■必ず借りられるおまとめローンは存在しない!
おまとめローンを提供するおすすめ消費者金融と銀行
消費者金融系・信販系 | 銀行系 |
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アイフル 「おまとめMAX」 | 横浜銀行 「カードローン」 |
プロミス 「おまとめローン」 | 千葉銀行 「ちばぎんカードローン」 |
SMBCモビット 「おまとめローン」 | 東京スター銀行 「スターワン乗り換えローン」 |
レイク 「レイクdeおまとめ」 | イオン銀行 「カードローン」 |
中央リテール 「おまとめローン」 |
おまとめローンを選ぶ際は、金利の低さや返済方法などをチェックしておこう!
複数社から借り入れをしていると、返済日や返済額の把握に手間がかかります。
おまとめローンは、返済日を一日にまとめたり返済額を減少させたりできますが、どのような商品なのか分からない方も多いでしょう。
また、確実に借りられるおまとめローンは存在するのかどうか、気になる方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、必ず借りられるおまとめローンはありません。
おまとめローンで借り入れするためには、安定した収入を得ていること、借入件数が多すぎないことなど、さまざまな条件を満たす必要があります。
本記事では、おまとめローンを提供する消費者金融系・信販系と銀行系のおすすめを5つずつ、あわせて10選紹介します。
おまとめローンの特徴やメリット、選び方のコツなども併せて解説するので、本記事を読んで自身に合った商品を見つけましょう。
おまとめ ローン | 実質 年率 | 限度額 | 総量規制の例外 (年収1/3以上の借入) | 詳細 |
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アイフル 貸付条件はこちら | 3.0〜18.0% 詳しく見る | 1〜800万円 | 可能 | 公式サイト |
プロミス ※2 | 6.3〜17.8% 詳しくみる ※2 | 1〜300万円 | 可能 | 公式サイト ※2 |
SMBCモビット ※1 | 3.0〜18.0% 詳しくみる ※1 | 1〜500万円 | 可能 | 公式サイト ※1 |
中央リテール | 10.95〜13.0% 詳しく見る | 1〜500万円 | 可能 | 公式サイト |
デイリーキャッシング | 8.5〜14.5% 詳しく見る | 50〜600万円 | 可能 | 公式サイト |
※2:リンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングの申込ページです
おまとめローンとは
おまとめローンとは、複数の金融機関のローンを1つの借入先にまとめられる商品です。
大きく分けると、おまとめローンには次の2種類があります。
- 銀行系
- 消費者金融系
それぞれの特徴を見ていきましょう。
銀行系おまとめローンの特徴
銀行系のおまとめローンの特徴は、消費者金融系と比べて金利が低いことです。
借入限度額も大きい場合が多く、借入先次第では1,000万円の上限が設定されている場合があります。
しかし、消費者金融系のおまとめローンと比較すると、申し込みから融資を受けるまでに時間がかかるため注意が必要です。
融資が急ぎでなく、高額な借り入れをしたい方は、銀行系のおまとめローンに申し込みましょう。
消費者金融系おまとめローンの特徴
消費者金融系のおまとめローンの特徴は、最短で申し込みをした当日に融資が受けられることです。
急な融資を希望される場合は、消費者金融系の方が適していると言えるでしょう。
しかし、銀行系のおまとめローンと比較すると、高い金利が設定されている点には注意する必要があります。
加えて、借入限度額も300万円〜800万円程度が相場であるため、1,000万円近くの高額な借り入れをしたい方は利用できない場合が多いです。
おまとめローンの仕組み
おまとめローンとは、借入先を一つにまとめられるサービスのことです。
複数の金融機関から借り入れている場合、借り入れの合計額をおまとめローンから借り入れると、より安い金利で新しい契約が結べます。
具体的な数字を用いて解説しましょう。次のような借入をしていると仮定します。
- A社:金利18.0%で40万円の借入
- B社:金利17.0%で60万円の借入
- C社:金利15.0%で100万円の借入
A社、B社、C社の借入合計金額は、200万円です。
利息制限法では、元本の金額が100万円以上の場合、金利の上限が15.0%までと定められています。
借入合計額が200万円の場合、借金を一つにまとめることで、利息制限法により15.0%以上の金利に設定されることはありません。
金利15.0%のD社から新しく200万円の融資を受ければ、A社、B社、C社の借入を完済でき、低い金利での返済に切り替えられます。
完済後は、ローンの借入先がD社のみとなるため、返済も月に一度で済むようになります。
「おまとめ」と「借り換え」の違い
おまとめローンと借り換えの大きな違いは、現在借入しているローンの件数です。
複数の金融機関からのローンを新しいローンで完済し、1つにまとめることをおまとめローンと言います。
一方で借り換えとは、一つのローンを金利が安いローンに乗り換えることです。
ただし、金融機関によっては「おまとめ」と「借り換え」が商品名の違いだけの場合もあるため注意しましょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンを利用するメリットは次の2つです。
- 信用情報の整理ができる
- 返済を1回にまとめられる
それぞれ詳しく解説します。
信用情報の整理ができ、多重債務ではなくなる
金融機関から借り入れている場合、信用情報機関に記録されます。
記録された情報は、金融機関が融資を実行するかどうかの判断材料となるため、重要な情報です。
仮に複数の金融機関から借入すると、多重債務状態と記録されます。
多重債務状態は、審査に必ず悪影響を及ぼすと言い切れません。ただし、悪影響を及ぼす可能性は高いです。
おまとめローンを利用し、1社のみから借入している状態であれば、多重債務状態ではなくなります。
債務の状況が個人信用情報機関に記録されるのは大きなメリットです。
返済を1回にまとめられる
複数の金融機関から借入している場合、返済日が異なり、振り込みを忘れてしまうケースも多くみられます。
また、何度もATMに行き、返済するのは面倒でしょう。
おまとめローンにより、返済先が一本化されていれば、返済は毎月一回のみです。
結果、返済自体を忘れにくくなるうえ、返済の手間の軽減に繋げられます。
おまとめローンを選ぶ際のコツ
おまとめローンを選ぶ際のコツは、次のとおりです。
- 審査難易度が低いおまとめローンを選ぶ
- 申し込み条件が自身に合っているかを確認
- 金利の低さで選ぶ
- 返済方法をチェック
- 毎月の返済が減るかどうかを確認
おまとめローンにはさまざまな種類があり、どのおまとめローンがよいのか悩む方も多く見られます。
選ぶ際のコツを知っていれば迷わずおまとめローンを申し込めるので、ぜひ一度チェックしてみましょう。
審査難易度が低いおまとめローンを選ぶ
審査難易度の高いおまとめローンを選ぶと、審査落ちとなり、借入ができない可能性が高まります。
一般的には、金利の手数料が低い傾向にある銀行系のおまとめローンよりも、金利手数料が高い傾向にある消費者金融系のおまとめローンの方が審査に通過しやすいと言われています。
審査に通過できるか不安を抱えている方は、金利の高いおまとめローンを選ぶとよいでしょう。
申し込み条件が自身に合っているか確認
申請が拒否されないように、申し込み条件が自身に合っているかの確認も忘れてはいけません。
申し込み条件はローンごとで異なりますが、一般的には次に挙げる3つが設定されているケースが多いです。
- 申し込み者の年齢
- 安定した収入の有無
- 住んでいる地域
また、本人確認書類や収入証明書が提出できること、他社を解約できることなどの条件が設けられていることもあります。
加えて、おまとめローンの利用規約には、他社ローンの解約が規定されている場合が多いです。
利用規約を破ると、違反行為となり、一括返済を求められる可能性があります。
手続きをスムーズにおこなうためにも、事前に自身が申し込み条件に合っているか確認しましょう。
金利の低さで選ぶ
一般的に複数の金融機関からの借入をおまとめローンで1本化すると、年2.0%〜年6.0%前後金利が下がる傾向にあります。
長期間の返済を考えると、金利が安くなれば、トータルの返済額が抑えられます。
また、金利が低くなった分、毎月の返済額も減少するでしょう。
返済方法をチェックする
おまとめローンを選ぶ際は、返済方法のチェックも大切です。
返済に手間がかかり、返済時刻に遅れてしまうと、遅延損害金が発生する可能性があります。
自身に負担のない返済方法が選択できれば、返済が遅れる可能性も低くなり、遅延損害金の発生を防げるようになるでしょう。
具体的には、インターネット上で返済が完結する商品、近くのコンビニのATMで返済ができる商品などが返済の負担が少なくおすすめです。
毎月の返済が減るかどうか確認する
毎月の返済が減るのかも、重要なポイントです。
おまとめローンは、借金を一つにまとめることで返済の負担や返済額を軽減できます。
とくに毎月の返済額に負担を感じている方は、事前にシミュレーションで返済額を確認してみてください。
ただし、シミュレーションは、あくまでも目安の数字です。
実際の返済額は契約後にわかるため、シミュレーションの結果は参考程度にしましょう。
【消費者金融系】おまとめローンおすすめ5選
消費者金融系おまとめローンのおすすめ5選を紹介します。
- アイフル「おまとめMAX」
- プロミス「おまとめローン」
- SMBCモビット「おまとめローン」
- レイク「レイクdeおまとめ」
- 中央リテール「おまとめ(借換え)ローン」
それぞれのおまとめローンの特徴やおすすめのポイントを紹介しますので、自身に合ったおまとめローンを探す参考にしてみてください。
アイフル「おまとめMAX」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 3.0%〜17.5% |
借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 最長10年・120回 |
返済方法 | ・口座引き落とし ・スマートフォンアプリ ・提携ATM等 |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・銀行カードローン ・クレジットカードのリボ払い等 |
アイフルの「おまとめMAX」は、おまとめ専用ローンでおまとめ対象の幅が広く、消費者金融系のカードローンのみならず、銀行ローンもひとつにまとめられます。
申し込みに際して自宅や勤務先に電話をされず、Web契約であれば郵便物もなしで手続きが完結します。
プライバシーの配慮も行き届いており、好条件でおまとめできるカードローンです。
また、総量規制の例外商品となるため、総量規制中で申し込みができないと諦めていた方も申し込みができるでしょう。
プロミス「おまとめローン」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 6.3%〜17.8% |
借入金額上限 | 300万円 |
契約期間 | 最長10年・120回 |
返済方法 | ・口座引き落とし ・ATM |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・クレジットカードのキャッシング |
プロミスの「おまとめローン」はすでに借入をしている方も利用可能で、返済日が5日・15日・25日・末日から自身の都合にあわせて選べます。
主婦や学生でも申し込み可能で、自動契約機を利用すれば郵送物なしで申し込みから契約まで完結できます。
借入期間が最長10年、返済回数も120回であり返済期間の相談ができるため、無理のない範囲で計画的に借りられるでしょう。
※リンク先はフリーキャッシング/レディースキャッシングの申込ページです。
SMBCモビット「おまとめローン」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 3.00%〜18.0% |
借入金額上限 | 500万円 |
契約期間 | 最長13年4か月・160回 |
返済方法 | ・口座引き落とし ・ATM |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・クレジットカードのキャッシング |
SMBCモビットの「おまとめローン」は、SMBCモビットに入会している方限定のサービスです。
借入が年収の3分の1を超えていて、総量規制の対象に入る方でも申し込みできます。
ただし、契約手続きは会員専用サービスの「Myモビ」からおこなうため、スマートフォンが必要です。
おまとめローンを希望する方は申し込み後、オペレーターに相談してください。
レイク「レイクdeおまとめ」
項目 | 内容 |
---|---|
金利(年率) | 6.0%〜17.5% |
借入金額上限 | 500万円 |
契約期間 | 最長10年・最大120回 |
返済方法 | ・インターネット ・提携ATM等 |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・銀行カードローン |
レイクの「レイクdeおまとめ」は、選べる無利息サービスで人気を集めているおまとめローンです。
はじめて借りる方であれば、Web申し込みで60日間特典(利息0円)が選べます。
カードレスで借り入れもでき、セブン銀行ATMであれば当日中の借り入れが可能です。
申し込みは365日・24時間でき、最短15秒で審査結果を確認できるため、おまとめローンを早く契約したい方におすすめです。
中央リテール「おまとめローン」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 10.95%〜13.0% |
借入金額上限 | 500万円 |
契約期間 | 最長10年(120回) |
返済方法 | ・銀行口座への振り込み |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・クレジットカードのキャッシング |
中央リテールのおまとめローンは、最大500万円までの借り入れができます。
申し込みから借り入れまでが最短一日で完了するため、借金を急いでまとめたい方におすすめです。
ただし返済方法は、銀行口座への振り込みのみに限定されているため注意しましょう。
また、東京都渋谷区に本社があり、遠方に住んでいる方だと申し込めない可能性があります。
自身が申し込み可能な対象者かは、電話にて確認しなければいけません。
【銀行系】おまとめローンおすすめ5選
おすすめの銀行系おまとめローンは次のとおりです。
- 横浜銀行「カードローン」
- 千葉銀行「ちばぎんカードローン」
- 東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」
- イオン銀行「カードローン」
4つのおまとめローンの特徴などを解説します。
横浜銀行「カードローン」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 1.5%〜14.6% |
借入金額上限 | 1,000万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | ・指定口座引き落とし ・横浜銀行ATM ・コンビニATM |
おまとめ対象 | 信託会社、消費者金融等 |
横浜銀行の「カードローン」は、ほかのローンやクレジットカードのリボ払いなどを1つにまとめられます。
安定した収入があればパートやアルバイトの方、年金収入の方でも利用可能です。
また「はまぎんダイレクト(インターネットバンク)」や「はまぎんアプリ」にカードローン口座を追加すれば、24時間365日いつでも返済できます。
コンビニなどのATMで返済をはじめ、返済方法が豊富にある点が強みです。
千葉銀行「ちばぎんカードローン」
項目 | 内容 |
---|---|
金利(年率) | 1.4%〜14.8% |
借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | ・千葉銀行ATM ・コンビニATM ・インターネット等 |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・銀行カードローン ・クレジットカードのキャッシング、ショッピング等 |
千葉銀行の「ちばぎんカードローン」は使途が自由でほかの借入をまとめられます。
返済額が月々2,000円から設定できるため、無理なく返済を継続できることが魅力です。
お金に余裕がある場合はコンビニATM、インターネットバンキングでまとめて返済して金利の負担を減らせます。
また、ちばぎんカードローンの審査に通過できるのかを「10秒クイック診断」で簡単に確認できます。
東京スター銀行「スターワン乗り換えローン」
項目 | 内容 |
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金利(年率) | 9.8%、12.5%、14.6% |
借入金額上限 | 1,000万円 |
契約期間 | 最長10年 |
返済方法 | ・指定口座引き落とし ・インターネット等 |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・銀行カードローン ・クレジットカードのキャッシング等 |
東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は、来店不要でWeb完結可能な商品です。
おまとめ借入の最高額が1,000万円とほかのローンよりも大きく、返済専用のローンであるため大きく膨らんでしまった借入を着実に減らせます。
また、正社員のみならず、契約社員や派遣社員も利用できる点も魅力のひとつです。
イオン銀行「カードローン」
項目 | 内容 |
---|---|
金利(年率) | 3.8%〜13.8% |
借入金額上限 | 800万円 |
契約期間 | 1年(1年ごとの自動更新) |
返済方法 | ・イオン銀行口座引き落とし ・イオン銀行指定のATM ・他金融機関口座引き落とし |
おまとめ対象 | ・消費者金融カードローン ・銀行カードローン ・クレジットカードのキャッシングまたはリボ払い等 |
イオン銀行の「カードローン」は、配偶者に安定かつ継続した収入があれば、専業主婦(夫)の方も申し込みできます。
返済方法はATM返済、他金融機関口座引き落とし、イオン銀行口座引き落としの3タイプから選べます。
手持ちの口座を利用して返済できるため、新たに口座開設したくない方におすすめです。
おまとめローンの審査が通らない!考えられる原因
おまとめローンにも、他のローンと同様に金融機関からの審査があります。
審査に落ちてしまった場合は、次に挙げる4つの原因が考えられるでしょう。
- 安定した収入がない・収入が不足している
- 借入件数が多すぎる
- 信用情報にキズがついている
- 在籍確認が取れない
詳しく解説します。
安定した収入がない・収入が不足している
おまとめローンの審査に通るためには、安定した収入が必要です。
金融機関にとって貸したお金を回収できない事態は、避けなければいけません。
確実に返済してもらうために、安定した収入の証明を申し込み者に対して求めています。
収入面で不安が残る状態では、返済能力がないと判断されるため、審査に通過できない可能性が高くなります。
借入件数が多すぎる
おまとめローンは、複数の金融機関からの借入を一つにまとめられる商品です。ただし、借入件数が多すぎると審査に通らないケースがあります。
金融機関次第では、3社までの借入先しかまとめられない場合も存在します。
一般的には、借入が4社以上あると多いと言われているため、多数の借入先を抱えている方は注意が必要です。
おまとめローンの利用を検討している際は、なるべく借入先の件数を少なくしてから申し込みましょう。
信用情報にキズがついている
信用情報にキズがついているのも、審査に通らない原因となります。
3か月以上の返済延滞や、過去10年以内に債務整理している方は要注意です。
収入が十分でも信用情報から返済が滞りそうだと判断されると、審査に通るのは難しくなります。
金融事故を起こしているかどうかは、次の信用情報機関に問い合わせて照会しましょう。
- JICC(日本信用情報機構)
- CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
- KSC(全国銀行個人信用情報センター)
キズがあるかを確認したい場合は、信用情報機関に数百円〜数千円を支払えば、開示請求ができます。
審査が不安な方や審査になかなか通過できない方は、開示請求をおこない、自身の信用情報を確認するとよいでしょう。
また、借りたお金は期日までにきちんと支払いをおこない、信用情報にキズをつけないことが大切です。
在籍確認が取れない
職場への電話連絡や書類で在籍確認が取れないと、審査には通りません。
在籍確認とは、申し込みフォームに記載された勤務先で本当に働いているかの確認を取ることです。
犯罪による収益の移転防止に関する法律にて、金融機関は審査の際に申し込み者の職業の確認が求められています。
勤務先に在籍しているか確認を取ることは、法律で定められているため、在籍確認が取れなければ審査落ちになるでしょう。
ただし、在籍確認の方法は、勤務先への電話や書類提出など金融機関ごとで異なります。
そのため、勤務先への電話が難しい場合は、原則電話による在籍確認なしのサービスを選びましょう。
おまとめローンの審査に通りやすくなるコツ
おまとめローンの審査に通りやすくなるコツは、次のとおりです。
- 一度に何社も申し込まない
- 他社からの借入は3社以内
- 申し込みの際に偽った情報を申告しない
- 本審査前に借り入れ診断をおこなう
それぞれ詳しく解説します。
一度に何社も申し込まない
おまとめローンは、複数の契約を一本化するための商品であるため、一度に何社も申し込むのは避けましょう。
複数のおまとめローンを同時に申し込んだ場合、返済能力がないと判断され、審査に落ちる可能性があります。
したがって、おまとめローンを申し込む場合は、1社に絞ることをおすすめします。
他社からの借入は3社以内にしておく
他社からの借入を3社以内にしておくことも、おまとめローンの審査通過につながります。
消費者金融や銀行の審査に通過するかどうかは、返済能力のみではなく、借入件数も重要になるからです。
4社以上から借り入れていたとしても、審査を通過できるかもしれませんが、難易度は高まるでしょう。
申し込みの際に偽った情報を申告しない
申し込みの際に偽りの情報を申告しないのも大切です。
おまとめローンの審査には、信用情報が照会されます。
そのため、少しでも審査に通りやすくするために借入残高や借入件数を偽って申し込んでも、すぐにバレてしまいます。
申し込み情報を偽ったことで利用者は信用できないと判断されると、審査落ちになる可能性が高くなります。
信用を大きく失わないためにも、偽りの情報は記載しないようにしましょう。
本審査前に借り入れ診断をおこなう
本審査前に借り入れ診断をおこなうと、自身が借り入れ対象であるのかを判断しやすくなります。
短い期間で複数の金融機関に申し込むのは、いわゆる申し込みブラックになる可能性があり、避けなければいけません。
最初の申し込みで審査通過するためにも、事前に借り入れ診断をおこなうことは大切です。
ただし、借り入れ診断は年齢や性別、借入件数、借入合計額などの必要最低限な情報しか入力しません。
借り入れ診断の結果はあくまでも目安であるため、参考程度にしましょう。
おまとめローンの注意点
おまとめローンを利用する際の注意点は、次のとおりです。
- 「必ず」借りられるおまとめローンは基本的にはない
- 検討中の会社がおまとめに対応しているかの確認
- おまとめローンを謳った詐欺に注意
- 使い道に制限があり追加融資も不可
それぞれについて解説します。
「必ず」借りられるおまとめローンは基本的にはない
おまとめローンは借入金額が高額になりやすいローンであり、審査基準が厳しいこともあるため、必ず借りられるとは言い切れません。
本記事で紹介したコツを参考に、事前にしっかりと準備しておきましょう。
検討中の会社がおまとめに対応しているか確認する
検討中の会社がおまとめローンに対応していなければ利用できません。
また、会社によっては、おまとめできる借入先を制限している場合もあり注意が必要です。
たとえば、消費者金融系カードローンからの借り入れがまとめられたとしても、銀行系カードローンからの借り入れはまとめられない場合もあります。
おまとめローンに申し込む際は、自身の借入先がまとめられるかを事前に確認しましょう。
おまとめローンを謳った詐欺に気をつける
多重債務に悩み、追い詰められている状態を利用して、おまとめローンに関する詐欺をおこなう悪徳業者も存在します。
次に挙げるようなキャッチフレーズを掲げる業者には注意が必要です。
- 審査がゆるい(審査がない)
- 即日で借金を一本化できる
実際に契約をすると高額な手数料や、入会金を請求されるケースがあるようです。
また、請求された金額を振り込んだら業者と連絡が取れなくなったというケースも存在します。
詐欺の方法は多岐にわたるため、おまとめローンを利用する場合は知名度の高い信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
使い道に制限があり追加融資も不可
おまとめローンは、その名のとおり他社の借り入れを一本にまとめるためのローンであるため、他の用途に使うことは禁止されています。
また、同じ理由から追加で借り入れをすることもできません。
ただし、追加融資ができるかどうかはローンによって異なるため、追加で借り入れが必要になりそうな方は、必ず事前に確認しておきましょう。
おまとめローンに関するよくある質問
これからはじめておまとめローンを利用したいと考えている方のために、よくある質問をまとめました。
- おまとめローンは総量規制に抵触しない?
- 5社以上から借り入れていてもおまとめローンの審査に通過できる?
- 必ず借りられるおまとめローンは闇金?
- 無職でもおまとめローンは利用できる?
それぞれの質問に回答します。
おまとめローンは総量規制に抵触しない?
おまとめローンは総量規制の対象外となる商品です。
複数社から借り入れている総額が年収の1/3を超えてしまっている場合でも、おまとめローンを使って1社にまとめることができます。
5社以上から借り入れていてもおまとめローンの審査に通過できる?
審査基準はカードローンによって異なりますが、5社以上から借り入れていると、おまとめローンの審査に通りづらくなると言われています。
また、金融機関によっては3社までの借入先しかまとめられない場合も存在します。
多数の借入先を抱えている方は少しでも減らしてから申し込むようにしてみてください。
必ず借りられるおまとめローンは闇金?
「絶対に借りられる」「100%融資可能」と謡う貸金業者は、違法に営業をおこなっている闇金の可能性が高いでしょう。
おまとめローンも、通常の借り入れ商品と同様、必ず審査が存在します。
そのため、必ず借りられると謳っているおまとめローンの利用は控えましょう。
無職でもおまとめローンは利用できる?
無職の状態でおまとめローンを利用することは不可能です。
おまとめローンは借り入れ額をひとつにまとめるため、金融機関は通常のローンよりも多額の融資をおこなうことになります。
無職の方では返済能力への不安が大きいため、金融機関は融資をおこないません。
まとめ
おまとめローンは、複数の金融機関からのローンを1本化する商品です。
利用すれば多重債務状態ではなくなり、返済の手間も減るため魅力的でしょう。
ただし、必ず借りられるおまとめローンは存在しません。
借り入れするためには、安定した収入や信用情報に傷がない状態で申し込む必要があります。
おまとめローンは多重債務で悩んでいる方の強い味方です。
多重債務で悩んでいる方は、借金の負担を軽減するためにも、おまとめローンへ申し込みましょう。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトより確認ください。
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