預金利子から税金が取られない「マル優(少額貯蓄非課税制度)」制度ってなに?»節約の達人

預金利子から税金が取られない「マル優(少額貯蓄非課税制度)」制度ってなに?

安い利子からさらに取られる税金…税金がかからない預金制度

長金利政策によって、本当に「雀の涙」となってしまった銀行の預金利子ですが、無情にもそこからさらに20%の税金が引かれてしまいます。

でも、この税金がかからない預金制度があるんです。

今回紹介する「マル優」(少額貯蓄非課税制度)とは、元本350万円までの預金利子(銀行やゆうちょ銀行)にかかる税金(所得税15%と住民税5%)を非課税にできる制度になります。

今は「ないよりまし」ですが、これが昔のように利率10%とかになればバカにできない金額になります。

利率が高ければ結構得をしそうですよね。


「マル優」を受けるための条件とは?

この制度、マル優の適用を受けるためには「障がい者等」に該当することが必要です。

「障がい者等」とは

・ 障がい者手帳を持っている人(身体、知的、精神いずれもOK)

・ 障がい年金を受給している人(障がい基礎年金、障がい厚生年金いずれもOK)

・ 遺族年金受給者

・ 寡婦・寡夫年金受給者

・ 児童扶養手当を受給している人(親が生別(離婚)し生活が苦しい児童を助けるために支給される手当)

を指します。

かつては65歳以上の人もこの制度を利用できていましたが、今は障がい者や生活を助けてくれる人がいない人を少しでも助けるための制度として残っている感じになります

現在の金利では「雀の涙」ですが…。

金融機関で「マル優」を受けたい旨を申し出て、障がい者手帳などを一緒に提示します。

住所がある税務署長宛に「税金を免除してください」という申出書を書きます。

※届出書の実物 税務署長宛に書きます。




マル優が適用できる金融商品と限度額

マル優が適用できるのは銀行やゆうちょ銀行の預金、貯金、そこで購入した国債、地方債合計350万円までとなっています

ただし、国債、地方債については類似の「特別マル優(少額公債非課税制度)」でマル優と同様に税金を無料にできるので、そちらの枠を使うといいでしょう。

預金、貯金は通常預金・貯金でも可能ですが、制度的に資産性のあるもの、つまり定額預金・貯金や積立預金・貯金に適用した方がいいですしわかりやすいです。

350万円の枠は元本なので、利子がついて350万円を超えても大丈夫です

複数の金融機関の預金にも適用できます。

A銀行 : 150万円
B銀行 : 100万円
C銀行 : 50万円

という分け方でも大丈夫です。

・ 銀行、ゆうちょ銀行の「定期・定額預金・貯金」で350万円

・ 金融機関で買う国債、地方債で350万円

それぞれ非課税の枠がある、というイメージでいいでしょう。

もし該当する人がいれば、現状「雀の涙」ですがやってみる価値はありそうで確実に節約になります。


預金利子から税金が取られない「マル優」制度 まとめ

・ マル優は障がい者や遺族年金受給者が銀行やゆうちょの預金にかかる税金をタダにできる制度

・ 限度額350万円がありその枠内で複数の銀行や郵便局にある通帳のお金に適用できる

・ 国債、地方債は別の「特別マル優」で適用させた方がいい

・ 現状の超低金利では「雀の涙」

以上です。(執筆者:松田 謙太郎)

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