【節約終活】貯めたお金を水の泡にしない3つのポイント»節約の達人

【節約終活】貯めたお金を水の泡にしない3つのポイント

エンディングノートは終活補助!本当にお金を守りたいなら損をして得を取る


エンディングノートとは、自分の財産の在処や相続させたい人を書き残すノートをいいます。最近の終活ブームで書店や文房具にはたくさんのエンディングノートが販売されています。

確かに、エンディングノートは終活の第一歩としては便利なものです。しかし、エンディングノートを書き終えただけでは、お金を守ることはできません。

自分が働き、節約してコツコツ貯めたお金を大切な人に確実に遺したいと思うならば、「公正証書遺言」を作成するようにしましょう。

一般的に「誰かに財産を遺したい」という意思表示をしておく文書は「遺言書」です。正式に遺言書として認められるためには、必要項目がすべて正確に記載されている必要があります。

ただ単に「子にすべての財産を遺します」と記載しても遺言書として認められない可能性が高いのです。

公正証書遺言とは、公証人役場で作成する遺言書です。法律や相続に詳しい公証人の指導を受けながら遺言書を作成することができるため、不備によって無効になる心配がありません。

また、万が一自分が所持していた公正証書遺言を紛失してしまったとしても、公証人役場へ行けば再発行が可能です。再発行依頼できる人は、遺言作成者と相続人と遺言執行者になります。

自筆遺言書か公正証書遺言書か


自分で書く自筆遺言書は費用をかけずに作成することができますが、公正証書遺言は記載する財産額によって費用は変わります。

公正証書遺言の場合、不動産や預貯金のすべてについて記載すれば、費用は数万円かかることもあります。

しかし、出費を節約し手間をかけてエンディングノートを作成しても、いざというときに使えなければ、手間もお金も水の泡になってしまうのです。

本当にお金や財産を守り、大切な人に遺したいと思うならば、多少出費がかさんでも公正証書遺言を作成したほうが得なのではないでしょうか。


過剰な節税対策は本末転倒になることもある


節約に興味がある人は、節税に対しても興味があるのではないでしょうか。終活でも税金の話は切っても切り離せません。多額の財産を相続すれば相続税が発生します。

相続税対策として、生きているうちに財産をあげてしまおうと思っても、「あげる」ことで贈与税が発生します。

しかし、実際はかなりのお金持ちでない限り「節税」を意識する必要はないのかもしれません。「税金」といっても、とても奥が深いのです。

全く税金の知識がない人の中には、財産を相続すれば、必ず相続税は発生すると思っている人も少なくありません。

しかし、相続税が発生するには、一定のラインである「基礎控除額」があるのです。基礎控除額は、3000万円+600万円×法定相続人数(2017年5月現在)で計算することができます。基礎控除額が相続する財産の額よりも大きければ相続税は発生しません。

もしも相続する財産額の方が大きかったとしても、「相続する財産-基礎控除額」の金額に対して相続税がかかるのです。実際に自分の財産額を当てはめて計算してみると、相続税の心配がいらない人も多いのではないでしょうか。

この「基礎控除額」を知らなかったために、不必要な節税対策をしてしまう人も多いのです。

例えば、預貯金で遺してしまうよりも不動産に形を変えて遺せば税金が安くなると思い、退職金のすべてを投じて賃貸アパートを建てる人もいます。

すると、相続税対策はできたとしても、肝心の賃貸運営がうまくいかず悩みの種になってしまうこともあるのです

まずは自分の財産を洗い出し、基礎控除額を計算し相続税の対策が必要であるかを見極めるようにしましょう。正しい知識を持つことも賢く税金を節約するポイントです。

お金は「見える化」しておく


日々の生活で節約が習慣化している人は、ネットバンクを利用していることが多いようです。ネットバンクは、銀行へ出向く手間もなく手数料も安いため、節約家に限らずへそくり口座としても人気があります。

しかし、終活を考えるならばネットバンクには注意ポイントがあるのです。

それは「見える化」しておくことです。

ネットバンクの口座は、通帳がありません。万が一のことがあったときに、残された家族はネットバンクの中に貯められたお金の存在に気がつかない可能性があるのです

節約してコツコツ貯めたお金が、誰にも気づかれることなく消えてしまっては残念すぎます。

終活するときには、ネットバンクの存在を忘れないようにし、必ず「書面」でネットバンクの存在がわかるようにしておきましょう。

パソコンに慣れている人は、自分に関する情報をすべてパソコンで管理する傾向があります。

しかし、他人のパソコンはとても扱いづらいものです。せっかく細かな財産情報をデータや表にまとめて残したとしても、パソコンのパスワードがわからなければ見ることができません。

終活をするときには、データではなく「書面」で残すことが大切なポイントです。

この記事を書いた人

式部 順子 式部 順子»筆者の記事一覧

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。

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