節約の天敵「衝動買い」をなくすために、やってみてほしい3つのこと

休日にウィンドウショッピングへ出掛けたつもりなのに、ついつい欲しいものを見つけて衝動買い、なんてことありませんか?
本当に使うものを衝動買いしてしまったのであればいいですが、数週間するとタンスの中に眠ってしまうのであれば、もったいないですよね。せっかく節約をしていても無駄なものを買ってしまえば努力が台無しになってしまいます。
そこで今回は衝動買いの回数をぐっと減らすことができるようになるコツを3つお伝えしたいと思います。
自分にとって価値のあるものを知る

まずは、普段生活をする中でこれだけは譲れないという自分の軸をしっかりもちましょう。
難しく考える必要はなくて、例えば「とにかくシンプルな感じが好き」や「見た目よりも使いやすいのが一番」というようなざっくりとした感じでOKです。
筆者の場合、「使いやすくて安全なもの」がモノを購入する際に譲れない部分なので、仮に雑貨屋で見た目がおしゃれなバックを見つけ気持ちが揺れたとしても、A4ファイルが入る大きさなのか、中身が見えないようチャックはついているかなど使いやすさと安全性をチェックして、自分の基準をクリアしていなければ、購入してもすぐに使わなくなる可能性が高いと判断しています。
欲しいと思ったら一度家に帰って考える

食料や生活用品など、生活する上で必ず必要な物でない場合は、欲しいものを見つけた時、お店で購入するかどうかを考えずに、一度家へ帰って考えることをおすすめします。
家に帰ることで店員さんの誘惑なしに冷静な判断をすることができますし、家に帰ると意外と同じようなものを発見したりすることもあります。
家に帰ってから数時間よく考えても、わざわざまたお店に買いに行く気持ちがあるくらい必要と思った場合、自分にとって本当に必要なモノである可能性が高いでしょう。
クレジットカードを必要以上に使わない

クレジットカードはお金を持ち歩かなくて良いですし、賢く使うとポイントも貯まりお得なので結構使っている人も多いと思うのですが、衝動買いの傾向が強い人は要注意です。
人間の気持ちとは不思議なもので、同じ1万円が財布から出ていった場合、カードで払う場合よりも現金で出ていく方がもったいないという気持ちを強く感じる人が多いそうです。
そのためクレジットカードで全ての買い物をしていると、現金が出ていく感覚がなくなるので、無駄な出費が多くなる可能性が高まります。
クレジットカードは便利な反面、金銭感覚が麻痺してしまうリスクもあるため、「クレジットカードの支払いは固定費だけ」、「大きな出費の時だけ」などルールを決めて使うことをおすすめします。
人間というのは欲のある生き物なので、簡単に衝動買いをなくせと言われてもなかなか簡単にはできないものです。ですが、それは自分の価値観がはっきりと定まっていないのが大きな原因とも考えられます。
一見何の関係もなさそうですが、一度ゆっくりと自分の理想の暮らし方、生き方を考えてみることが衝動買いを抑え、楽しい節約生活を続けるコツだと思います。