わざわざ買う必要がないマタニティ用品とは

妊活という言葉が生まれるほど、子供を作る年齢も上がってきているので容易にはいかなくなってきている妊娠。ですから、より一層子供を妊娠できたときの喜びといったらないでしょう。
特に初めての妊娠の時は、すべてのことが初めてでわからないことだらけです。日に日にお腹も大きくなるし、思うように動けなくなるため、早め早めの行動をしがちですね。
インターネット社会ですし、気になる情報はすぐに調べることができます。そのせいで、現在必要な物ではなく先の先まで調べて買ってしまう傾向があるようです。
しかし、子供を産んだ方たちに聞いてみると、思った以上に必要ないものがたくさんあると言います。私も同じ意見です。
買う必要がなかった物をひとつひとつ紹介していきたいと思います。
マタニティウェアとパジャマの必要性

まずはマタニティーウェアです。パンツは必要になります。やはりお腹が出てくるので、今までのサイズでは入りません。マタニティー用のパンツはお腹を冷やす心配もないのでいくつか用意しましょう。
しかし、上ははっきり言って必要ないです。ワンピースやチュニックなど裾がふんわりした洋服をいくつかお持ちだと思います。それで十分なんですよ。
子供が生まれてからも使えるように授乳口がついた洋服もたくさん売っていますが、お腹を出して冷えるのが心配であれば腹巻をしておけばいいだけの話です。
最もお腹の大きくなる妊娠後期の8~10ヶ月の頃、自前のふんわりした服が入らない場合は旦那さんの洋服を借りましょう。少し大きめのTシャツやトレーナーを借りてみてください。きっと丁度良いはずですよ。
そしてパジャマも同じなんです。上下で揃える必要はありません。下はマタニティー用スパッツを用意しましょう。上は旦那さんの使っていない大きめのパジャマで十分です。
子供が生まれて夜中の授乳などに授乳口がついてるパジャマを持っていると確かに便利ですが、やはり腹巻をしていればお腹を出しても寒くありませんよ。
マタニティー用クリームのお勧め代用品

お腹が出てくると、体中に脂肪がついてくるので妊娠線と呼ばれる脂肪線に注意をしなければなりません。特にお腹・お尻・太もも辺りにできやすいです。
マタニティー用クリームという名でたくさんの種類が売られていますが、確かに良い成分が入っているので肌には良いです。しかし、普通のクリームよりもお値段が高いのです。
クリームが必要な部分の面積は産む直前まで増えていくので、クリームを1回に使う量はどんどん増え続けます。そしてしっかり塗っておかないと、つけ忘れ部分に妊娠線ができてしまいます。
そこでお勧めしたいのは、バイオイル(bioil)です。顔や体に使うことができる万能オイルなのですが、とにかく伸びがいいんです。少量でしっかりつけることができます。
しかも、マタニティークリームよりも断然お安い値段ですし、余っても他に使えるので無駄にはなりません。万が一肌に合わないといった心配もありません。
ですので、マタニティークリームは買わずにバイオイルを買って使いましょう。
抱き枕と授乳クッションは持っている物で

最後は抱き枕についてです。お腹が大きくなると仰向けの体勢がつらくなります。抱き枕を使えば、横向きの姿勢を安定させてくれますし、産後の授乳クッションとして使えます。
しかし、使う期間はほんの少ししかありません。ですから、抱き枕は買わずに自分で作りましょう。
作るといっても、ただ毛布やタオルケットをくるくると巻いてから紐で留めるだけです。これだけなのに、十分抱き枕として活躍してくれます。
授乳クッションも、枕で代用できますよ。首が据わっていないほんの何ヶ月の間は授乳クッションがあると便利ですが、赤ちゃんが大きくなるにつれ必要なくなります。
赤ちゃん用に買う物がたくさんあって支出が増える時期ですし、家に物があふれる時期です。抱き枕は値段もしますし、なにより収納スペースをとります。
使わなくなってからすぐに捨てるのはもったいないと思って、しまっておくにはなかなかの大きさです。買うのはやめましょう。