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相談してはいけないFPの見分け方10の特徴|住宅ローン編

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  最近、相談に来られる方に良く言われることはファイナンシャルプランナーって 素性が分からない怪しい人が多いですねっと。誠に不本意ではありますが確かに私も金融業界から独立系FP事務所を開設し、この業界に入った時から同じ思いを持ち続けています。

  このFPという職業は、資格を取ると急に先生になってずいぶん以前から 金融の専門家であったかのような振る舞いをする人の集まり???何とか汚名挽回をしなければいけませんね。そこで今回は住宅ローンについて相談してはいけないFPの見分け方 「こんなFPには相談するな!住宅ローン編」と題しましてお話ししたいと思います。

  まず、10項目ほど列挙しますが、すべてに当てはまるFPはさすがにいないと思いますが、半分の 5項目以上当てはまるFPには相談しない方が賢明だと思います。この項目は住宅ローンに関しての相談ですのでライフプランニングなど 金融にあまり関係ない相談は大丈夫?かもしれません。

  これらを見分けるにはFP自身のホームページ、電話応対、初回面談などで ほぼ確認できると思います。では…

1.学歴、経歴などをオープンにしていないFP
  FPは幅広い知識と人生経験が反映される職業です。学歴、経歴などを隠す、または公表できないFPは相談者を欺く第一歩?

2.初回から有料相談のFP
  相談者にとって役に立てるかどうかわからないうちに一方的に有料相談にするのは傲慢。FPの報酬は手間賃ではありません、お役に立てて初めて評価されるべき

3.住宅ローンの債務者(元債務者)でないFP
  まず、自らが経験していないことを机上論のみで相談に応じる。ローンを借りる側の気持ちが分かりますから、ないよりあった方が良いですね。

4.銀行などの出身者でないFP
  FPはお金の専門家!と言ってもほとんどのFPは金融関係の未経験者、すべての業界で言えることですが、金融業界にも独特の常識があります。住宅ローンも金融商品ですので、より良い選択をするには業界の常識把握はないよりあった方が良い

5.変動金利型住宅ローンばかり勧めるFP
  金融面で未熟なFPにありがち、銀行員の営業トークの影響か???相談者のライフイベント、金利情勢、商品知識など周辺知識は大切です。

6・銀行などの金融関係の支店長クラスと金融、経済面で対等に議論できないFP
  金融関係にネットワークを持っていないFPは論外、金融の専門家としての看板を掲げる以上は当然必要

7.ハウスメーカーの選定まで口出すFP
  特定のハウスメーカーと関係を深く持っていて、紹介料目的でFPになりすましているだけ、FPとして恥ずべく行為(紹介料の一般的相場は請負金額の3%程度…)

8.住宅取得に関わる士業とのネットワークがないFP
  住宅取得に際しては司法書士、土地家屋調査士、時には税理士といった士業との関わりは当然にあります。こうした士業の役割と標準的な報酬程度はFPとしては常に把握してなければいけません。(HPなどで士業とのネットワークがありますと記載していても具体的な専門家の氏名がないなのはNG)

9.ライフプランばかり重視してなかなか実行支援をしないFP
  ライフプランは企業でいえば事業計画、良い計画ができても実行できなければ、絵に描いた餅となります。FPは相談者の夢実現に重きを置くべき

10.火災保険などの周辺の金融商品知識がないFP
  住宅取得には必ず必要なのが損害保険、生命保険などの周辺知識はFPとしては不可欠。商品の知識としてはそれぞれ最低5社以上の商品知識は必須

  独断と偏見で書いてみました。 これから住宅ローンについて相談をとお考えの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

《小林 裕市》
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小林 裕市

小林 裕市

株式会社 アクトFPオフィス 代表取締役 CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士 明治大学卒、地方銀行入行、勤続18年4か月(本部企画部門などの勤務のほか、本店営業部、東京支店にて支店経営を経験)、その後、大手生命保険会社に転職、勤続5年1か月(コンサルティング営業を経験)2004年に独立系ファイナンシャル・プランニング事務所「アクトFPオフィス」を設立、金融現場の未経験者が多い独立系FP事務所のなかで数少ない実務派FP、現在ではスタッフ2名とともに年間100件以上の相談に応じている。さらに2000年4月からは事例勉強会「FP研究会」を専門家集団にするために発案し事務局として参画、これまで10年以上に渡り、FP・弁護士・税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士・土地家屋調査士などの専門家と定例勉強会などを通じ、財産に係る様々な問題解決に取り組んでいる。 寄稿者にメッセージを送る

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