【2021年最新版】プロが選んだ!不動産売却サイトのオススメ人気ランキング

不動産売却サイトのおすすめランキング

不動産の価値を調べるなら査定は必須行為。

不動産売却の成功の可否の大きな要因がこの「査定」なのです。

ネットの普及に伴い不動産査定サイトは増えてきました。

さらには、一度に複数の不動産会社から査定が取れる不動産一括査定サイトの利用者が年々増えています。

一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス

一括査定サービスの仕組み

一括査定サービスの仕組み

複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。

一括査定の流れ

一括査定の流れ

不動産一括査定サイトは、不動会社を全然知らなくとも、かんたんに色々な不動産会社を見つけることができます。

さらには複数社の査定と意見を聞けるため、以前よりも査定価格の納得感は格段に上がってきています。

一方で、初心者の人ではどこに差があるのか分からなくなってきています。

そこで、今回の記事では業界人の筆者が本当にオススメできる不動産売却サイトのランキングを紹介します。

また最後に不動産会社と商談する前に準備しておくことについても説明します。

不動産売却サイトのオススメランキングまとめ

  1. 大手不動産会社6社に唯一依頼ができる「 すまいValue
  2. NTTグループで安心一番歴史があり実績抜群の「 HOME4U
  3. 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「 イエウール

※どのサイトも机上査定を選択すると、概算相場がメールで届きます。

1.不動産売却の流れと不動産会社を選ぶタイミング

不動産売却の流れと不動産会社を選ぶタイミングは下図の通りです。

不動産売却の流れ

不動産会社は価格査定を行った後のタイミングで選びます。不動産売却では、まず価格査定を行います。価格査定は、適切な売り出し価格を決定するために必要です。価格査定は工事を行うときの見積もりに該当します。

工事の見積もりでは複数の会社に見積もりを取り、最も安い見積もり額の会社を選ぶことが一般的です。不動産売却では複数の不動産会社に査定を取り、最も高い査定価格の会社を選ぶことになります。工事の見積もりが無料なように、不動産の価格査定も無料です。

工事の見積もり額が高過ぎれば断るのと同じように、不動産の価格査定も査定価格が安過ぎれば断って大丈夫です。断ったとしても不動産会社から費用は請求されません。ただし、工事の見積もりとの違いは、工事の見積もり額は確定した受注額であるのに対し、査定か売却の予想価格に過ぎないという点です。

確実にその価格で売れる保証があるわけではないので、単純に査定価格だけで不動産会社を選ばないことがポイントとなります。不動産会社を選んだら、媒介契約を締結して売却活動を開始します。媒介契約とは、不動産会社に依頼する仲介の契約のことです。

買主が決まったら、売買契約を締結します。売主は、売買契約の後に引っ越しを行い、最後、空き家にした状態で物件を引渡します。不動産会社に対して支払う報酬のことを仲介手数料と呼びます。仲介手数料は成功報酬である点がポイントです。

仲介手数料は、売買契約時に不動産会社と取り決めた報酬額の50%を支払います。その後、引渡時に残りの50%を支払うというのが通常の手続きです。

2.不動産会社の選び方

不動産会社の選び方について解説します。

2-1.仲介と買取の違いを意識して選ぶ

不動産会社は仲介と買取の違いを意識して選ぶことがポイントです。

不動産の売却方法には、仲介と買取の2種類があります。仲介とは、不動産会社が直接買主をあっせんする売却方法のことです。それに対して、買取とは一般の買主へ転売する不動産会社に下取り価格で売却する方法になります。

仲介と買取の特徴をまとめると下表の通りです。

項目仲介買取
売却価格高い安い
売却期間5~6ヶ月3日~2週間
仲介手数料発生する発生しない

仲介は最終消費者に直接売るため、売却価格は高くなります。買取は、不動産会社に下取り価格で売るため、価格は安くなります。買取の売却価格は、仲介の価格の80%程度となることが一般的です。

買取は、借金の返済等で緊急に現金が必要となったときに利用される特殊な売却方法となります。通常、個人の方が不動産を売却するには「仲介」を選択します。 仲介であれば、基本的にほとんどの会社が対応しています。一方で、買取は資金力が必要となるため、中堅大手以上の会社でないと対応していません。もし買取を選択する場合には、買取も行っている不動産会社を選ぶことが必要です。

通常、多くの人は不動産売却で仲介を選択することから、本記事では仲介を前提に解説します。

2-2.近所の知っている会社に声をかける

昔からある不動産会社の選び方としては、近所の知っている会社に声をかけるという方法があります。「よくチラシが入っている会社」や、「最寄り駅の駅前にある会社」、「知人に紹介してもらった会社」等から選ぶのが従来の選び方です。

既に信頼できる不動産会社を知っている場合や、不動産に詳しい知人が紹介してくれる場合は、このような方法で問題なく売ることができます。

一方で、「信頼できる不動産会社を知らない」、「不動産会社に少し怖いイメージがある」等の場合は、どの会社に声をかければ良いのかわからないといった問題に直面します。信頼できる不動産会社を知らない場合には、次節で紹介する不動産一括査定サイトがおすすめです。

2-3.不動産一括査定サイトを利用する

今どきの不動産売却では、不動産一括査定サイトを利用する人が多くなってきました。不動産一括査定サイトとは、無料で複数の不動産会社に査定を依頼できるインターネットのサービスです。

不動産一括査定サイトでは、運営会社が一定の基準で不動産会社を選定しているため、利用するとその地域で不動産売却を得意とする不動産会社に自動で査定を依頼することができます。また、複数社の査定価格の比較も簡単に行うことができ、「不動産会社探し」や「査定依頼の手間」が省けるといった点がメリットです。

利用者も増えているので、不動産売却で不動産一括査定サイトを利用することは、ある意味、今どきの不動産売却の標準的な方法です。不動産一括査定サイトを利用すると、4~6社に査定を依頼できます。その中なら適切な会社を選ぶことがポイントです。

おすすめの不動産一括査定サイトは、次章以降で紹介する「不動産一括査定サイトのオススメランキング」で紹介します。

3.不動産売却サイトのランキングの定義

まず前提として、査定サイトは、

  1. 不動産会社のサイト(1社の査定)
  2. 不動産一括査定サイト(複数社の査定)

があります。

不動産会社1社の査定は「もう私はこの不動産会社がいい、信頼できる不動産会社を知っている」という人はこちらの方がいいでしょう。

ただ、多くの人は不動産会社を知らずに、まずどの会社が良いのか探すところから始まると思います。

また、不動産売却においては、複数社に査定を出してもらうのが成功の鉄則となっています。

そこでオススメなのが2つ目の「不動産一括査定サイト」。

本記事では不動産一括査定サイトに絞ってオススメランキングをお伝えします。

不動産一括査定サイトのランキングの基準

ランキングを発表する前に、まず当ランキングが何に基づいて順位付けしたかを説明します。

似たようなランキングを公表しているサイトはいくつか存在します。

ただし、他サイトでは、業者登録数等の数字を指標にして、表面的な順位付けを行っているサイトも多いです。

しかしながら、本サイトでは、あえてそれぞれの不動産一括査定サイトに取材や電話ヒアリングを行い

  • 売主にとって有益な考えに立ちサイト運営を行っているか
  • 本当のことを書いているか
  • 不動産会社が不利になるような情報でも提供しているか

という観点から優良な不動産一括査定サイトを3つ厳選してランキングしました。

そのため実績数や査定時間、業者登録数などを、強く考慮することはしていません。

今回の基準を採用した理由

なぜ筆者がこのようなランキングの基準にしたかというと、高い査定額を出してくる不動産会社に飛びついて失敗する例があまりにも多いからです。

査定額が高すぎる不動産会社は危険

査定額が高すぎる不動産会社は危険

不動産一括査定サイトを使えば、1社くらいは高い査定額を出す会社が現れるのは当たり前です。

そのため、「高い査定額が出ます」とだけ謳っているような一括査定サイトは信用ができずランキングから排除しています。

このようなサイトを利用すると、不動産会社の審査をしっかり行われていない可能性があり、悪徳業者に誘導される危険性があるためです。

不動産一括査定サイトの2つのメリット

不動産一括査定のメリットを紹介します。

売主にとって不動産一括査定サイトを使うメリットは2つあります。

一括査定サイトの2つのメリット

  • メリット1:その地域で不動産売却を得意とする不動産会社に査定を依頼できること
  • メリット2:手間をかけずに複数の不動産会社に査定を依頼できること

不動産一括査定サイトを利用すれば、あらかじめサイトの運営会社が選定してくれた不動産会社の中から、さらに最適な不動産会社を選ぶことができます。

既に信頼できる不動産会社を知っている人でも、ひょっとしたらもっと良い不動産会社が見つかるかもしれません。

どのサイトも無料で利用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

4.【2021年10月現在】不動産一括査定サイトのオススメランキング

本章では不動産一括査定サイトのランキングを紹介。

繰り返しになりますが、本サイトでは、一括査定サイトを隅々まで調査、及び電話ヒアリングを行い

  • 売主にとって有益な考えに立ちサイト運営を行っているか
  • 本当のことを書いているか
  • 不動産会社が不利になるような情報でも提供しているか

という観点から優良なサイトを3つ厳選してランキングにしています。

不動産一括査定ランキングのTOP3

  1. 大手不動産会社6社に唯一依頼ができる「 すまいValue
  2. NTTグループで安心一番歴史があり実績抜群の「 HOME4U
  3. 地域密着の不動産会社にも数多く依頼ができる「 イエウール

ランキング1位から3位までの不動産一括査定の特徴について見ていきましょう。

1位 すまいValue

ランキング1位は、大手不動産会社6社にまとめて査定依頼ができる「 すまいValue 」です。

すまいValue

すまいValue公式サイト
https://sumai-value.jp/

サービス開始時期2016年10月
対象エリア全国
提携会社数大手6社
同時依頼数最大6社
机上査定対応
要望・備考欄あり
運営会社小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス

すまいValueは大手の不動産会社(小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス)のみに特化しており、これらの会社にまとめて査定依頼できるのは、すまいValueだけです。

ただし、大手の不動産会社は取引額が大きい不動産に力を入れる傾向が強いです。また、両手仲介が多いのも事実です。

両手仲介とは、1社の不動産会社が売主と買主の両方の仲介を行うこと

すまいValueは、両手仲介なしの「 SRE不動産(※旧ソニー不動産) 」とセットで申し込んでおくことをオススメします。

SRE不動産
SRE不動産(旧ソニー不動産)の評判や口コミはどうなの?売りにしている「エージェント制」は本当にいいの?

不動産を高く売りたいと思い、ネットで調べていると不動産会社の「」が紹介されているのを目にします。  元々はソニー不動産と ...

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大手不動産6社に査定依頼

すまいValueで一括査定を依頼する

2位 HOME4U

ランキング2位の「 HOME4U 」は、「大手・中堅・地域密着にバランスよく依頼したい人」「地方で不動産を売却したい人」にオススメの一括査定サイトです。

HOME4U

HOME4U公式サイト
https://www.home4u.jp/

サービス開始時期2001年9月
対象エリア全国
提携会社数1,300社
同時依頼数最大6社
机上査定対応
要望・備考欄あり
運営会社NTTデータ・スマートソーシング

HOME4UはNTTグループが2001年から運営しており、安心感と実績は申し分ないです。

また、NTT系は審査が厳しいことで有名で、各不動産会社をしっかりチェックして厳選しているため、悪質な業者とのトラブルを避けることができます。

不動産一括査定選びに迷ったらHOME4Uにしておけば間違いないでしょう。

NTTグループで安心

HOME4Uで一括査定を依頼する

3位 イエウール

ランキング3位の「 イエウール 」は、上記で紹介した2つの一括査定を使っても、不動産会社が1社しか見つからない時に利用するのがオススメです。

イエウール公式サイト
https://ieul.jp/

サービス開始時期2014年1月
対象エリア全国
提携会社数1,600社
同時依頼数最大6社
机上査定対応
要望・備考欄なし
運営会社Speee

イエウール 」は参加している不動産会社が1,600社と一括査定の中ではNo.1です。

つまりあなたの不動産を得意としている会社が見つかりやすいわけです。

特に地域密着型の不動産会社は、小さい会社というのもあり、社長自身が担当になることが多く、手厚いサポートを受けることができます。

「すまいValue」や「HOME4U」を使っても1社しか不動産会社が見つからない場合、「 イエウール 」を使って地域密着型の不動産会社にサポートしてもらいましょう。

 

上記で紹介したランキングTOP3以外の不動産一括査定サイトは、以下の比較表でまとめていますので、参考にしてください。

おすすめポイント

対象物件種別

所在地別地域毎のおすすめ

提携会社数・特徴

サイト名提携会社数特徴公式サイト
大手不動産6社
※小田急不動産、住友不動産販売、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、東急リバブル、三井のリハウス
・大手不動産6社にまとめて査定依頼できる
※この6社に依頼できるのはすまいValueのみ
公式サイト
1,300社以上・NTTグループで安心、実績も抜群
・フリーダイヤルの相談窓口あり
・大手、中堅、地域密着の会社にバランスよく依頼できる
公式サイト
1,600社以上・地方や田舎に強い公式サイト
1,800社以上・匿名査定対応
・地方含めて対応エリアが広い
公式サイト
2,000店舗以上・不動産メディア認知度No.1
・最大10社から一括査定可能
・不動産会社の特徴で選べる
公式サイト
2,500店舗以上・マンションに特化
・賃貸も同時査定可能
公式サイト
1,700社以上・サポート体制が充実
・様々な物件種別に対応
公式サイト
約700社以上・収益物件に特化
・最大10社から一括査定可能
公式サイト

査定対象の物件種別を比較

  • ◎特化してる
  • ○対応している
  • △要相談
  • ×対応していない
サイト名戸建マンション土地投資物件農地
○○○△△
○○○△△
○○○△○
○○○○×
○○○××
×◎×××
○○○△○
○○○△△
サイト名戸建マンション土地投資物件農地

物件所在地に応じたおすすめの使い方

不動産一括査定は、各社の特徴を活かして、複数社への査定依頼がおすすめです。

都心(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良)の場合

一括査定サイトの他にも、売主専門の不動産仲介会社SRE不動産への相談がおすすめ

県庁所在地など比較的人口が多い都市の場合

すまいValueで大手へ、HOME4Uで地元密着から大手へ査定依頼することで漏れなくチェック

田舎など人口が少ない都市の場合

地方の提携企業も多いHOME4Uとイエウールの併用使いがおすすめ

5.おすすめの不動産会社の選び方の3つの基準

おすすめの不動産会社の選び方の基準について解説します。

5-1.近くに営業店がある会社であること

不動産会社は近くに営業店がある会社であることが基本です。例えば、埼玉県の物件を売るのに福岡県の不動産会社に依頼するといったことはナンセンスです。

不動産は価格帯や需要等、地元の人間でしか分からないことが多いため、遠方の不動産会社に依頼してしまうと適切な価格で売れません。遠方の不動産会社に依頼してしまうと価格もピント外れとなり、買主もなかなか見つからなくなります。

不動産会社は、少なくとも同じ市区町村内に営業店を構えている会社を選ぶことが望ましいでしょう。

5-2.売買仲介を得意としていること

不動産会社の選び方では、売買仲介を得意としていることも重要です。

仲介には、売買仲介と賃貸仲介の2種類があります。売買仲介とは「売主と買主」との間を仲立ちして売買契約の成立に尽力することです。それに対して、賃貸仲介とは「貸主と借主」との間を仲立ちして賃貸借契約の成立に尽力することを指します。

不動産会社の中には、賃貸仲介を専門としており、売買仲介は苦手な会社もあります。例えば、学生街の近くにあるような不動産会社は、学生アパートの賃貸仲介を中心にやっていますので、売買仲介に慣れていないことが多いです。

不動産一括査定サイトを使えば、少なくとも賃貸仲介が専門の会社が査定に参画してくることはないので、売買仲介が得意な会社に依頼することができます。

5-3.営業担当者の対応が良いこと

営業担当者の対応が良いことも不動産会社を選ぶポイントです。対応の良さとしては、「レスポンスが早い」、「専門性を感じられる」、「親切・誠実である」、「地元の相場に詳しい」等が挙げられます。

このような営業担当者は、売主からも買主からも信頼を勝ち得やすいと考えられます。買主からも信頼を得られる人は、購入希望者に「この人から買ってみたい」と思わせることができます。不動産会社は、「会社名」よりも営業担当者の「個人」を重視して選ぶことがコツです。

6.おすすめの不動産会社選びの5つの注意点

おすすめの不動産会社選びの注意点について解説します。

6-1.複数の不動産会社を比較して選ぶ

不動産会社は、複数の不動産会社を比較して選ぶことが基本です。1社だけの査定で決めてしまうと、ひょっとしたらもっと高く売れた可能性を逃してしまうことがあります。

不動産会社によっては、既に見込み客を抱えている会社もあります。近所の人から、「あの辺の戸建てが売りに出たらすぐに教えてほしい」と頼まれている会社もあり、そのような会社に巡り合えば、早く高く売れることもあるのです。

不動産が高く売れるかどうかは確率の問題でもあります。複数社に査定を依頼すれば自ずと高く売れる確率も高まりますので、査定は必ず複数の不動産会社に依頼した方がいいのです。

6-2.査定価格だけで選ばない

不動産会社は査定価格だけで選ばないこともポイントです。査定価格は高く売る自信のある会社ほど高いため、基本的には高い査定価格の会社を選んでも問題はありません。

ただし、不動産会社の中には媒介契約を受注したいがために、わざと高過ぎる査定価格を提示してくる会社もあります。査定価格は売却を保証する価格ではないことから、不動産会社としては高い価格をちらつかせて媒介契約だけ取ることもできます。高過ぎる査定価格の会社は怪しい可能性があり、排除すべきです。

複数の不動産会社に査定を依頼すると、極端に査定価格が高過ぎる会社もわかるというメリットがあります。

高過ぎる査定価格の会社は排除し、適正な価格の中で最も高い査定価格の会社を選ぶようにしましょう。

6-3.一般媒介も検討してみる

不動産会社と契約する際は、一般媒介も検討してみることもポイントです。媒介契約には、「一般媒介契約」と「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」の3種類があります。

一般媒介契約は、複数の不動産会社に同時に売却を依頼できる契約です。専任媒介契約または専属専任媒介契約は1社の不動産会社にしか売却を依頼できない契約となります。

専任媒介契約と専属専任媒介契約は自己発見取引が禁止されているかどうかです。自己発見取引とは、売主が自ら買主を見つけてくることを指します。専任媒介契約では自己発見取引は可能であり、専属専任媒介契約では自己発見取引は禁止されています。

一般媒介契約であれば複数の不動産会社に売却を依頼できるため、あえて不動産会社を1社に選ぶ必要はなくなります。一般媒介契約は複数の不動産会社が同時に売却活動を行ってくれるため、早く高く売れる確率が上がります。

また、仲介手数料は成功報酬であることから、複数の不動産会社に売却を依頼しても、仲介手数料の支払先は売却を決めてくれた1社のみです。そのため、一般媒介契約で複数の不動産会社に依頼しても、専任媒介契約または専属専任媒介契約で1社の不動産会社に依頼しても、売主の負担する仲介手数料の額は同じになります。

不動産会社選びに迷ったら、一般媒介契約も検討してみてください。

6-4.囲い込まれないようにする

不動産会社選びでは、囲い込まれないようにすることもポイントです。囲い込みとは、売却依頼を受けた不動産会社が他の不動産会社による買主のあっせんを断ることを指します。囲い込みは、不動産会社を1社だけに絞ると生じる可能性があります。

不動産の仲介には、両手仲介と片手仲介の2種類が存在します。両手仲介とは、売却を依頼した不動産会社が買主も見つけてくる仲介のことです。片手仲介とは売却を依頼した不動産会社とは異なる会社が買主を見つけてくる仲介のことを指します。

両手仲介になると不動産会社は売主からも買主からも仲介手数料をもらえるため、手数料収入は2倍となります。その結果、他社からの買主のあっせんを断ってしまい、自社で買主を見つけることにこだわってしまうことが囲い込みなのです。

結果的に高く売れるのであれば、両手仲介であっても構いません。しかしながら、両手仲介にこだわるあまり、他社からの高い買主の紹介を断って自社で見つけた安い買主に売却することは、やはり問題があるのです。

囲い込みされないようにするには、不動産会社を選ぶ際、「両手仲介にこだわらずに買主を見つけてくれますか?」と念を押して依頼することが適切といえます。

不動産会社は「両手仲介」という専門用語を出されると、「この売主はよく勉強しているな」と分かります。最初にしっかり「両手仲介にこだわらず高く売って欲しい」と伝えることで、不動産会社に対して囲い込みの「けん制」をすることがコツです。

6-5.仲介手数料について確認する

仲介手数料について確認することもポイントです。仲介手数料には、不動産会社が受領できる上限額が定められています。上限額は、取引額に応じて下表のように決まっています。

取引額 (売買金額)速算式(上限額)

200万円以下

売買金額 × 5%

200万円超から400万円以下

売買金額 × 4% + 2万円

400万円超

売買金額 × 3% + 6万円

仲介手数料には別途消費税が発生します。

定められているのは、あくまでも「上限額」であり、仲介手数料そのものではないということです。つまり、仲介手数料は上限額を下回っていればいくらでも良いということになります。

仲介手数料が安ければ売主にもメリットがあります。仲介手数料は会社によって異なりますので、不動産会社を選ぶ前にいくらになるかを確認するようにしてください。

7.まとめ

以上、不動産売却でおすすめの会社について解説してきました。不動産会社は価格査定を依頼した後に最終的に選びます。不動産会社の選び方としては、不動産一括査定サイトを利用することが最もおすすめです。

選び方の基準には、「近くに営業店がある会社であること」や「売買仲介を得意としていること」等がありました。

不動産会社選びの注意点には、「複数の不動産会社を比較して選ぶ」や「査定価格だけで選ばない」等があります。不動産会社の選び方の概要がわかったら、早速に不動産一括査定サイトを利用してみましょう。

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