銀行系不動産会社の「日本土地建物販売」とは?特徴や評判・口コミ

日本土地建物株式会社

名の知れた大手企業が含まれる「みずほ銀行グループ」には、「日本土地建物販売」という不動産会社もあります。

CMや広告などではあまり見聞きしませんが、一体どのような会社なのでしょうか。

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  • 日本土地建物販売って、一体どのような会社なの?
  • 日本土地建物販売の口コミや評判は?
  • 日本土地建物販売は、どのような人にオススメなの?

そこでこの記事では、「日本土地建物販売」にフォーカスしてお伝えします。

この記事を読むことであなたは、銀行系不動産会社である日本土地建物販売とはどのような会社であるかということや、その特徴、評判について知ることができます。

1.日本土地建物販売とは

日本土地建物販売とは、日本土地建物株式会社の仲介事業が独立した会社。

日本土地建物とは、みずほ銀行系の不動産会社になります。

みずほ銀行は、旧第一勧業銀行、旧富士銀行、旧日本興業銀行が合併してできた銀行です。さらに、旧第一勧業銀行は、日本勧業銀行と第一銀行が合併した銀行となります。

このうち、日本土地建物は、日本勧業銀行の流れをくむ会社です。

日本勧業銀行とは、1896年(明治29年)、農工業の改良のための長期融資を目的に「日本勧業銀行法」(勧銀法)が制定され、翌年に政府を中心に設立された銀行です。

1954年に勧友ビルディングという会社名からスタートしており、社歴としては65年の会社となります。

日本土地建物は主にビル賃貸業を行っている会社ですが、不動産仲介業も一部行っていました。

1992年に不動産仲介業部門を分離独立させてできたのが、日本土地建物販売という会社になります。

日本土地建物販売は、会社の規模としてはそれほど大きくなく、従業員数としては125名の会社。

支店としては、都内に4支店、その他、横浜、名古屋、大阪、福岡に1店舗ずつあり計8支店の会社となっています。

日本土地建物販売の主な事業内容としては仲介業ですが、法人を相手とした法人仲介が中心となっているのが特徴です。

以上、ここまで日本土地建物販売について見てきました。

では、業界内での日本土地建物販売の位置づけはどのようなものでしょうか。

2.日本土地建物販売の不動産業界での位置づけ

公益社団法人不動産流通推進センター(2020年9月発表)によると、2020年3月時点での仲介各社の売上ランキングは以下の通りです。

日本土地建物販売は、全体の中で22位にランクインしています。

No.企業名取扱高 (百万円)手数料収入 (百万円)手数料率 (%)仲介件数 (件)1件あたりの手数料収入(百万円)1件あたり平均物件価格(百万円)店舗数
1三井不動産リアルティグループ1,783,23284,9854.8%42,8181.9841.65282
2住友不動産販売1,287,50867,0635.2%37,7151.7834.14276
3東急リバブル1,315,94262,2614.7%26,4372.3649.78190
4野村不動産グループ872,33735,1564.0%9,5153.6991.6892
5センチュリー21636,39631,0884.9%25,9021.2024.57978
6三井住友トラスト不動産 472,42620,2214.3%7,6842.6361.4872
7三菱UFJ不動産販売405,96916,3494.0%5,1273.1979.1844
8みずほ不動産販売407,80416,0013.9%4,0433.96100.8752
9積水ハウスグループ243,23112,0284.9%8,2411.4629.51114
10オープンハウス236,42210,9794.6%5,6951.9341.5144
11三菱地所リアルエステートサービス450,0488,5981.9%1,0957.85411.008
12東宝ハウスグループ177,7128,5284.8%5,1481.6634.5218
13大京穴吹不動産167,6107,9944.8%6,3041.2726.5975
14住友林業ホームサービス156,3966,8954.4%4,2651.6236.6754
15大成有楽不動産販売グループ164,2286,5094.0%3,8931.6742.1940
16大和ハウスグループ185,9026,4013.4%4,3091.4943.1463
17イエステーション123,6806,1655.0%7,8270.7915.80145
18近鉄不動産107,2085,5925.2%4,1641.3425.7546
19スターツグループ115,6555,0654.4%2,2632.2451.11105
20東京建物不動産販売144,5904,2883.0%1,0863.95133.1411
21長谷工リアルエステート108,3014,1463.8%1,9992.0754.1838
22日本土地建物販売108,2173,0332.8%29910.14361.939
23三菱地所ハウスネット76,2802,8433.7%1,4271.9953.4522
24リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ55,6782,7304.9%1,1602.3548.0010
25ポラスグループ55,8362,6804.8%2,5261.0622.1050
26伊藤忠ハウジング105,1402,0001.9%2,0820.9650.502
27小田急不動産46,1971,9624.2%1,2831.5336.0120
28ナイス59,7491,8953.2%1,1961.5849.9615
29朝日住宅28,9791,2364.3%1,0061.2328.819
30京王不動産24,7631,1134.5%6831.6336.2611
31相鉄不動産販売18,5949795.3%6641.4728.008
32京急不動産7,1853565.0%2301.5531.2412

出典:公益社団法人不動産流通推進センター「不動産業統計集2020(2020年9月発表)

日本土地建物販売はランキングこそ22位ですが、仲介件数がランキング表の中で最も少ないのが特徴です。

つまり、少ない仲介件数で、大きな売り上げを上げていることになります。

なぜ少ない件数で大きな売り上げが上がるかというと、日本土地建物販売は法人仲介を中心とした会社であり、1つ1つの物件の金額が大きいことが理由です。

以上、ここまで業界での位置づけについて見てきました。

では、日本土地建物販売にはどのような特徴があるのでしょうか。

3.日本土地建物販売の特徴

日本土地建物販売の特徴は、法人仲介を中心に扱っているという点。

  • 法人仲介は、企業が持っているオフィスビルや商業施設、社宅、倉庫、遊休地といった金額の大きな不動産の仲介のこと
  • 個人仲介とは、戸建てやマンションといった個人が保有している不動産の仲介のこと

日本土地建物販売では、原則として個人が保有している不動産の仲介は積極的に行っていません。

日本土地建物販売のことを知らない人も多いと思いますが、個人を対象として商売をしているわけではないため、個人向けの広告宣伝活動を行っていないことも理由の一つ。

また、店舗も通常の不動産会社のような路面店ではなく、オフィスビルの中にあるため目立たない作りとなっています。

そのため、店舗を見たことのある人も、ほとんどいないものと思われます。

一方で、日本土地建物販売は、法人の間では、比較的認知度が高いです。

日本土地建物販売は、親会社である日本土地建物がCRE戦略支援という事業を行っています。

CREとはCorporate Real Estateの略であり、企業不動産のこと

簡単に言うと、法人の持っている不動産を、売ったり、有効活用したりして、企業の価値を上げるという戦略。

CREという言葉は、かなり認知されてきましたが、日本土地建物は日本で最初にCREという言葉を使いだして、企業向けの不動産コンサルをしていました。

よって、大企業の不動産担当者の間では、日本土地建物は広く認知されている存在であり、その子会社である日本土地建物販売も法人の間では認知度が高いです。

法人も、何らかの事情によって保有している不動産を売却することがありますので、そのような場合には日本土地建物販売のような法人専門の不動産会社が仲介を手伝うことになります。

法人の不動産売却については下記記事で詳しく解説しています。

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以上、ここまで日本土地建物販売の特徴について見てきました。

では、日本土地建物販売の口コミや評判はどのような感じでしょうか。

4.日本土地建物販売の口コミ・評判

日本土地建物販売は、基本的にインターネット上の口コミがありません。

理由としては、個人が顧客とはなっていないため、何か不満のある個人がインターネットに書き込むようなケースがないため。

インターネットに口コミや評判が載るのは、基本的にはほとんど個人を相手とした商売であり、法人が相手となる商売では、インターネット上の口コミ現象はあまり生じません。

利用者の口コミはありませんが、元社員の口コミはインターネット上にあります。

一般的に、従業員満足度の高い会社は顧客満足度も高いため、ここでは従業員がどのように感じているのかを紹介します。

日本土地建物販売に対する良い口コミ

  • 福利厚生として保養施設や提携ホテルがあり、格安で泊まれるため家族がいる方はよく利用している。また対象者であれば住宅手当や家族手当もあるため、表面上の給与額よりも多く給与が出ることもある。企業年金(確定給付型)も用意されている。(2018年頃)
  • 良くも悪くも任される環境であるため、基本は自分で考えて判断するしかなく、判断力が養われる。色々な関係者を巻き込んで業務を進めていく必要があるため、どのようにすれば周囲が動いてくれるか考える力がつく。自身で顧客開拓が必要であるため、自ずと行動力が身につく。(2018年頃)

※出典:カイシャの評判「日本土地建物販売株式会社の評判・口コミ」より

社歴がそれなりに長い会社ですので、福利厚生等はしっかりしているようです。

次に、気になる点をご紹介します。

日本土地建物販売に対する悪い口コミ

  • 実力主義の会社ではないので、たとえ営業成績が良かったとしてもすぐに昇進昇格は無い。自分の評価については上席からフィードバックはあるものの、自己評価との乖離が出る場合もある。どちらかというと年功序列の形態が残っている会社である。(2018年頃)
  • 営業職からグループ内の別の職種に異動になることが少ない。(特に中途社員)そのため同じ仕事を長期間担うことになり、成長実感がなくなりがちになる。会社として個々の社員の成長を促進したり、サポートするという意識が希薄。(2018年頃)

※出典:カイシャの評判「日本土地建物販売株式会社の評判・口コミ」より

評価や異動に不満がある声が多いです。

ブラックや残業といったキーワードが一切出てこないので、実質的な満足度はかなり高いものと思われます。

従業員満足度はかなり高い会社であるため、そこから類推するに顧客満足度もかなり高いものと予想されます。

業界的にも悪いうわさを聞く会社ではないので、評判は非常に良いと考えて良いでしょう。

以上、ここまで日本土地建物販売の口コミ・評判について見てきました。

では、日本土地建物販売はどのような人にオススメなのでしょうか。

5.日本土地建物販売がオススメの人

日本土地建物販売がオススメの人は、法人の不動産担当者の人です。

法人の不動産といっても、すぐに売買が発生するわけではありません。

会社の業績や、今後の方向性によって、売ったり、買ったりが決まっていきます。

CRE戦略支援を行っている日本土地建物販売は、中長期にわたって企業に担当者がついて色々な提案が行われていきます。

法人の仲介は、一見の取引が行われることは基本的になく、多くの場合が既に担当者同士が知っている中で依頼が発生します。

そのため、法人の担当者が突然日本土地建物販売に売却を依頼することはないと思われます。

銀行の紹介を通じて、相談ベースから始まることが通常です。

法人の不動産担当で、既に日本土地建物販売を知っている人であれば、売却のニーズが発生したときに、頼むのが良いと思います。

不動産を高く売るなら「いくらで売れるか」最初に確認するのが鉄則

まず、自分の不動産がいくらで売れるのかを把握する為には、不動産会社に査定してもらう必要があります。

しかし、あくまで査定額は不動産会社がいくらで売れそうなのか判断した価格です。

不動産会社ごとに、実績や算出方法が異なるので、不動産会社によって査定額がバラバラになってしまうことが一般的です。

その為、不動産査定は複数の不動産会社に依頼して、比較検討することがとても大切です。

査定額が高すぎる不動産会社は危険

査定額が高すぎる不動産会社は危険

ただ、複数の不動産会社を自分で調べて、1社ずつ何度も査定依頼を進めるのは大変です。

そんな時に不動産一括査定サイトの活用を強くオススメします。

不動産一括査定とは、売却を検討している不動産の情報を入力するだけで、複数の不動産会社から不動産の売却価格の査定を出してもらうことができるサービスのこと

便利な不動産一括査定サイトですが、筆者が知っているだけでも30はあります。

多くのサイトが乱立し、どのサイトを使えば良いか素人には分かりづらくなってしまっています。

実績や信頼性、提携不動産会社の質など、総合的に判断すると筆者は下記の3つをオススメします。

一括査定サイトのオススメ3選

  1. 超大手の不動産会社6社に唯一依頼ができる「 すまいValue
  2. NTTグループで安心、一番歴史があり実績抜群の「 HOME4U
  3. 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「 イエウール
  4. ※番外:一括査定と合わせて使うことで効果を発揮する「 SRE不動産(※旧ソニー不動産)

実績や信頼性はもちろんですが、上記3サイトは、机上査定での査定依頼が出来る点も大きなポイントになります。

机上査定とは、依頼時に入力した物件の基本情報を基に算出する査定方法で、不動産会社の担当者に物件を見てもらう必要もなく、家に居ながら気軽に査定額を知ることが可能です。

依頼時にメールで査定額を提示して欲しい旨を備考欄で伝えておけば、査定結果や担当者とのやり取りはメールで進むので、営業電話にも悩まずにやり取りすることも可能です。

オススメサイトの併用が鉄則

一括査定サイトごとに提携会社の性質は異なる為、売却を成功するためには、複数の一括査定サイトの併用がオススメです。

サイト選びのポイントとしては、売却物件のエリアに応じて、下記のような使い分けがいいでしょう。

所在地別地域毎のおすすめ

対象物件種別

おすすめポイント

物件所在地に応じたおすすめの使い方

不動産一括査定は、各社の特徴を活かして、複数社への査定依頼がおすすめです。

都心(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)の場合

一括査定サイトの他にも、売主専門の不動産仲介会社SRE不動産への相談がおすすめ

県庁所在地など比較的人口が多い都市の場合

すまいValueで大手へ、HOME4Uで地元密着から大手へ査定依頼することで漏れなくチェック

田舎など人口が少ない都市の場合

地方の提携企業も多いHOME4Uとイエウールの併用使いがおすすめ

査定対象の物件種別を比較

  • ◎特化してる
  • ○対応している
  • △要相談
  • ×対応していない
サイト名戸建マンション土地投資物件農地
○○○△△
○○○△△
○○○△○
○○○○×
○○○××
×◎×××
○○○△○
○○○△△
サイト名戸建マンション土地投資物件農地

提携会社数・特徴

サイト名提携会社数特徴公式サイト
大手不動産6社
※小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス
・大手不動産6社にまとめて査定依頼できる
※この6社に依頼できるのはすまいValueのみ
公式サイト
1,300社以上・NTTグループで安心、実績も抜群
・フリーダイヤルの相談窓口あり
・大手、中堅、地域密着の会社にバランスよく依頼できる
公式サイト
1,600社以上・地方や田舎に強い公式サイト
1,800社以上・匿名査定対応
・地方含めて対応エリアが広い
公式サイト
2,000店舗以上・不動産メディア認知度No.1
・最大10社から一括査定可能
・不動産会社の特徴で選べる
公式サイト
2,500店舗以上・マンションに特化
・賃貸も同時査定可能
公式サイト
1,700社以上・サポート体制が充実
・様々な物件種別に対応
公式サイト
約700社以上・収益物件に特化
・最大10社から一括査定可能
公式サイト

一括査定サイトについては下記記事でさらに詳しく説明しています。

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まとめ

日本土地建物販売について解説してきました。

日本土地建物販売は法人仲介を専門とした会社であるため、個人が売却を依頼するようなケースが少ないです。

法人の不動産担当者で、日本土地建物販売を知っている人は、依頼を検討してみるのが良いでしょう。

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