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多額の医療費がかかった場合の確定申告

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多額の医療費がかかった場合の確定申告

  医療費が年間で合計10万円を超えた場合はサラリーマンでも確定申告をすれば税金が減額されます。

  この場合の年間というのは1月1日から12月31日までの期間で、合計10万円というのは一緒に暮らしている家族の分、仕送りしている家族の分(お子様やご両親に仕送りしている場合のその仕送りを受けている家族の分)を含めることができます。

  また、通院のための交通費(緊急の場合や他の交通手段がなく、通院にタクシーが必要な場合はそのタクシー代を含め、通院に付添人が必要な場合はその付添人の交通費も含む)も合計額に含めることができます。

  電車やバス代など領収書の発行がない場合は金額と出発地と目的地を書いたメモを残してもらえれば大丈夫です。一点、気をつけなければならないのは、保険金などで補てんされる金額は合計額から差し引かなければならないということです。また、10万円を超えた金額が控除額(20万円なら10万円が控除額)になり、200万円が医療費控除の限度となります。

  たとえば、給料で年額800万円、奥さん1人、お子さん1人のサラリーマンで年間の医療費が家族全員で25万円かかったときには、場合にもよりますが、3万円の税金が減額されます。

  けがや病気で入院したり、歯医者で入れ歯やインプラントをつくった際には、多額な医療費かかりますので、確定申告をして医療費控除を受けましょう!

  次回は、住宅を購入した場合の確定申告について解説します!

《小坂 亮太》
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小坂 亮太

小坂 亮太

小坂会計事務所 代表税理士 1977年10月11日生まれ ディズニーランドのある千葉県浦安市で生まれ、千葉のベッドタウンの一つである千葉県松戸市にて育つ。2011年12月、苦節9年、税理士試験に合格し、税理士登録する。 都内の会計事務所勤務を経て、現在は東京新宿にて会計事務所を開き、勉強に仕事に一生懸命頑張っている。 保有資格:税理士、宅地建物取引主任者 寄稿者にメッセージを送る

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