【「児童手当」の使い方】私が「学資保険」ではなく、「終身保険」に決めた理由»節約の達人

【「児童手当」の使い方】私が「学資保険」ではなく、「終身保険」に決めた理由

あなたは、児童手当の使い道をどのようにしていますか?


「生活費として使用する」

「子供に今必要なものを購入する資金にする」
どちらも間違っていることではありません。

ですが、私は目先の出費に使用してしまうのはとてももったいないと感じます。

なぜなら、子供は大きくなるにつれてお金がどんどんかかってくるからです。

幼稚園~高校までの学費は約500万円(オール公立)


文部科学省が平成26年1月に行った、「子供の学習費調査」によると、子供1人にかかる幼稚園~高校までの学費は、オール公立だった場合でおよそ500万円必要になるという結果になりました。

もしこれがオール私立だった場合、合計で1,677万円にも跳ね上がります。

高校まででも大変な出費なのに、大学の教育費はさらに高額で跳ね上がります。

私立の場合は5~600万円、公立・国立大学でも300万円程度必要です。ここに下宿費や生活費、お小遣いなどが加算されたらさらにお金がかかるのです。

そこで、我が家では毎月政府から支給されている児童手当を、「終身保険」にあてて、今後の学費として備えています


私が「終身保険」に決めた理由

学費を備えておく手段としてポピュラーなのは、終身保険よりも「学資保険」ですよね。

もちろん、私も学資保険に加入する前、学資保険への加入も考えました。

学資保険を一度は検討したのにも関わらず、終身保険を選んだ大きな理由は、返戻率が学資保険よりも終身保険の方が上だったからです。(平成26年の3月ごろに加入)



我が家の場合


18歳までの払い込みで子供が0歳だった場合のシミュレーションだったのですが、当時は学資保険の場合は返戻率が110%を下回るところが多く、中には102~104%程度のところもありました。

ですが、終身保険で調べた場合、ほとんどの会社で返戻率が110%を超え、受取額は実際の払い込み額に数十万円上乗せとなり、これが終身保険で学費を貯めていく決定打となりました。

結果、我が家は現在AIG富士生命のE終身へ加入しています。
支払う金額が同じなら、受けとる時にできるだけ高い方がメリットも高い
そう感じたことも、終身保険に決めた大きな理由です。

終身保険のデメリット


ですが、何事も良いことばかりではありません。もちろん、終身保険にもデメリットがありました。
万が一保険金の払い込みが完了する前に途中解約した場合、元本が元割する
という点です。

途中解約した場合、学資保険なら返戻金90%程度が一般的ですが、終身保険の場合は返戻金が70%ほどとかなり低いのです。

100万円払い込みした場合


解約してしまった場合は70万円しか戻ってこないということですから、途中で解約したときのリスクはとても大きいように感じますよね。

我が家のデメリット解消法

ですが、学資保険の支払いを児童手当で当てることで、支払いができない状況は回避できるので、我が家ではそれほど大きな不安材料とは思いませんでした。

また、我が家では、児童手当の払い込み額を毎月1万1,000円以内に抑えているので、支払いの負担が増えたり、払い込みができなくなることを防ぎ、デメリットを解消しています。



ちなみに、払い込み期間についても、児童手当が支給される中学校3年生までに設定し、“払い込み期間を児童手当の支給期間である15年としていますので、払い込みができなくなる心配もありません。

払い込み期間を15年にするなどを好きに決められる柔軟な点も、終身保険のメリットであると感じます。

そして、我が家では、児童手当の払い込み額を毎月1万3千円以内に抑えています。

これは、児童手当の総支給額から、月額を計算してはじき出しました。

0歳~15歳になるまで、子供1人が受け取ることができる児童手当の総額は…

・1万5千円×36ヵ月=54万円
・1万円×108ヵ月=108万円

あわせて、総額198万円となります。

198万円を144ヵ月で割ると、1ヵ月あたりの支給額が13.750円となるため、終身保険を児童手当にあてるには、月々の支払額を13.750円に近い額に調整することが最も効率的です。

あくまでも第一子・第二子の計算で、第三子以降は支給金額が少し増えますので、少し変わります。


学資代わりの終身保険で親の死亡保障を確保

我が家では、夫は死亡保険に入っていますが私は死亡保険に加入していません。

なぜなら、学資代わりの終身保険に加入している時点で、親の死亡保障を確保できているからです。

我が家には子供が2人いますが、名義をあえて夫と私、それぞれ1つずつに分けています。それは、どちらかがなくなっても死亡時の保証を受けられるようにするためです。

また、万が一契約者がなくなってしまった場合、掛け金の払い込みが不要になるだけでなく、保険金が支払われます。これが死亡時の保証、いわゆる死亡保険と同等の役割を果たします。

学資保険の場合


タイプによりますが、死亡時に保険金がおりることは少なく、満期になるまで受取れないことが多いです。

満期になるまで受取れないと、もし稼ぎ頭の夫が亡くなってしまった場合、今すぐ必要な学費が用意できない…ということにもなりかねません。

そしてこのようなケースの場合、当面の学費に困っていてもお金の工面が難しく、お金をどこから出せばよいのか困る場合もあるかと思います。

終身保険に加入していれば、学資保険でいう「満期を迎える前の状況」になった場合でお金が降りるので、学費に困ることがなく、しっかり学費を確保できるので安心感があります。

保証が手厚い点を重視しても、終身保険に入るメリットを感じますね。


終身保険なら、解約せずに老後の資金としても活用できる

終身保険には、学資保険と違って満期がありません。

終身保険で学費を貯蓄するのは、あくまでも終身保険を解約したときに発生する「解約返戻金」です。

そのため、もし子供が大学進学をせずに就職をする場合や、既にある貯蓄でまかなうことができる場合、無理に解約をする必要はないのです。

ここで、終身保険のメリットが発揮されます。終身保険は払込額が上回った時点で、解約を延ばせば伸ばすほど受け取れる金額が少しずつ増えていく仕組みです。

つまり、学費として使う必要がなくなればそのまま解約せずにとっておいて、老後の蓄えとしても積み立てることができるというわけなのです。


まとめ



児童手当をそのまま定期預金に預けることや、生活費として使うのも正しい使い方です。ですが、ただそのまま貯めていくだけでは、お金は増えていきません。

学費の中で一番高いのが、大学の費用と言われています。

・ 私立に入学した場合

・ 医学院へ進学した場合

・ 家から離れて一人暮らしをする場合

費用の負担は計りしれません。

将来、わが子に好きな道を歩ませてあげるためにも、学費を事前に積み立てておくことはとても大切です。

児童手当を学資目的の終身保険として加入しておけば、どんな状況でも学費を備えることができます。

まだ児童手当の使い道を決めていない方、学費の備えをしていない方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?(執筆者:三木 千奈)

この記事を書いた人

三木 千奈 三木 千奈»筆者の記事一覧

一般事務員として就職後、結婚を機に専業主婦となりました。現在は二人の子供の育児をしながら、フリーライターとして働いています。美容、車、税金、スポーツ関係など、幅広いジャンルで記事の執筆を行っています。子どものころから一番の趣味は貯金です。節約をすること、お金を貯めることは最も得意としています。無理なく楽しみながら貯金をする!をモットーに、日々奮闘しています。

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