交通系クレジットカードは、交通系ICカード機能とキャッシング機能が集約されたカードで、使い勝手がよく便利です。
しかし、交通系クレジットカードは種類により、ポイントの貯めやすさや年会費、付帯サービスの内容などが大きく異なるため、自身に適しているカードがわからない方もいるでしょう。
「最強の交通系クレジットカードはどれ?」と悩む方向けに、本記事ではおすすめの交通系クレジットカード7選と、選び方や注意点などを詳しく解説します。
また、交通系ICカードのおすすめも紹介するため、どれがいいかわからず悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。
おすすめクレジットカード比較表
クレジットカード | 年会費 | 国際ブランド | ポイント還元率 | 審査スピード | 申し込み資格 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
PayPayカード | 無料 | Mastercard JCB | VISA1.0〜5.0%※1 | \Web完結/ 最短5分※2 | 満18歳以上 (高校生を除く) | 詳細を見る |
楽天カード | 無料 | Mastercard JCB Amex | VISA 1.0〜3.0%※1 | \Web完結/ 最短10分※3 | 満18歳以上 ※4 | 詳細を見る |
リクルートカード | 無料 | Mastercard JCB | VISA1.2~4.2% | \Web完結/ 最短5分※5 | 満18歳以上 (高校生を除く) | 詳細を見る |
JCB CARD W | 無料 | JCB | 1.0~5.5% | \Web完結/ 最短5分 | 満18歳〜39歳 (高校生を除く) | 詳細を見る |
イオンカードセレクト | 無料 | Mastercard JCB | VISA 0.5〜1.0% | \Web完結/ 2週間程度 | 満18歳以上 (高校生を除く) | 詳細を見る |
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交通系クレジットカードとは
まずは、交通系クレジットカードの基本情報について解説します。
どのような特徴を持つのかわからない方は、確認してみましょう。
交通ICカード機能付きのクレジットカード
交通系クレジットカードは、交通ICカード機能とクレジット機能が付いたカードです。
店舗での決済ができるうえに、交通ICカードとして交通機関乗車時にも利用できるため、幅広い方に便利なカードです。
定期券を搭載できる交通系クレジットカードもあります。
普段の移動でポイントが貯まるお得なカード
交通系クレジットカードは、交通系ICカードへのチャージ、定期券やチケットの購入、電車の乗車などでポイントが貯まります。
貯まったポイントは、交通系ICカードへのチャージや他社ポイントとの交換など、幅広い使い道があります。
交通系クレジットカードを活用すれば移動のたびにポイントが貯まるため、現金や一般のクレジットカードよりもお得でおすすめです。
日常的に公共交通機関を利用する方におすすめ
JRをよく利用する方は、Suica搭載のクレジットカードを利用すると、チャージや定期券の購入でポイント還元が受けられおすすめです。
東京メトロは乗車ポイントの付与を実施しているため、PASMO付きのクレジットカードを登録して利用しましょう。
自身が日常的に利用する公共交通機関に強い交通系クレジットカードを発行すると、よりお得に活用できます。
おすすめの交通系クレジットカード7選
カード名 | ソラチカカード | ビックカメラSuicaカード | 「ビュー・スイカ」カード | To Me CARD Prime PASMO | SEIBU PRINCE CLUBカード | JALカードSuica | JRE CARD |
---|---|---|---|---|---|---|---|
券面デザイン | |||||||
年会費 | 2,200円(税込)※1 | 524円(税込)※2 | 524円(税込) | 2,200円(税込)※3 | 永年無料※5 | 2,200円(税込)※1 | 524円(税込)※1 |
還元率 | 0.5%~ | 1.0%~11.5% | 1.0%~5.0% | 0.5%~ | 1.0%~ | 0.5%~5.0% | 1.0%~5.0% |
国際ブランド | JCB | ・Visa ・JCB | ・Visa ・JCB ・MasterCard | ・Visa ・JCB ・MasterCard | ・Visa ・JCB ・MasterCard ・AMERICAN EXPRESS | JCB | ・Visa ・JCB ・MasterCard |
オートチャージ機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
定期券機能 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 ※4 |
おすすめな方 | 東京メトロとANAの 利用頻度が高い方 | Suicaでポイントを 多く貯めたい方 | 電車やバスでお得に ポイントを貯めたい方 | 東京メトロを よく利用する方 | 西武鉄道や西武バスを よく利用する方 | Suicaでポイントを貯めつつ マイルも貯めたい方 | 駅ビルやエキナカでの 買い物が多い方 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ここでは、おすすめの交通系クレジットカードを7つ紹介します。自身に最適なものを選んでみてください。
1:ソラチカカード
ソラチカカードは、東京メトロとANAをよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
PASMO対応のソラチカカードは、東京メトロの乗車や電子マネーPASMOの利用で、ANAマイルに相互交換が可能なメトロポイントが貯まります。
日々の買い物やPASMOのオートチャージで貯まるOki Dokiポイントは、1ポイント=3~10マイル、または1ポイント=5メトロポイントに移行可能です。
また、オートチャージ対応で、定期券も搭載できます。
貯まったポイントの移行先が選べるため、東京メトロとANAの利用頻度が高い方は入会を検討するとよいでしょう。
2:ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで買い物する機会が多い方におすすめのクレジットカードです。
基本の還元率は1.0%ですが、チャージしたSuicaをビックカメラで利用すると10.0%のポイントが還元されます。
ビックカメラSuicaカードからチャージすると、さらに1.5%の還元が受けられて非常にお得です。
また、JR東日本が発行するビューカードの提携カードのため、次の還元も適用されます。
さらに、ビューカードはオートチャージにも対応しており便利です。
通常524円(税込)の年会費がかかるところ、年に1回でも利用すれば翌年度無料で所有できます。
ビックカメラをよく利用する方やSuicaへのオートチャージでポイントを多く貯めたい方は、ビックカメラSuicaカードを発行するとよいでしょう。
3:「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードは、Suicaと定期券を搭載したクレジットカードを持ちたい方におすすめです。
年会費は524円(税込)かかりますが、月平均3,000円(税込)以上のチャージ、または年間11,000円(税込)以上の定期券購入で、還元されるポイントの方が上回ります。
また、年間30万円以上利用すると利用額に応じたボーナスポイントも付与され、貯まったポイントは1ポイント=1円としてSuicaにチャージできます。
もちろんビューカード共通の還元も適用され、定期券の搭載も可能です。
定期券搭載のクレジットカードは紛失を心配する方も多いですが、ビュー・スイカカードは紛失時の補償にも対応しているため安心して利用できます。
定期券搭載の交通系クレジットカードや、Suicaをお得に利用できるビューカードを利用したい方には、ビュー・スイカカードがおすすめです。
4:To Me CARD Prime PASMO
To Me CARD Prime PASMOは、東京メトロをよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)かかりますが、年間50万円以上利用すると翌年も無料で所有できます。
To Me CARD Prime PASMOで東京メトロを利用すると、1乗車ごとに平日は10メトロポイント、土日祝日は20メトロポイントが付与されます。
同じく東京メトロの乗車でポイントが貯まるソラチカカードよりも、付与されるポイントが多いため頻繁に電車を利用する方におすすめです。
また、年間30万円以上利用すると利用額に応じたボーナスポイントも付与され、貯まったポイントは1ポイント=1円としてPASMOにチャージできます。
東京メトロの利用頻度が高い方は、To Me CARD Prime PASMOの発行を検討してみてください。
5:SEIBU PRINCE CLUBカード
SEIBU PRINCE CLUBカードは、西武グループ、西武電鉄、西武バスをよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
西武プリンスクラブ加盟店でカードを利用すると、「SEIBU Smile POINT」と「永久不滅ポイント」の2種類が貯まります。
また、西武鉄道や西武バス発行の定期券購入でも、ポイントが二重に貯まりお得です。
さらに、PASMOへのオートチャージにも対応しており、通勤や通学に利用する方にも向いています。
ただし一体型ではないため、SEIBU PRINCE CLUBカードと記名PASMOを揃えて、事前に申し込みを済ませましょう。
西武鉄道や西武バス発行の定期券を利用している方、紛失対策のためクレジットカードとは別にオートチャージのPASMOを持ちたい方には、SEIBU PRINCE CLUBカードがおすすめです。
6:JALカードSuica
JALカードSuicaは、JRとJALをよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
ビューカードの提携カードのため、モバイルSuicaや新幹線をお得に利用でき、オートチャージにも対応しています。
JALのフライトや買い物ではマイルが、JRの利用ではJRE POINTが貯まります。
貯まったJRE POINTは、Suicaへのチャージでも、マイルへの交換でも利用可能です。
JALカードSuicaは旅行損害保険が自動付帯されたり、チェックイン不要で保安検査場に直行できるJALタッチ&ゴーサービスが適用されたりするため、旅行の機会が多い方に向いています。
モバイルSuicaをお得に利用したい方、飛行機を頻繁に利用する方には、JALカードSuicaがおすすめです。
7:JRE CARD
JRE CARDは、駅ビルやエキナカでのショッピングの機会が多い方におすすめのクレジットカードです。
JRE CARD優待店、ルミネ、ニュウマン、JRE MALLでカードを利用すると、最大で3.5%のポイント還元が受けられます。
ビューカードの提携カードのためオートチャージ対応で、モバイルSuicaや新幹線の利用では最大5.0%の還元が適用となりお得です。
Suica付きのカードは国際ブランドを自由に選べますが、定期券を搭載したい方はVisaのみとなるため申し込み時によく確認しましょう。
年会費は初年度無料、2年目以降は524円(税込)かかります。
普段からSuicaを利用している方、駅近辺での買い物の機会が多い方は、JRE CARDを活用すると効率的にポイントが貯まります。
交通系クレジットカードを選ぶ際のポイント5つ
交通系クレジットカードを選ぶ際は、次のポイントを確認してみてください。
- 利用頻度の高い鉄道会社のカード
- ポイント還元率
- 年会費
- 定期券を搭載可能か
- 一体型カードか
一つずつ解説します。
ポイント1:利用頻度の高い鉄道会社のカード
カードの発行元により利用できる交通系ICが異なるため、自身が頻繁に利用する鉄道会社のクレジットカードを選びましょう。
たとえば、東京メトロをよく利用する方は「To Me CARD Prime PASMO」を、西武電鉄や西武バスをよく利用する方は「SEIBU PRINCE CLUBカード」を活用するとポイントが貯まりやすいです。
自身が頻繁に利用する鉄道会社のクレジットカードを選び、お得にポイントを貯めましょう。
ポイント2:ポイント還元率
効率よくポイントを貯めるためにも、還元率が高く設定されているクレジットカードを選びましょう。
交通系クレジットカードの基本的なポイント還元率は0.5~1.0%ですが、自身が利用するサービスで還元率が上がるクレジットカードを選ぶと、よりお得に活用できます。
具体的には、モバイルSuicaを利用している方には、モバイルSuicaへのチャージで1.5%還元、モバイルSuicaで定期券やグリーン券購入で5.0%還元が適用になるビューカードがおすすめです。
ビックカメラでよく買い物をする方は支払いの際、ビックカメラSuicaカードからチャージしたSuicaを利用すると11.5%の還元が受けられます。
交通系クレジットカードを選ぶ際は、ポイントの還元率を比較したうえで申し込みましょう。
ポイント3:年会費
カードを持ち続けるうえで、年会費も重要な項目です。
所有コストを抑えたい方には、年会費無料のカードがおすすめです。
付帯サービスやポイント還元を重視する方は、有料のカードも選択肢に含めるとよいでしょう。
交通系クレジットカードの年会費は無料〜数千円と、幅広く設定されています。
選ぶ際は、サービス内容と年会費が見合うか確認し、複数のカードを比較してみてください。
ポイント4:定期券を搭載可能か
交通系クレジットカードには、定期券搭載機能を備えている種類がありますが、どのような定期券でも搭載できるわけではありません。
たとえば、交通系クレジットカードに対応していない電車の定期券は、搭載できない可能性が高いです。
交通系クレジットカードに定期券の搭載を希望する方は、自身が利用している定期券に対応しているか事前に確認しましょう。
ポイント5:一体型カードか
交通系クレジットカードには、ICカード一体型と非一体型があるため事前によく確認しましょう。
一体型カードは、所有するカードを減らしたり、決済のたびに異なるカードを準備したりする必要がありません。
公共交通機関の利用も買い物の支払いも、一枚のカードで済ませられるため非常に便利です。
利便性を求める方は、一体型カードを選んでみてください。
ただし、一体型カードは紛失や盗難の際、交通系ICのみでなくクレジットカードも不正利用されるリスクがあるため、理解したうえで選びましょう。
交通系クレジットカードを持つ4つのメリット
交通系クレジットカードを所有するメリットは、次の4つです。
- 公共交通機関の利用のみでポイントが貯まる
- チャージや定期券購入でもポイントが貯まる
- カードを1枚にまとめられる
- オートチャージに対応している
一つずつ解説します。
メリット1:公共交通機関の利用のみでポイントが貯まる
交通系クレジットカードは、公共交通機関の利用のみでポイントが貯まります。
たとえば、To Me CARD Prime PASMOを利用して東京メトロに乗車すると、次のとおりメトロポイントが付与されます。
・平日:1乗車につき10ポイント
・土日休日:1乗車につき20ポイント
貯めたメトロポイントは、PASMOにチャージしたり、ANAのマイルに交換したりできるため、使い勝手がよいです。
公共交通機関の利用でポイントを多く貯めたい方は、交通系クレジットカードを発行しましょう。
メリット2:チャージや定期券購入でもポイントが貯まる
チャージや定期券購入は、現金よりも交通系クレジットカードを利用した方がお得です。
たとえば、ビックカメラSuicaカードでモバイルSuicaにチャージすると、1.5%のポイント還元が受けられます。
SEIBU PRINCE CLUBカードは、西武鉄道や西武バス発行の定期券を購入すると「SEIBU Smile POINT」と「永久不滅ポイント」の二重取りが可能です。
チャージや定期券購入でポイントを効率的に貯めたい方には、交通系クレジットカードがおすすめです。
メリット3:カードを1枚にまとめられる
一体型の交通系クレジットカードを発行すれば、複数のカードを一枚にまとめられます。
クレジットカードや交通系IC、定期券などの機能をまとめて利用できるため、別々にカードを所有する必要がありません。
また、カードを一枚にまとめると利用のたびにカードを取り換える手間が省けます。
改札やコンビニ、飲食店など幅広い場面でスマートに決済したい方は、一体型の交通系クレジットカードを発行してみてください。
メリット4:オートチャージに対応している
交通系クレジットカードの多くは、交通系ICへのオートチャージに対応しています。
オートチャージとは、設定した金額を下回った時点で自動で残高をチャージする機能です。
残高をこまめに確認してチャージしたり、残高不足になったりせず、非常に便利です。
残高不足を解消しつつポイントを貯めやすくしたい方は、オートチャージ対応の交通系クレジットカードを検討してみてください。
交通系クレジットカードを持つ3つのデメリットと注意点
交通系クレジットカードを持つ3つのデメリットと注意点は、次のとおりです。
- 公共交通機関を使わない人にはメリットが少ない
- 紛失時に不正利用の危険がある
- オートチャージで使い過ぎる可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
デメリット1:公共交通機関を使わない人にはメリットが少ない
交通系クレジットカードは、乗車ポイントの付与や、チャージやチケット購入のポイント還元が大きな魅力になるため、公共交通機関をあまり利用しない方へのメリットは少なくなります。
ただし、ビックカメラSuicaカードやSEIBU PRINCE CLUBカードのように、特定の店舗での買い物に強い交通系クレジットカードもあります。
交通機関の利用が少ない方は、自身のライフスタイルに適した特徴のあるカードを選びましょう。
デメリット2:紛失時に不正利用の危険がある
交通系に限らず、クレジットカードには紛失すると不正利用されるリスクがあります。
とくに、交通系クレジットカードはオートチャージを設定していたり、定期券を搭載していたりするケースがあるため、持ち歩く際は細心の注意を払わなくてはなりません。
万が一の事態に備えて、不正利用の補償に対応するビューカードや、カード盗難保険ありのTo Me CARDなど、セキュリティ対策が充実したカードの利用を検討するとよいでしょう。
デメリット3:オートチャージで使い過ぎる可能性がある
設定した残高を下回ると自動でチャージされるオートチャージ機能を利用すると、お金を支払った実感がなく使いすぎる可能性があります。
電車やバスでの利用のみであれば管理しやすいですが、コンビ二や飲食店などでの支払いにもSuicaやPASMOを利用していると、あっという間に残高が減りオートチャージされる回数も増加します。
お金の管理に自信がない方は、交通機関以外での利用を制限したり、こまめに残高を確認したりするとよいでしょう。
交通系ICカードはどれがいい?おすすめを紹介
交通系ICカードはそれぞれ特徴や強みが異なるため「交通系ICカードはどれがいいの?」「交通系ICカードのおすすめは?」と気になる方もいるでしょう。
ここからは、代表的な交通系ICカード「Suica」と「PASMO」が、どのような方におすすめか解説します。
併せて、相互利用が可能なほかのおすすめ交通系ICカードも紹介します。
Suica:JR東日本エリアを広く利用する方向け
Suicaは、首都圏内の移動に加えて新幹線に乗る機会が多い方に向いています。
Suicaをお得に活用できる交通系クレジットカードの一例は、次のとおりです。
- ビックカメラSuicaカード
- 「ビュー・スイカ」カード
- JALカードSuica
- JRE CARD
上記のカードはJR東日本発行のビューカードと提携しているため、モバイルSuicaやえきねっとの活用で最大5.0%のポイント還元が受けられます。
JRや新幹線によく乗る方、定期券や新幹線のチケット購入、チャージでポイント還元を受けたい方はビューカードと提携したクレジットカードでSuicaを活用するとよいでしょう。
PASMO:首都圏内の利用がメインの方向け
PASMOは、東京メトロやバスで首都圏内を移動する機会が多い方に向いています。
PASMOをお得に活用できる交通系クレジットカードの一例は、次のとおりです。
- ソラチカカード
- To Me CARD Prime PASMO
- SEIBU PRINCE CLUBカード
上記の2枚は東京メトロが発行する「To Me CARD」の一種で、東京メトロに乗車するたびにポイントが貯まるため、利用頻度が多い方ほどお得に活用できます。
東京メトロの乗車がメインの方はTo Me CARD Prime PASMO、ANAに乗る機会も多い方はソラチカカードが適しているでしょう。
東京メトロの加えて、西武電鉄や西武バスもよく利用する方には、SEIBU PRINCE CLUBカードの活用がおすすめです。
その他のおすすめ交通系ICカード
全国で発行されている交通系ICカードのうち、SuicaとPASMOおよび次の8種は相互利用が可能です。
- Kitaca
- ICOCA
- PiTaPa
- TOICA
- manaca
- はやかけん
- nimoca
- SUGOCA
相互利用できるものの中から、自身の住む地域で発行されている交通系ICカードを選ぶとよいでしょう。
SuicaとPASMOを含む10枚のうち、1枚でも所有していれば対応エリアで便利に活用できます。
ただし、PiTaPaは電子マネー相互利用の対象外となるため、注意が必要です。
交通系クレジットカードに関するよくある質問
ここでは、交通系クレジットカードに関するよくある質問について回答します。
交通系クレジットカードでも審査はある?
交通系クレジットカードでも審査はあります。
クレジットカード機能が搭載されている以上、審査は必要です。
信用情報に傷がある場合や申し込み条件を満たしていない場合は、審査に通過できません。
交通系クレジットカードは全国で利用できる?
交通系クレジットカードは、発行した国際ブランドが利用できる店やサービスで、クレジットカード機能を利用できます。
また、交通ICとして搭載されているSuicaやPASMOは、全国の電車やバスなどの乗車時に利用できます。
交通系クレジットカードの申し込み条件は?
交通系クレジットカードの申し込み条件は、発行するクレジットカードにより異なります。
一般的には、満18歳以上の安定した収入がある方が対象です。
詳しくは、公式サイトの申し込み条件を確認してみてください。
一般的なクレジットカードとの違いは?
一般的なクレジットカードとの違いは、ポイント付与の対象やポイント還元率、搭載されるカード数などです。
交通系クレジットカードは、クレジットカードの支払い時のみでなく、チャージや乗車時にもポイントが付与されます。
また、クレジットカードの機能のみでなく、交通ICや定期券も搭載しており、多くの場面で利用できます。
普段から公共交通機関を頻繁に利用する方は、通勤や通学が楽になる交通系クレジットカードの発行を検討してみてください。
まとめ
交通系クレジットカードは、交通系ICカードがついており、普段から公共交通機関を頻繁に利用する方が便利に活用できるクレジットカードです。
しかし、種類によりポイント還元率や年会費、定期券の搭載の可否など、内容は大きく異なります。
自身が頻繁に利用する公共交通機関でお得に利用できるか、年会費はサービスに見合う金額かなどを中心に、事前に特徴を調べ比較しましょう。
SuicaやPASMOを頻繁に利用する方は、本記事で紹介した交通系クレジットカードおすすめ7選を参考に、自分にとっての最強の1枚を選んでください。
\おすすめクレカに戻る/
〈参考〉
ソラチカカード公式サイト
ビューカード公式サイト「ビックカメラSuicaカード」
ビューカード公式サイト「ビュー・スイカ」カード