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投資に待ち構える数々の罠 他人の情報が気になりすぎる

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  久しぶりに復活しました、「罠」シリーズ。前回の掲載からどのくらい時間が経ってしまったのか・・・書いている私もよく覚えていないくらいです。

  投資の世界は罠だらけでして、この罠にどれだけ陥らないかが勝負どこと言っても過言ではありません。今回ご紹介する罠は「他人の情報が気になりすぎる」

  株価の上昇や下降はマーケットに投資している人たちの売り買いにより決まります。つまり、ある銘柄の株価が上がるときは、その銘柄を買う人が多いときであり、株価が下がるときは、その銘柄を売る人が多いときです。

  ここで考えてしまうのが、他人の売り買いの波に乗れば、自分の売り買いのタイミングを見計らうことができるのではないか!?というとこに目が行ってしまうのは、ある意味自然なことなのかもしれません。

  そこで、探し始める情報はインターネット上の投資家向けの掲示板だったり、ひどいときには2chだったりします。どうにか駆使して他人の情報を一生懸命仕入れようとします、そして仕入れた情報を元に、あたかも自分は情報収集能力に長けていると思い込み、投資をしていくのです。

  はい、罠でーす。

  私の考えでは会社の経営者も投資家もほとんど同じ人種だと考えています。経営者が他人の情報を鵜呑みにして、自分の会社を経営するでしょうか?ましてや、インターネット上の情報や2chを頼りに、自分の会社の舵取りをするでしょうか?

  投資家とサラリーマンはまるで違う人種だと思います。私は平日の日中はサラリーマンをしていますので、サラリーマンを非難否定しているわけではありませんし、サラリーマンの感覚もよく分かります。しかし、サラリーマンは自分で仕事を作り出すことはあまりしなくていい環境にいます。(ひょっとしたら私だけかもしれませんが)

  しかし、投資家も経営者も全て自己責任と自己判断の世界です。他人の情報や、だれからか与えられた仕事をするのではなく、自分で収益の上がる手法を探し出し、システムを構築していかなければなりません。

  このことを認識せず、インターネットで他人の状況を必死に探ることは、悲しいほど無意味です。他人への依存と依頼だけでは投資も会社の経営もできないのです。

  もし、投資をしていくと決めたなら、まずは投資家の感覚を養ってください。サラリーマンの延長線上で考えないでください。

  もし、投資家をしていくと決めたなら、決して甘くはないですが、すばらしく可能性の開けた世界が必ず待ってます!!

《青木 玄》
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青木 玄

青木 玄

SOCIAL FINANCE 代表 1981年9月16日、東京生まれ。幼少期から大学卒業まで東京に暮らしていたが、結婚を機に神奈川県に在住。2児に恵まれる。 普段はごく普通のサラリーマンをしている傍ら、平日の夜と休日は投資家としての一面を持つ。投資家としてスタートした当初は失敗につぐ失敗で、ほとんど利益は出ていなかったが、何が失敗の原因だったかを追究し、ある一定以上の成果を確保している。 現在では、セミナー形式で参加者に対し、知識のみならず成果にこだわり、「誰もが平等にお金にまつわる知識や戦略を学ぶ事ができ、かつそれらを使いこなす事ができるようになる」場を提供している。 寄稿者にメッセージを送る

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