節約して貯めたお金をゴールド・プラチナ投資でじわじわ育てよう!
日々の生活からコツコツ節約をして貯めたお金ですが、せっかく貯めても気がつくと生活費に充ててしまい「節約してお金を貯めた実感」が持てない人も多いのではないでしょうか。
節約は続けることが大切ですが、成果が目に見えない状態が続けばモチベーションは下がってきてしまうものです。
そこで今回は、節約して貯めたお金を「ただ貯めておく」のではなく、ちょっとした楽しみを加えることで節約のモチベーションを高く保ち続けるコツを紹介します。
月々の節約成果を積み立てるなら積立や金貨

最近、ゴールドやプラチナの価格が上昇しています。ゴールドやプラチナは、まとめて購入すれば高額な元手が必要ですが、実は購入方法を工夫すれば月3000円から購入が可能なのです。
月3000円ならば、毎月節約してできたお金を充当することができるのではないでしょうか。「毎月ゴールドを買う」と思うだけでも、節約が楽しみになります。
毎月3000円でゴールドやプラチナを購入する方法は純金積立やプラチナ積立になります。
3000円だと一度に購入できる量は少量のため、手元にゴールドやプラチナが届くことはありませんが、年月をかけて購入し続ければ一定量になった段階で現物に変えることができます。
もしも「現物を手にしたい」と思うのならば、積立ではなくコインの購入がいいでしょう。ゴールドやプラチナのコインは、大きさやデザインに種類があるため予算に応じて購入することができます。
小さなコインであれば2万円以内で購入できるため、コインの購入を目指してコツコツ節約してもいいでしょう。
なぜゴールドやプラチナがいいのか

節約して貯めたお金を育てる方法としてゴールドやプラチナを紹介する理由は、現物に変えてもお金と似た価値を持ち続けることができるからです。
例えば、節約をがんばったご褒美にダイヤモンドを購入したとします。ダイヤモンドは、ご褒美としてはうれしいものですがダイヤモンドに傷がついたりしてしまえば、価値はぐっと下がってしまうのです。
また、カットやデザインによっても値段が変わる可能性があります。
一方、ゴールドやプラチナは素材そのものに価値があります。コインは傷がついてしまうと価値が落ちてしまうこともありますが、グラム当たりの価値よりも落ちることはないのです。
また、ゴールドもプラチナも気候や温度によって変質しにくい素材です。コツコツ貯めたコインを長期間持ち続け、いずれ子供や孫に贈ることもできるでしょう。
ゴールドもプラチナも毎日価格は変化します。購入した時よりも高くなった時点で売却すれば、差額が利益となります。(もちろん低くなることも)
節約したお金を普通預金に預けておいても、なかなか増えない時代です。ゴールドやプラチナに形を変えることで、節約して地道に貯めたお金を大きく育ててみるのも面白いのではないでしょうか。
ゴールドとプラチナは何が違うのか

一昔前は、ゴールドよりもプラチナが高額であることが常識でした。しかしここ数年は、プラチナの価格が下がり、ゴールドと逆転している状態が続いています。
プラチナはゴールドよりも市場が小さいため、ちょっとした出来事が価格を左右します。本来ならば、プラチナはゴールドよりも採掘量も採掘場所も限られているため、価格が高くなると考えられます。
今後、ゴールドとプラチナの価格の関係がどうなるかは専門家の間でも意見がわかれています。しかし、歴史的にもプラチナがゴールドよりも安くなっている状態は非常に稀な話です。
このタイミングをプラチナの買い時と考える人も多いようで、大手販売業者では、プラチナの販売量が過去最高を記録しています。
そして、一般の個人購入者が増えているということもプラチナに注目が集まっている証拠ではないでしょうか。
ただ、プラチナは市場が小さく、価格に影響を与える要素がいくつかあるため、ゴールドよりもリスクがあることも確かです。
ゴールドよりも値動きがずっと激しいため、場合によってはせっかく節約して積み立てたお金が一気に減ってしまうことも考えられます。
「節約して貯めたお金だからハイリスクハイリターンでかまわない」と思うならばプラチナ、「節約して貯めたお金だから安全に持っておきたい」と思うならばゴールドがいいでしょう。
ゴールドとプラチナを購入するときの注意点
ゴールドとプラチナを購入する方法は、大きく3つあります。1つ目はスポット購入です。
スポット購入は、100gや500gのバーで購入する方法です。
いわゆる金の延べ棒を購入することになり、元手も数十万円から数百万円必要になります。購入するタイミングも難しいため、日々の節約成果で購入するには適していないでしょう。
2つ目の方法は積立購入です。
積立購入は、毎月低額で購入が可能ですが、別途手数料などが必要になります。手数料や年会費は、業者によって異なります。
3つめがコインの購入です。
コインの購入は手数料もかからず手ごろな価格で購入が可能です。しかし、コインに傷がついてしまったりすると価値が落ちることがあります。バーやコインを購入後に自宅で保管する場合には、盗難や紛失にも注意が必要です。