古民家に住みたい! 借りる時や買う時の注意点を解説»節約の達人

古民家に住みたい! 借りる時や買う時の注意点を解説

働き方改革で仕事場に縛られず、好きな時間、好きな場所で仕事をする人が増えてきています。

パソコンを使える環境が整っていれば、自然に囲まれた環境のよい場所や山間部に住みながら仕事をすることが可能になってきました。

また、古民家の魅力を生かした仕事もどんどん増えてきています。憧れの古民家住まいを検討する時に、知っておきたいことをまとめました。

また、古民家での暮らしや仕事を実現した方の事例もご紹介します。

1、古民家ってどうやったら借りられるの?買うにはどうしたらいいの?

「古民家に住んでみたい」と思っても、どこにどんな物件があるのかを誰に聞いたらいいのでしょう。3つ挙げてみました。

1. 住みたいと思っている地域の「空き家バンク」で探してみる


(空き家バンクは古民家だけを扱っているのではなく、空き家を扱っています。)

全国の自治体が管理している空き地と空き家の情報を見ることができます。

見たい物件があれば、自治体に連絡を取ります。自治体がその物件担当の不動産業者を紹介してくれるので、案内してもらって見学をすることができます。

2. 移住体験ツアーに参加すること


WEBマガジン「フルサト」体験ツアー

旅行気分で色々な土地の雰囲気を感じとれるので、何度かそういったツアーに足を運んでみると「ここに住んでみたいな」と自分と相性の良い場所が見つかる可能性があります。

3. 地元の人に紹介してもらう


チャンスがあれば、地域の方に直接お世話になるという手もあります。

近くに親身になってくださる方がいらっしゃると、溶け込みやすさが段違いに良くなります。

実際に住んでみて、困った時やどうしたらいいか迷う時にも、相談に乗っていただけます。

借りる時や買う時の注意点

新築物件ではありえない程の安い値段で売っている物件は、なぜ安いのでしょう?

それは、すぐに住むために必要な改築ができていないからという場合が大変多いのです。

・水洗トイレになっているか
・耐震工事はできているか
・夏/冬の気候に耐えられるか

古民家は、改修をしてからでないと住めない物件である可能性があります。住めるようにするには、ある程度まとまったお金が必要だと心得ましょう。

新築と変わらないくらいのお金をかけて改装することも、珍しくありません。

中でも、水洗トイレの設置を甘く見てはいけません。実際に改装を始めてみると、改装費用の約半分はトイレや下水道工事関係になったという話も耳にしたことがあります。

耐震に関しては、古民家は今までの地震に耐えてきた家です。ですが、ほぼ建築基準法以前の建物なので、古民家は耐震基準に当てはまらない家がほとんどです。

現代人には、古民家での冬の寒さは耐え難いことかもしれません。ほぼ全ての古民家は隙間風だらけです。

冬の快適さを求めるのであれば、床暖房などの設備が必要になってくるでしょう。

また、希望の古民家が大雪のよく降る地域だという可能性もあります。自分が毎日除雪作業できるのかどうかも考える必要があります。

古民家を改築する時に役立つ補助金は?

古民家で民泊をする、カフェを経営する、ギャラリーを作る・・・。

生活しながら田舎暮らしの素晴らしさをほかの人にも味わってもらうために、古民家を利用して事業を始める人がじわじわと増えてきました。

また、環境のよい場所で虫や鳥(時にはカエルも)の声をBGMにテレワーク(情報通信機器等を活用して、働く場所や時間にとらわれず 柔軟に働くことができる形態のこと)をする人にとっても、古民家で暮らすことは魅力的な選択です。

助成金や補助金が出る自治体もあります。
https://kominka-akiya.com/kominkahojokin/
https://www.sumai-fun.com/money/insulation-renovation2019/

全く地縁のない古民家を手に入れるには?~実例ふたつを紹介~


古民家カフェ「なちゅらるけーるCafé」(滋賀県甲賀市土山町)

空き家バンクを利用して、理想の古民家と出会ったという音楽ユニット「ケール」のお二人。

初めて家主さんにお会いしたのは、地域の人達が一同に集う盆踊り会場でした。

たまたまこの日、ステージで音楽を披露することになっていました。

家主さんだけでなく地域の人に「こんな活動をしている人だ」とわかってもらったおかげでとんとん拍子に話がまとまったそうです。

古民家では、自家製の無農薬ケールの葉や、地元の野菜をたっぷり使った鍋料理とケールのお二人によるライブ活動のセットが人気です。

自然体の田舎の良さがたっぷりと味わえる、憩いの場所になっています。

多羅尾(タラオ)の家(滋賀県甲賀市信楽町)

映像関係の仕事で、1年間信楽町にある多羅尾地区の自然や行事を撮り続けたのがご縁で地域の人から「空き家が何軒かあるから見てみないか?」と言われ、気に入った家を借りて住んでみました。

その時点では定住するかどうかは決めていなかったそうですが、地域の方々の熱烈なお願いがあって、この家を購入し、日本の古民家の素晴らしさを日本だけでなく世界中に発信しています。

この二人に共通するのは、

1 古民家で仕事をしていること
2 地域の人を大事にして、そこに住む人達をいかに活かしていくか


を最優先で考えていること、でした。

いい意味での「濃い人間関係」を大事にして、外から来られる方の窓口となっているのです。

自分が田舎に住むことで何か価値を生もうとする、幸せを発信するといった

考え方が、周りから応援される古民家ライフにつながるのかなと感じました。

この記事を書いた人

編集部 編集部»筆者の記事一覧 http://manetatsu.com/save/contact/

読者の皆さまの節約スキルアップにつながる情報をお送りしていきます。「こんな内容の記事が読みたい」というリクエストがありましたら、上記URL(お問い合わせフォーム)からお送りください。

今、あなたにおすすめの記事

本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう

このページの先頭へ