インフレターゲット2%と言うことから、一気に注目度が上がってきた住宅ローン。いろいろな試算がありますが、不安を煽るばかりで本当のところはどうなの?と云う記事が非常に多いのも現実でしょう。変動金利で住宅ローンを組まれていらっしゃる方向けに今回は記事を更新しておきます。
【インフレ→金利上昇→変動金利上昇】
このような図式になるのでしょう。もちろん、この図式は正しいモノであり、金利の上昇は近い将来やってくるものと考えられます。
では、インフレターゲットと同じ2%台になるのか?と言うことなのですが、今の変動金利にしても優遇金利で1%割れの状態があるだけで、本来2%中頃がほとんだと思われます。この本来の金利に2%を足した4%台が出てくるのか?と聞かれたときには、出てくるかも知れないとしか言いようがありません。
こう云った記事の弱点として、最悪のケースを想定しておかないとならないと言うことが挙げられます。あなたの住宅ローンが最悪のケースに当てはまるのかどうか、それを私が知る由もありません。ですから、ここから大切なのは、あなた自身の努力となるわけです。
これからあなたに努力して頂くことは、あなたの住宅ローンの種類・内容の再確認。そして、変動金利の特徴をもう一度勉強して下さい。最後に大切なのが今後の金利・経済状況の確認になります。それらを把握できれば、今の金融政策を読む限り、あなたには大切なモノをプレゼントしてくれることになるでしょう。
金利・経済状況を把握すると、大切なプレゼントに気付くと思いますが、勉強をして頂くためにも先に私の方からプレゼントさせて頂きます。それは【時間】です。今日・明日と言ったような急激な金利上昇はどう考えても出て来ないでしょう。ですから、その時間を利用して今後の対策を打つことが出来るわけです。
金利・経済状態など簡単に読めるわけではありませんが、最悪のシナリオを選択しないためには非常に必要なことです。今、盛んに言われているのは、住宅ローン地獄からの【破綻】です。破綻が最悪のシナリオですから、それを避けるために今から努力して下さい。
いつの時代においても、他人任せだけの人は【破綻】に近づきます。専門家に聞くだけではダメなのです。信頼できる専門家にあなたの考え方を確認してもらうくらいの心構えでなければ、これからの時代は良い結果・あなたの望む結果には近づかないのでしょう。
あなたの努力次第で今ならばインフレからの最悪のシナリオを回避することは可能です!!