「無印良品 VS 100均の似ている商品」横ブレしにくい「S字フック」のサイズ感や使用感の違いについて比較
S字フックはひっかけ収納に便利です。
さまざまな種類があるS字フックの中でも、ワイヤーが2重になっているつくりの無印良品「横ブレしにくいフック」シリーズは大変人気があります。
ふつうのS字フックだとグラグラとブレて使いにくいことがありますが、無印の横ブレしにくいフックにはそんなストレスがありません。
そんな無印の人気商品は、例にもれず100均にそっくりさんがあります。
サイズ感や使用感の違いについて、無印良品の2つの「横ブレしにくいフック」を100均の似ている商品と比較してみました。
1.無印「ステンレス横ブレしにくいS字フック・小」とキャンドゥ「横ブレしにくいステンレス2重フック大」とセリア「スチールフック」

無印「ステンレス横ブレしにくいS字フック・小」2個入り 税込350円

≪画像元:無印良品≫
長さ9.5cmで、S字のかける幅は狭いほうが直径2cm、広いほうは直径3.5cm程度の丸型バーにかけられる大きさ。
キャンドゥ「横ブレしにくいステンレス2重フック大」1個入り

長さ10.5cm(パッケージ表示は12cmですが実測は10.5cm程度でした)、S字のかける幅はどちらも直径3.5cmまでの丸型バーにかけられる大きさ。
2重構造のワイヤーの間隔は無印の2倍ほど開いています。
無印良品のフックは、かける部分の大きさが片方ずつ異なっているので、いろいろな場所に対応しやすいです。
大は小を兼ねるともいいますが、細いポールにはフィットする大きさのフックをかけたほうがよりブレにくくて外れにくいです。
イケアの「スンネルスタ」×キャンドゥ「横ブレしにくいステンレス2重フック大」

イケアの人気プチプラ収納グッズでSUNNERSTA(スンネルスタ)という300円ぐらいの壁に取り付けるレールがあります。
専用のプラスチックフックにはかけにくい、重いものや太いストラップのバッグもかけられて使い勝手がよくなります。

≪画像元:IKEA≫
セリア「スチールフック」1個入り
おしゃれなアンティーク調カラーの「スチールフック」(1個入り 税込108円)があります。
形や大きさは無印とほぼ同じですが、S字のかける幅の広い方は無印よりやや大きくて直径4㎝程度のポールにかけられます。

サイズも少し違いますが、メタリックなものは苦手という方やウッディでナチュラルなインテリアになじませたいという方には無印・キャンドゥよりセリアのフックがおすすめです。

2. 無印「ステンレス横ブレしにくいフック・小」とキャンドゥ「ステンレス2重フック」

無印「ステンレス横ブレしにくいフック・小」3個入り 税込350円

≪画像元:無印良品≫
長さ5cmで、直径0.75cm程度の細い丸型バーにかけられるつくりです。
フックの、物をかけるほうの大きさは2.5cmほど開いていて、先端はすぼまっています。
キャンドゥ「ステンレス2重フック」2個入り 税込108円

長さは5㎝で無印のものとほぼ同じ。
フックのかける幅は、どちらも直径2cmまでの丸型バーにかけられる大きさです。

キッチンや洗面所などの収納でよく使われるワイヤーネットラックがありますが、そういう細いところにかけるには無印のフックが安定します。
横から見た写真だと分かるように、キャンドゥのフックは大きく浮いて外れやすいですが、無印のフックなら留まりやすいのです。

無印のフックは先端すぼまりになっているから、ツールの穴が小さくてもスッと入ってかけやすいです。
使い勝手を考えた細かい工夫がみられる無印用品のフックですが、一般的なつっぱり棒などの太さにはかかりませんので使いたい場所のポールの太さをよく確認しましょう。
便利な横ブレしにくい2重タイプのS字フックを紹介しましたが、安いからと適当に買ってサイズが合わなければ無駄になってしまいます。
無印良品と100均商品の違いを調べて、あなたの使用場所や用途にあったものを選んでください。(執筆者:野原 あき)
関連ワード:S字フック, ステンレス2重フック, 横ブレしにくいフック