
「アコムの借金は債務整理できる?」
「債務整理するならどの手続きがいいの?」
アコムから借入をしている方の中には、返済が難しくなり上記のような悩みを抱えている方も多いでしょう。債務整理には3つの手続きがありそれぞれメリット・デメリットがあるため、自身にあった適切な方法を選びたいものです。



アコムの借金問題を解決するなら、任意整理がおすすめです。
本記事では、アコムの借金問題の解決に任意整理をする理由や、任意整理のメリット・デメリットを解説します。
任意整理の流れやおすすめの弁護士・司法書士事務所も紹介しているため、アコムの借金を早く解決したい方はぜひ参考にしてみてください。
任意整理のおすすめ
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着手金 | 無料 | 1件22,000円〜 | 1件55,000円〜 | 1件22,000円〜※1 | 1件22,000円〜※2 |
基本報酬 | 1件22,000円〜 | 1件22,000円〜 | 1件11,000円〜 | 1件22,000円〜 | 1件22,000円〜 |
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アコムの借金の解決には任意整理がおすすめ!


アコムの借金問題の解決には、任意整理がおすすめです。
任意整理は債務整理の1つで、将来発生する利息や、返済期限をすぎた場合に発生する遅延損害金のカットが期待できます。
また、債権者との交渉の結果によっては、借入残高を分割して返済できたり、返済期間を延長できたりするため、現状よりもかなり楽な条件で返済が可能です。
個人再生や自己破産は借金の支払いが全て免除されたり、大幅に減額されたりと任意整理よりもメリットが大きいですが、あまりおすすめはできません。
なぜなら、個人再生は名前や住所が国が発行する官報に掲載され、自己破産は必要なもの以外の財産が全て没収されるなど、デメリットが大きいためです。
任意整理は借金自体の減額や免除はできませんが、財産を手元に置いたまま手続きできるメリットがあります。アコムの借金問題を解決する際は、まず任意整理を検討してみましょう。
任意整理でアコムと交渉できること
アコムでの借金に困っている場合は、任意整理がおすすめとお伝えしましたが、任意整理の手続きを実行すると、アコムとどんな交渉ができるのか気になるところです。
任意整理を実行すると、アコムと次のような交渉ができます。
- 将来利息・遅延損害金のカット
- 借入残高を分割返済
- 過払い金の請求
- 返済期間の延長
特にメリットが大きいのは、将来発生する利息をカットできる点です。利息がなくなるだけで支払いがかなり楽になる方も多いのではないでしょうか。
そのほかにも、交渉できることが多くあるので、債務整理に興味がある方は、是非参考にしてください。
将来利息・遅延損害金のカット
アコムの借金を任意整理すると、和解した日から将来発生する利息や遅延損害金をカットできます。
遅延損害金は、借金の返済期日を過ぎても支払いをしない場合に発生する損害金のことで、滞納している期間が長くなるほど高額になります。
金額が多くなるほどカットしてもらえる可能性も低くなるのため、少額のうちに早めに任意整理しましょう。
また、カットできる将来利息や遅延損害金は、和解が成立した日から計算されるのが一般的ですが、交渉次第で交渉開始から和解にかかった日数分も対象となる場合もあります。
上記のような将来利息や遅延損害金をカットできれば、完済できる可能性も高まるでしょう。
ただし、知識のない方が自身で債権者と交渉しても、優位な条件で和解するのはかなり難しいといえます。
できる限り負担を減らしたい方は、法律事務所や司法書士事務所などの専門家に依頼し、代わりに交渉してもらいましょう。
借入残高を分割返済する
アコムの借金に対して任意整理をおこなうと、借入残高の分割返済の交渉ができます。
分割回数は3〜5年かけて返済していくような返済計画が一般的です。
借入残高を分割すれば、月々の返済額が少なくなるケースが多く、現在よりも負担は軽くなります。
また、将来利息のカットも実現できれば、返済総額も減額でき無理なく返済できるでしょう。
例として、任意整理で将来利息のカットをして分割返済する場合と、任意整理せずに返済する場合の返済額を比較してお伝えします。
項目 | 任意整理で返済する場合 | 任意整理せずに返済する場合 |
---|---|---|
返済額 | 60,000円 | 71,369円 |
返済回数 | 60回 | 61回 |
返済総額 | 3,000,000円 | 4,282,167円 |
※年利15%で300万円の借金を5年で返済する場合
表のとおり、任意整理して返済すると任意整理せずに返済する場合と比較すると、任意整理して返済した場合の方が1,282,167円も返済総額が少なくなるとわかります。
過払い金の請求
アコムの借金を任意整理すると、過払い金の返還請求も可能です。
過払い金請求は払い過ぎた利息の返還を求める手続きで、戻ってきたお金は借金の支払いや生活費など自由に使えます。金額が大きければ過払い金のみで完済できるケースもあります。
過払い金は主に、2007年ごろまでにアコムを含む消費者金融やクレジットカードのキャッシング、カードローンを利用した方に発生している可能性があります。
完済した借金に対しても手続き可能ですが、完済から10年経つと時効を迎えて取り戻せなくなってしまいます。
とはいえ、自身で過払い金が発生しているのかを確認するのは難しいため、法律事務所の無料相談や借金減額シミュレーターなどを利用してみてください。
返済期間の延長
アコムの借金を任意整理すると3〜5年の分割返済の交渉ができ、実質的に返済期間の延長になります。
アコムの場合、返済期間を過ぎて滞納すると年利20%の遅延損害金が発生するため、ますます完済が遠のく方も少なくありません。
そこで、任意整理で返済期間を延長して、遅延損害金や利息のカットもおこなえば、月々無理のない金額で返済できるでしょう。
アコムからの借金を任意整理する時の流れ


アコムの借金に関して債務整理の手続きをおこなうと、将来利息のカットや過払い金の返還請求、返済期間の延長などを交渉できるとわかりました。
では、アコムからの借金を任意整理するには、どのような流れで手続きを進めればいいのでしょうか。任意整理の手順を解説すると、次のとおりです。
- アコムに取引履歴の送付を依頼
- 弁護士・司法書士に相談
- 弁護士・司法書士がアコムに受任通知を送付
- 弁護士・司法書士がアコムと交渉
- 和解条件にて返済開始
手順を1つずつ解説します。
上記の手順通りに進めれば、任意整理で借金の問題を解決できるので、アコムの借金を任意整理したい方は、是非参考にしてください。
1:アコムに取引履歴の送付を依頼
まずは、アコムに取引履歴の送付を依頼しましょう。
取引依頼には、借入額や借入日など任意整理を弁護士や司法書士に依頼する際に必要な情報が記載されており、その情報をもとに手続きを進めることになります。
取引履歴の送付まで時間がかかる場合もあるので、弁護士や司法書士に依頼したい日が決まっている方は、なるべく早く送付依頼するようにしてください。
2:弁護士・司法書士に相談
アコムに取引履歴の送付を依頼して手元に届いたら、弁護士や司法書士に相談しましょう。
法律事務所によっては、相談を無料で受け付けているところも多くあるので、実績があり信頼できそうな法律事務所を選ぶようにしてください。
弁護士と司法書士のどちらに依頼しようか悩んだ場合は、借金の額で決めましょう。借金が140万円以上ある場合は司法書士では対応できないあめ、弁護士に相談するしかありません。
本記事後半では、おすすめの弁護士事務所を紹介しているので、自身に最適なところがあるか確認してみましょう。
3:弁護士・司法書士がアコムに受任通知を送付
弁護士や司法書士に任意整理を依頼すると、アコムに受任通知を送付してくれます。
受任通知を受け取った側は、弁護士や司法書士を介さないと債務者に連絡が取れません。そのため、受任通知には、アコムからの直接的な借金の取立てや催促を停止する効力があります。
また、借金の取立てや催促が停止するだけでなく、返済の必要もなくなるので、借金の取立てや催促を大きなストレスに感じている方は、早めに弁護士や司法書士に連絡するのがおすすめです。
4:弁護士・司法書士がアコムと交渉
弁護士や司法書士に任意整理を依頼し、アコムに受任通知を送付した後は、弁護士や司法書士が自身に代わってアコムと交渉してくれます。
交渉内容としては、次のとおりです。
- 将来利息のカット
- 遅延損害金のカット
- 分割返済
- 過払い金の返還請求
上記の交渉は一般の方が自身で行うこともできますが、専門的な知識がないと交渉しにくく、債権者側の優位な条件になる場合もあります。
そのため、任意整理の交渉は弁護士か司法書士に依頼しましょう。弁護士か司法書士に依頼すれば、自身が交渉したり債務者と顔を合わせる必要すらありません。
5:和解条件にて返済開始
弁護士や司法書士が交渉して和解が成立したら、和解条件通りに返済を開始します。
若い条件にもよりますが、一般的には3〜5年かけて返済していくことになるので、再び滞納することのないように継続して返済していきましょう。
アコムの借金を任意整理する4つのメリット
アコムの借金を任意整理すると、利息のカットや過払い金の返還請求ができるとお伝えしました。
しかし、あくまでも交渉の余地があるだけで、交渉がうまく進まず、債権者がこちらの提示した条件で和解してくれない場合もあります。
しかし、アコムの借金を任意整理すると、次のメリットは確実に発生するので把握しておきましょう。
- 裁判所を通さず手続き可能
- 任意整理以降は原則利息がカット
- アコムからの取り立てや督促からの回避
- 会社や家族に知られず手続き可能
利息のカットや過払い金の返還請求、返済期間の延長などの交渉ができるのもメリットですが、上記のメリットもあるので、任意整理を考えている方はぜひ確認してみてください。
裁判所を通さず手続きができる
任意整理は、債権者と直接交渉して和解を目指すため、債務整理の中で唯一裁判所を通さずに手続きが可能です。
裁判所を通す個人再生や自己破産と異なり、必要な書類が少なく、比較的短期間で完了できる点は大きなメリットです。
また、個人再生や自己破産は一般的に6か月から1年ほどかかりますが、任意整理は3か月ほどで手続きできます。
自身の借金問題をできる限り早く解決したい方は、個人再生や自己破産ではなく、任意整理を選びましょう。
任意整理以降は原則利息がカットされる
アコムの借金を任意整理すると、和解後の利息は原則カットされます。
借金の利息がカットされれば返済が楽になるため、元金がなかなか減らないと感じている方はできる限り早めに任意整理するとよいでしょう。
ただし、次のようなケースは例外的に利息がカットされない可能性があります。
- 取引している期間が短い場合
- ほとんど返済していない場合
- 借入額が極端に少ない場合
- 債権者が訴訟を起こしている場合
とくに、債権者が債務者に対して訴訟を起こしている場合は、利息のカットは難しいといえます。
訴訟などの法的措置は法律に基づいて実行されるので、任意整理よりも強い効力を発揮するためです。
上記のようなケースに当てはまらない方は、任意整理をおこなって利息をカットし、返済しやすい環境を整えましょう。
アコムからの取り立てや督促は禁止される
アコムの借金を任意整理すると、アコムの取立てや催促が禁止されます。
先ほど、任意整理の手続きの流れを解説した中で、弁護士や司法書士に任意整理の手続きを依頼すると、債権者に受任通知を送付してくれるとお伝えしました。
弁護士や司法書士からの受任通知を受け取った債権者は、債務者に対して直接的に取り立てや催促が禁止されます。日々アコムから取立てや催促をされている方にとっては大きなメリットです。
取り立てや催促が原因で体調を崩したり、仕事がままならないような方もいるため、ストレスに感じている方はできるだけ早く任意整理を依頼するようにしましょう。
会社や家族に知られず手続きを進めることが可能
任意整理は個人再生や自己破産と違い、会社や家族に知られずに手続きが可能です。
個人再生や自己破産は、国が発行する「官報」と呼ばれる新聞のようなものに、名前や住所が掲載されます。
官報を見られるのは、役所の税金担当者や金融機関、信用情報機関などの一部の人に限られますが、会社や家族、親戚など確認できる方がいると、任意整理がバレる可能性があります。
その反面、任意整理は裁判所を通さずに債権者と直接交渉する手続きであるため、官報には掲載されません。
また、裁判所からの書類が自宅に届くこともないため、家族に知られる心配もありません。
会社や家族などに知られずに任意整理したい場合は、任意整理で借金問題を解決しましょう。
アコムの借金を任意整理するときの5つの注意点


アコムの借金を債務整理すると、取り立てや催促を禁止できたり、会社や家族に知られずに手続きできたりするメリットがあるとわかりました。
しかし、逆に次のようなデメリットもあります。
- 借金の元金そのものを減らすことはできない
- 任意整理後はアコムに新規で借入はできない
- 信用情報機関のブラックリストに載ってしまう
- 5年間はクレジットカードの新規発行ができない
- アコムの任意整理交渉が難航する可能性もある
中には、「クレジットカードが発行できなくなるのは困る」などとメリットよりもデメリットが大きいと感じる方も多いようです。メリットとデメリットを把握し、債務整理が自身に向いている手続きかもう一度考えてみましょう。
借金の元金そのものを減らすことはできない
任意整理は、将来利息や遅延損害金のカットや減額などを債権者と交渉し、和解する手続きであるため、借金の元金そのものを減らせるわけではありません。
債務整理で借金の元金を減らすには、個人再生や自己破産が必要です。
しかし、個人再生や自己破産はブラックリストに載るため、クレジットカードや住宅ローンの審査に通らなかったり、不動産や車などの財産を没収されたりする可能性があります。
そのため、安易に個人再生や自己破産を選択するのはおすすめできません。
一方、任意整理は借金の元金を減らせないものの、不動産屋車などの一定以上の価値がある財産を保有したまま手続きが可能です。
将来の利息や遅延損害金をカットできれば完済できる見込みがある方は、その他のデメリットが少ない任意整理を選択するとよいでしょう。
任意整理後はアコムに新規で借入はできない
任意整理後は、アコムから新規の借入ができなくなるのため注意してください。
任意整理をおこなうとブラックリストに載り、信用情報機関の事故情報が記録されてしまいます。事故情報が記録されると、借金を返す能力がないと判断され、新たな借り入れができなくなるのです。
信用情報は貸金業者で共有されるため、アコムに限らず、他の消費者金融からも新たな借り入れができなくなります。
信用情報機関のブラックリストに載ってしまう
アコムの借金を任意整理すると、信用情報機関のブラックリストに載り、5年間は事故情報が消えないため慎重に検討する必要があります。
信用情報機関は次の3つありますが、どの機関も5年間は消えないようになっています。
- CIC(シー・アイ・シー)
- JICC(日本信用情報機構)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
ブラックリストに載ると、次のようなことが制限されるので、5年間はかなり不便な思いをする方が多いようです。
- クレジットカードの利用
- デビットカードの利用
- ETCカードの利用
- スマートフォンの分割払い
- 保険の加入
ブラックリストに載るとデメリットが大きい方は、任意整理する前に法律事務所に相談するのがおすすめです。
5年間はクレジットカードの新規発行ができない
任意整理をおこなうと、5年間は信用情報機関に事故情報が記録されてしまうため、クレジットカードの新規発行ができなくなります。
任意整理後にクレジットカードを発行して利用しようと考えていた方は注意してください。
また、新規発行だけでなく、今まで使用していたクレジットカードの利用もできなくなります。クレジットカード会社は信用情報をチェックしており、事故情報が見つかった時点で強制解約されるためです。
アコムの任意整理交渉が難航する可能性もある
アコムとの任意整理交渉は、必ずしも成功するとは限りません。
そもそも、任意整理の交渉は債務者と債権者の話し合いによって和解する手続きであり、こちらの要求を受け入れてもらえない場合もあります。
とくに、近年のアコムは債務整理の和解条件が厳しい傾向があります。
時効ではアコムが任意整理に応じないケースについて紹介しているため、自身の状況と照らし合わせてみてください。
アコムが任意整理の交渉に応じない・難航するケース
アコムの借金は任意整理するのがおすすめだとお伝えしてきましたが、スムーズに任意整理の手続きが進まない場合もあります。
アコムが任意整理の交渉に応じない場合や難航するケースは、次のとおりです。
- アコムに安定収入が証明できない
- 5年以内・60回払いで完済できない場合
- 取引期間が短い場合
1つずつ解説するので、自身に当てはまるポイントがあるか確認してみましょう。
アコムに安定収入が証明できない
会社員やアルバイト、契約社員のように安定した収入がない方が任意整理しても、交渉に応じてくれなかったり難航したりする可能性があります。
任意整理は、将来の利息や遅延損害金をカットする手続きであり、借金そのものを減額・免除する手続きではありません。一般的には3〜5年かけて返済します。
そのため、そもそも安定した収入がない方が任意整理で交渉しても、返済能力がないと判断され、交渉に応じてもらえません。
仕事をしておらず安定した収入がない状態で、任意整理を検討している方は注意しましょう。
5年以内・60回払いで完済できない
任意整理は、一般的に3〜5年かけて返済する計画で和解します。そのため、最長でも5年以内・60回払いで完済できない場合は交渉に応じてくれない可能性があります。
昔は60回以上の分割返済で和解できるケースもありましたが、現在はアコムの交渉が難航することが多く困難といえます。
基本的に、アコムの借金を債務整理する際は、5年で60回払い以内での返済になると理解しておきましょう。
取引期間が短い場合
取引期間が短い場合も、アコムが任意整理の交渉に応じなかったり難航したりします。
一般的に任意整理をおこなうと将来利息をカットできますが、取引期間が短い場合は将来利息を要求されるケースも少なくありません。
目安として取引期間が半年から1年未満の場合は、将来利息を請求されやすいため注意してください。
ただし、任意整理前よりも低い利息を提示してくれることも多く、任意整理する意味がないとはいい切れません。
アコムと任意整理交渉ができないときの対処法
ここまでの解説で、アコムが任意整理に応じないケースがあるとわかりました。今の自身の状況がそのケースに当てはまる場合は、次の方法を検討しましょう。
- 個人再生・自己破産を検討する
- 他社からの借入を任意整理する
- 1度もアコムに返済してない場合は返済する
上記のとおり、任意整理以外の借金の解決方法もあります。
「収入が不安定だから任意整理できない」と諦める必要はありません。債務整理には任意整理以外の手続きもありますし、その他の方法で借金問題を解決できます。
先ほど紹介した「アコムが任意整理の交渉に応じない・難航するケース」に当てはまる方は、是非参考にしてください。
個人再生・自己破産を検討する
アコムからの借金を任意整理できない場合は、個人再生や自己破産を検討しましょう。
個人再生や自己破産は、裁判所を介しておこなう法的効力のある手続きで、認められさえすれば確実に借金の減額や免除ができます。
個人再生と自己破産の具体的なメリットは次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
個人再生 | 借金を5分の1ほどに減額できる |
自己破産 | 借金が全額免除になる |
任意整理では、将来の利息や遅延損害金のカットしかできませんが、個人再生と自己破産は元金も大幅に減額できます。
借金の額が大きくてどうにもならない方には、個人再生や自己破産の方が最適です。
ただし、個人再生や自己破産には、官報に情報が載る、財産が没収されるなどの重い制約があります。
いずれにせよ、安易に決めずに専門家の弁護士や司法書士によく相談して決めましょう。
他社からの借入を任意整理する
アコムの借金を任意整理できなくても、他社の借入を任意整理できる可能性はあります。
そのため、アコムの借金を任意整理できなかった場合は、他の消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどの借金を任意整理するのもおすすめです。
他の借入を任意整理できれば、アコムの返済に充てられる額が増え、完済できる場合もあります。
借金を放置すると利息が増えてより返済が厳しくなるため、アコムとの任意整理ができないからと迷っている暇はありません。
できる限り早く、他社の借入で任意整理できるものがあるか確認し、弁護士や司法書士に相談しましょう。
1度もアコムに返済してない場合は返済する
1度もアコムの借金を返済していない場合は、返済実績を重ねてから任意整理をおこないましょう。
1度も返済せずに任意整理の交渉をすると、返済能力がない、詐欺的な借入であるなどと判断され交渉に応じてもらえない可能性が高いといえます。
そもそも任意整理は3〜5年かけて元金を返済する手続きであるため、支払い能力がない方と交渉、和解しても意味がないと考えるのは当然でしょう。
支払い能力があるとアコムに理解してもらうために、1度も返済していない方は返済実績を作ってから任意整理しましょう。
アコムの借金を任意整理で解決したい!おすすめの法律事務所6選


ここでは、アコムの借金返済の相談におすすめの法律事務所を6つお伝えします。
実際に任意整理を依頼する際の費用や、それぞれの法律事務所の特徴や強みなどを詳しく解説するので、是非参考にしてください。
はたの法務事務所
はたの法務事務所は、債務整理の相談実績が20万件を超える司法書士事務所です。
可能な業務の範囲内で、任意整理や自己破産、個人再生、過払い金請求などに対応しています。
とくに、任意整理は着手金が必要なく、基本報酬と減額報酬のみで依頼が可能です。
また、全国で無料出張相談をおこなっているため、地方にお住まいの方も相談しやすいでしょう。
任務整理を検討していてできる限り費用を抑えたい方は、ぜひ検討してみてください。
対象地域 | 全国対応 |
相談料 | 無料 |
任意整理 | 着手金なし 基本報酬 1社22,000円〜 減額報酬 減額分の11% |
個人再生 | 報酬 385,000円〜 再生委員支払費用 +220,000円〜 |
自己破産 | 報酬 330,000円〜 少額管財事件 +220,000円〜 |
過払い金請求 | 基本報酬なし 過払い報酬 過払い金額の22%※1 |
※1 10万円以下の場合14%+11,000円の計算費用が発生します。
ひばり法律事務所
ひばり法律事務所は、債務整理業務を中心に相談を受け付けており、年間1,500〜2,000件の債務整理に関する問題を解決してきた実績のある法律事務所です。
債務整理の中でも個人再生と自己破産が得意なので、アコムの借金を任意整理しようと思っていたものの応じてもらえなかった方や、任意整理よりも個人再生や自己破産の方があっていると感じた方は、一度相談してみましょう。
もちろん、任意整理も依頼できます。料金も東京ロータス法律事務所とほぼ同額でリーズナブルなので、安く依頼したい方にもおすすめです。
対象地域 | 全国対応 |
相談料 | 無料 |
任意整理 | 着手金 1社22,000円 報酬金 1社22,000円 減額報酬 11% 経費 5,500円 |
個人再生 | 着手金 330,000円~ 報酬金 220,000円〜 経費 5,500円 |
自己破産 | 着手金 220,000円~ 報酬金 220,000円〜 経費 5,500円 |
過払い金請求 | 着手金なし 報酬金なし 成功報酬 回収額の22%※1 |
※1 訴訟上の返還請求の場合は27.5%+実費が発生します。
サンク総合法律事務所
サンク総合法律事務所は主に借金問題を取り扱っており、受任した後に速やかに介入通知書を債権者に送付し、借金の督促を止められる点が特徴です。
依頼費用の分割払いに対応しており相談費用も無料なため、初期費用に不安を感じている方も相談しやすいでしょう。
また、法律事務所であるため、自身では手間のかかる個人再生や自己破産の手続きはもちろん、借金による家庭内や仕事での法的トラブルの相談も可能です。
経験豊富な弁護士に債務整理を依頼したい方は、ぜひサンク総合法律事務所も検討してみてください。
対象地域 | 全国対応 |
相談料 | 無料 |
任意整理 | 着手金 1件55,000円~ 基本報酬 1件11,000円~ 減額報酬 減額分の11% 過払金報酬 回収額の22%※1 |
個人再生 | 住宅ローンありの場合 着手金 550,000円〜 基本報酬 110,000円〜 住宅ローンなしの場合 着手金 440,000円〜 基本報酬 110,000円〜 |
自己破産 | 同時廃止 着手金 330,000円〜 成功報酬 110,000円〜 少額管財 着手金 440,000円〜 成功報酬 110,000円〜 |
過払い金請求 | 着手金なし 基本報酬 1件22,000円 過払金報酬 回収額の22%※1 |
※1 訴訟の場合は過払い金回収額の27.5%です。
東京ロータス法律事務所
東京ロータス法律事務所は、債務整理の相談実績が10,000件以上もあるので、お客さんから信頼されている債務整理業務に強い法律事務所と言えます。
東京ロータス法律事務所の強みは、リーズナブルな料金設定です。法律事務所の中でも料金が安く設定されているので、できるだけ料金を抑えて依頼したい方におすすめできます。
また、債務整理に関する相談は何度でも無料です。他社を見ると30分で5,000円ほど発生する場合もあるので、東京ロータス事務所のメリットと言えます。
全国への出張相談も行っているので、実績のある法律事務所やリーズナブルな料金の法律事務所に依頼したい方は、地方に住んでいるからと諦めずに出張相談を利用しましょう。
対象地域 | 全国対応 |
相談料 | 無料 |
任意整理 | 着手金 22,000円 報酬金 22,000円 減額報酬 減額分の11% 過払報酬 回収額の22% 諸費用 5,500円 送金管理手数料 1,100円 訴訟の別途着手金 33,000円 |
個人再生 | 着手金 330,000円 報酬金 330,000円 諸費用 55,000円 住宅ローンあり 110,000円 |
自己破産 | 着手金 220,000円 報酬金 220,000円 諸費用 55,000円 管財人引継予納金 200,000円~ |
過払い金請求 | 着手金なし 報酬金なし 過払い金報酬 回収額の22% |
アース法律事務所
アース法律事務所は、債務整理に関する相談を9,000件以上受けて、そのうちの5,000件以上を解決へと導いた実績のある法律事務所です。
アース法律事務所では、借金問題はもちろん、離婚や相続などの民事的な問題も解決できるので、借金問題と同時に離婚や相続、親権などの問題も解決したいと考えている方におすすめできます。
個人再生や自己破産を実行する場合は、裁判所を介して手続きする必要があるとお伝えしてきました。アース法律事務所の代表は元裁判官なので、どのような手続きが行われるかなど理解しており、スムーズに手続きが進むので安心です。
メールであれば、24時間相談を受け付けているので、気になった方はいつでも相談してみてください。
対象地域 | 全国対応※1 |
相談料 | 借金問題に関しては無料 |
任意整理 | 着手金 1社22,000円 減額報酬 減額金の11%相当 |
個人再生 | 着手金 1社330,000円 住宅ローン特例あり 440,000円~ |
自己破産 | 着手金 330,000円~ |
過払い金 | 着手金なし※2 |
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※2 過払い金報酬については要相談です。
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個人再生 | 報酬 385,000円〜 |
自己破産 | 報酬 330,000円〜 管財事件の場合 +220,000円 |
過払い金請求 | 着手金なし 過払金報酬 過払い金額の22%※1 |
※1 10万円以下は14%と11,000円の計算費用がかかります。
また訴訟の場合は回収額の27.5%です。
まとめ
今回は、アコムで借りた借金に悩んでいる方へ向けて、任意整理のメリットやデメリット、手続きの手順などをお伝えしてきました。
アコムの借金は、任意整理するのがおすすめです。任意整理すると、次の交渉ができるので、借金を完済できる可能性が高まります。
- 将来利息・遅延損害金のカット
- 借入残高を分割返済
- 過払い金の請求
- 返済期間の延長
特に、利息が高く元金が思っているよりも返済できない方などは、将来利息や遅延損害金をカットするだけで、完済を目指せる方も多いのではないでしょうか。
また、上記以外にも、任意整理には次のようなメリットがあります。
- 裁判所を通さず手続き可能
- 任意整理以降は原則利息がカット
- アコムからの取り立てや督促からの回避
- 会社や家族に知られず手続き可能
任意整理は他の債務整理と異なり、裁判所を介さずに債権者と直接交渉する手続きなので、比較的簡単に手続きできます。手続き完了までの期間も短いので、すぐに借金問題を解決したい方などには、任意整理がおすすめです。
アコムからの借金の返済に悩んでいる方は、どうやって借金問題を解決しようか悩んでしまいます。
法律事務所では無料で借金問題に関する相談を受け付けているので、記事内で紹介した法律事務所に相談してみてください。
※本記事の情報は2022年5月時点のものです。
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