マンションのベランダでも節約しながら楽しくできる自家製野菜作り»節約の達人

マンションのベランダでも節約しながら楽しくできる自家製野菜作り

初期費用は「家にあるもの」で最低限に抑える



家庭菜園に興味はあっても「庭がないから」や「意外とお金がかかりそう」と思い、あきらめてしまう人も多いのではないでしょうか。

野菜を育てる場所といえば、畑をイメージしますが、マンションのベランダでもちょっとした工夫をするだけで、本格的な野菜を栽培することができます

家庭菜園で一番お金がかかるものは、初期費用です。

野菜を栽培するプランターだけを考えても、「ミニトマトを栽培するから細長いプランターが必要」または「大根を栽培するから深いプランターが必要」と野菜ごとに新しいものを買いそろえていたのでは、栽培するよりも野菜を買った方が安くなってしまいます。

野菜を栽培するときには、プランターだけでなく土も肥料も必要です。

できるだけ初期費用をかけないことが、家庭菜園のハードルを低くするコツでしょう。

野菜を育てるとき、一番大切なものは「土」です。土だけは、野菜用の土を購入します


発泡スチロールの箱などでも代用できます

しかし、プランターを購入する必要はありません

本当は、鮮魚店で使っている細長い発泡スチロールの箱がプランターに一番適しています

発泡スチロールの箱の底面に排水用の穴をあけ、金網を置けば立派なプランターになります

地面に直接置いてしまうと、排水ができなくなるため、木の棒を2本置いた上に設置するようにしましょう

ただ、最近は鮮魚店も少なくなり、発泡スチロールの箱は入手困難かもしれません。

そんなときには、ひびが入ってしまったポリバケツに排水穴をあけて使うこともできます。

粗大ごみとして捨てるような自転車の荷物かごも、不織布を敷いて土を入れればプランターとして使うことができます。

大根やジャガイモのように、土に深さが必要な野菜を栽培するときには、土を購入したときに土が入っていた袋を使うことができます

米が入っているビニル製の袋も土の重量に耐えられるため、利用できるでしょう。

袋をプランターとして使用するときは、底面ではなく側面の下の方に排水穴をあければ、耐久性を維持することができます。


マンションのベランダ栽培は「暑さ・寒さ対策」が必須



マンションのベランダで野菜を栽培するときには「暑さと寒さ」が大敵です。

夏のマンションのベランダは、想像以上の暑さです。とくにエアコンの室外機前は常に熱風が噴出しているため、プランターは置かないように注意しましょう

夏の日差しは上からの差し込みが強くなります。そのため、ベランダの地面が熱くなりがちです。地面の温度を上げないためにも、人工芝やスノコを敷いておくといいでしょう。

一方、秋から冬にかけての日差しは、上からではなく横から入ってくる量が多くなります。よしずを下げておくと、直射日光を防ぐことができます。

野菜は寒さにも弱いものです。マンションの高層階は、強い風が吹きます。冬の寒さ・風対策は、プランターごとダンボールに入れましょう。

ただ、ダンボールとプランターの間には、新聞紙をまるめたものをつめておきます。そうすることで排水はそのままでき、なおかつ防寒対策をすることができるのです。


マンションのベランダで野菜栽培をするときの注意点

野菜の種類を上手に選べば、マンションのベランダでも1年を通して野菜を栽培することができます

しかし、マンションのベランダ栽培を続けるためには、注意すべきことがあります。

まず、階下の住民と隣の住民に迷惑をかけないようにすることです。野菜栽培には土が欠かせません。

しかし、水やりをすると排水穴からは水だけでなく、少量の土も漏れ出てしまうのです。漏れ出た土はベランダを汚すことになるため、隣のベランダに流れないように気をつけましょう

また、野菜に日光を当てたいという思いから、ベランダの塀にプランターをぶら下げて栽培をしている人がいます。

野菜栽培のプランターは、土が入り重量もあるため、万が一落下したら大変です。野菜栽培のプランターは落下の危険がない場所に置き、水が階下に落ちないようにしましょう

水が階下に落ちる心配があるときには、プランターの下に防水シートを敷くようにしましょう

米のビニール袋や土が入っていた袋ならば、大き目の入れ物に袋ごと入れておくだけで、水が落ちる心配はなくなります。




肥料も手作りできますが、においに注意

肥料を与えれば、野菜は大きく育ちます。肥料も購入せず、自宅から出る生ごみで作ることが可能です。

作り方は、ポリバケツに「落ち葉」と「土」と「生ごみ」を交互に重ね、夏なら3か月、冬なら半年程度置いておくだけで、肥料を作ることができます

しかし、生ごみから作る肥料のため対策をしなければ、虫が寄ってきたり、においが出てきたりします。

においを防止するためには、生ごみの水分量を極力減らすことがポイントです。

虫は、バケツのふたの上からビニルをかぶせてすき間がないようにとめておけば寄ってきません。

市販の肥料の中には、動物のフンが入った有機質肥料があり、それらのにおいは強い傾向があります

隣の住民とベランダが密接している場合は、迷惑となることもあるため、肥料を選ぶときには「におい」にも注意して選ぶようにしましょう。(執筆者:式部 順子)

この記事を書いた人

式部 順子 式部 順子»筆者の記事一覧

武蔵野美術大学卒。クリエイティブな発想で芸術エッセイや子育てアイデア、経験に基づいた就職転職記事まで幅広く執筆中の個性派フリーライター。身近にあるものを活用した節約術と時代の流れを読みながらの大胆な節約術を組み合わせながら日々節約を楽しんでいる。節約のモットーは「使うべきお金は使う!無駄な節約はしない!」ストレスフリーな節約術をメインに紹介。

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