消費増税に備える 生命保険料(固定費)節約の基本的な考え方»マネーの達人

消費増税に備える 生命保険料(固定費)節約の基本的な考え方

 消費税が計画通り2014年4月より、5%から8%の増税が決まりました。増税については、家計に入るお金、つまり給料アップを前提にしている様ですが、増税に対して賛否両論より反対や家計や将来に対して、不安視する人が決定後でも多いようです。

 では、私たち生活者は、家計に入るお金が多くならなかった場合や、将来不安が有るときには、どの様に何を節約すれば良いのか?検討し準備しなければなりません。


節約は比較的ストレスが少ない固定費に注目


 例えば、良く耳にする電気の節約でコンセントをこまめに抜く、スーパー等のチラシをこまめにチェックして安い物を購入するなど有りますが、何れ10%にアップすればなかなかそれだけでは、対応しきれなくなります。

 10%アップ時に、夫婦と小学生の子ども2人いる家庭での有る例では、月々1万7200円も家計の出費が増える試算(日経新聞・電子版・2013/7/4)が出ています。年間で見れば20万円超の出費増ですので、家計出費の固定費を大胆に見直す必要が出てきます

 何故、変動費でなく固定経費なのか?変動費には、水道光熱費、食費、夫婦の小遣いなどで、節約を続ける事が大変でストレスの原因にもなるかも知れない項目が多くあります。細かい変動費は最終手段に廻し、ここでの節約はストレスなどが比較的に少ない固定費の節約の方が効果が大きいと思われます。

 では、家計出費での固定費とは?それは、住居費(住宅ローン又は賃貸の家賃)、保険(生命保険と損害保険(自動車保険や火災保険))、急激に伸びたスマートホンなどの通信費、自動車(所有か否か等)、教育費などが上げられます。


生命保険料節約の基本的考え方


 その中で、今回は生命保険の節約の基本的考え方を考えてみたいと思います。

 生命保険は、人生の買い物でマイホームに次ぐ高い買いだとも言われます。死亡リスクには公的遺族年金制度。入院リスクには公的高額療養費制度。介護リスクには公的介護保険制度などを理解することで、無駄な保険に加入する事なく、やがて訪れるセカンドライフの準備に注視する事が出来ます。

 特に、一般的に長生きだとすれば、老後と介護には時間的スパンが発生しますので、お金を貯めて準備する選択肢を取り入れることも可能となります。 

 以上の、公的な遺族年金制度、公的な高額療養制度、公的な介護保険制度や時間軸をベースにして不足すると思われるものを、民間の保険会社でリスクヘッジする事が合理的な保険の掛け方です。その事を、忠実に実行することで、将来確実に不足すると思われる公的な年金を、カーバーする自分年金を作ることが可能になると思われます。

 更に、お金が多く貯まれば、医療保険からも卒業することも可能です。要は、それぞれのリスクに対するお金が準備されていれば、相続対策などを考慮しなければ保険は必要無いのかも知れません。お金は何に使うことも自由ですし一番便利です。自分でお金に色を付けて管理することが可能なのです。

 しかし、お金はすぐに簡単には貯まりませんので、貯めることと保険加入のバランスを如何に合理的に組めるかが、ラッキーな老後が迎えられるかどうかの分かれ道です。昔から、貯金は三角(△)で保険は四角(□)だと言われてきました。

 保険の見直しは、決して、保険商品を組み替える事ではありません。大袈裟ですが、人生をどう生きたいか?何をしたいか?どう老後資金を貯めたいか?万が一のリスクヘッジは?のお金に換える道具にしか過ぎません。相続は発生するのか否か?家族の誰に何を?などの考えに基づく優先順位的な考え方も取り入れれば、見直しの設計図が見えてくるのでは、ないでしょうか。

この記事を書いた人

古川 修一 古川 修一»筆者の記事一覧 http://www.furukawa-fp.jp

古川FP事務所 代表
2001年末に損害保険会社の代理店研修制度を経て保険代理店・古川FP保険企画を設立。2007年より、本格的にFPコンサル業の古川FP事務所を開業。得意分野はライフプラン、リスクと保険、住宅取得、家計・住宅ローン見直し等。ライフプランや住宅ローンや家計見直し等で、新聞社、経済誌の取材やテレビ出演等多数。セミナー講師などでも奮闘中。
<保有資格>:2級FP技能士(資産設計提案業務)、ファイナンシャルプランナー(AFP)、DC(確定拠出年金)アドバイザー、損害保険特級一般、損害保険プランナー、シニア・ライフ・コンサルタント

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