力したあとにマイナンバーカードの登録が必要です。

登録が完了するまで、取引は始められません。

6:投資開始

初期設定が完了すると、投資を始められます。開設したばかりの口座に投資資金を入金して、取引を開始しましょう。

投資資金は、マネーブリッジらくらく入金(楽天銀行の口座を持っている場合のみ)、インターネットバンキング、通常振り込みのいずれかを利用して入金できます。

楽天ポイント投資で効率よくポイントを増やすコツ

楽天ポイント投資で効率よくポイントを増やすときのコツは、次のとおりです。

投資信託の積み立てを楽天カードで決済する

楽天カード
出典:楽天カード
こんな方におすすめ!
  • 楽天市場でお得に買い物したい
  • メインカードを発行したい
  • 仕事用のクレジットが欲しい
年会費無料
国際ブランド・JCB
・Mastercard
・VISA
・AMERICAN EXPRESS
ポイント還元率1.0%〜3.0%
申し込み対象高校生を除く18歳以上
メリット
楽天市場でポイント最大17倍(※)
永年無料の年会費
2枚目カード発行もOK
※2024年4月1日から
デメリット
ポイント有効期限あり
ETCカードが有料

公共料金は0.2%還元

投資信託の積み立てを楽天カードで決済すると、決済額に応じて楽天ポイントを獲得できます。

ただし、ポイント還元率は販売会社が受け取る代行手数料に応じて次のように異なるため、注意しましょう。

代行手数料ポイント還元率
年率0.4%以上1.0%
年率0.4%未満0.5%
※代行手数料の年率は税込です。

代行手数料が変動するタイプのファンドのうち、代行手数料の変動幅が年率0.4%(税込)をまたぐファンドは、ポイント還元率指定ファンドとしてポイント還元率の指定があります。

楽天証券の公式サイトの中には、各ファンドのポイント還元率がどれくらいなのかを具体的に紹介したページがあります。気になる方はチェックしてみてください。

基本還元率1%でポイントが貯まりやすい!

ハッピープログラムで楽天銀行と連携

楽天証券 ハッピープログラム
引用:楽天証券公式HP

楽天証券の口座は、マネーブリッジと呼ばれるサービスに申し込むと、楽天銀行の口座と連携させられます。

両者の口座を連携させるとハッピープログラムと呼ばれるサービスへのエントリーが可能になり、ハッピープログラムにエントリーすると楽天証券での取引に応じて、次のとおりポイントを獲得できます。

スクロールできます
対象商品獲得ポイント取引件数
国内株式(現物売・現物買)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
国内株式(信用新規・返済)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
外国株式(現物売・現物買)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
米国株式信用(信用新規・返済)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
投資信託一定の残高を達成ごとに10〜500ポイント
個人向け国債買付金額3万円ごとに1ポイント買付金額100万円ごとに1件に換算
楽天FX10枚(10万通貨)ごとに1ポイント500枚(500万通貨)ごとに1件に換算
日経225先物取引(ラージ)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
日経225先物取引(ミニ)手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
日経225オプション手数料100円ごとに1ポイント手数料4,000円ごとに1件に換算
参照元:ハッピープログラム

なお、いずれの商品であっても、ポイント付与対象外となる取引があります。詳細については、参照元のリンクを確認してください。

楽天カードでスーパーポイントを貯める

楽天市場をはじめとするインターネットショッピングや街中での買い物に楽天カードを利用すると、カード利用金額100円につき1ポイントが貯まります。

さらに、楽天グループサービスを利用すると還元率がUPし、楽天市場での買い物でさらにポイントが付きやすくなります。

楽天市場×楽天カードでポイントを貯める
引用:楽天カード公式HP

貯まったポイントは楽天証券で利用できるため、買い物をするときは楽天カードを使って積極的にポイントを貯めるのがおすすめです。

基本還元率1%でポイントが貯まりやすい!

楽天ポイント投資に関するよくある質問

最後に、楽天ポイント投資について、よくある質問をまとめました。

ポイント投資とポイント運用の違いは?

ポイント投資とは、金融商品を購入する際に、楽天ポイントを利用して投資するサービスです。

たとえば、4,000円相当のポイントと6,000円のお金を組みあわせて、国内株式を1万円分購入するケースはポイント投資に該当します。

お金を使わず、1万円を全額ポイントで支払うケースもポイント投資に当てはまります。

ポイント投資の場合、ポイントはお金の代わりとして使われているため、損益が発生した場合はお金が増えたり減ったりします。

一方、ポイント運用とは、ポイントをポイントのまま使って投資するサービスです。

ポイントはお金の代わりに使われているわけではないため、損益が出た場合もお金が増えたり減ったりしません。代わりにポイント数が上下します。

個人で2つの口座を開設可能?

楽天証券で特定口座を複数開設することはできません。

金融機関がちがえば、それぞれの金融機関で口座を開設できるため、2つ目の口座を開設したい場合は楽天証券以外の金融機関で開設しましょう。

ただし、NISA口座は全ての金融機関を通して一人1口座と決められています。

おすすめのコースは?

金融商品によっては、購入時に手数料が発生するものがあります。

なかでも、国内株式を購入するときの手数料は超割コースといちにち定額コースの2つがあるため、どちらを選ぶか悩んでいる方もいるでしょう。

どちらのコースがおすすめかは取引の頻度や金額などにより異なっており、端的にまとめると次のとおりです。

超割コース・1日の取引回数や取引金額が少ない方
・楽天ポイントを貯めたい方
いちにち定額コース・1日の約定代金が合計100万円未満の方
・デイトレードをおこなう方

それぞれのコースの特徴をさらに詳しく知りたい方は、楽天証券の公式サイトを確認してください。

まとめ

楽天ポイントを使った投資は、1ポイントからできる上にSPUの対象にもなるため、楽天サービスを利用する方や初心者の方におすすめです。

ただし、投資に使用できるポイントは通常ポイントのみであり、期間限定ポイントは使用できません。

また、ポイント投資に似たサービスとしてポイント運用がありますが、別物である点は認識しておきましょう。

楽天ポイント投資で効率よくポイントを貯めるためには、投資信託の積み立てを楽天カードで決済したり、普段の買い物で楽天カードを使うのがおすすめです。

楽天カードは年会費永年無料で使えるクレジットカードです。ポイントを多く貯めたい方はぜひ申し込んでみてください。

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※本記事の情報は2024年4月時点のものです。
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