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家計も体も引き締めを! 「質素ごはん」のすすめ

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家計も体も引き締めを! 「質素ごはん」のすすめ

 年末は何かと物入りです。複数回参加する予定の忘年会、恋人と過ごすクリスマス(当然、プレゼントアリ)、年末年始の帰省など、年末年始だけで何十万ものお金が飛んでいくという人も少なくないのではないでしょうか?

 つい食べ過ぎてしまう季節でもあるので、家だけでなく体の脂肪も気になります。そこで、今回は年末に向けた食費の節約で、家計も体も同時に引き締める方法を紹介したいと思います!

質素ごはんで食費節約!

 年末は宴会のコース料理や帰省した際の親族での外食など、何かと豪華なものを食べすぎてしまいがち。そこで、普段の食生活を質素にしてみましょう。そもそも、毎日豪華な食事をする必要はないはずです。

 もともと、日本人の大半は農業に従事していて、普段の食事は質素そのものでした。また、「ハレの日は豪華に、ケの日は質素に」という「ハレとケ」の意識もあり、今のように毎日高カロリーでたくさんのご飯を食べていなかったんですよね。

 つまり、質素なご飯だからと言ってみじめな気持ちになる必要ななく、むしろ、「メリハリあるお金の使い方をする」というお金の貯まりやすい生活が実践できると喜ぶべきでしょう。

質素ごはんが体にいい理由

 質素な食事は体にもいいものです。シンプルで低カロリーな食事によってダイエットができますが、ただ痩せるというだけでなく、健康になりながら良いスタイルを手にすることができるんです。

 日本人は長年質素な食事をしてきたわけですから、今のように毎日高カロリーな食事をしていたら太ってしまったり、生活習慣病になってしまうのは当然です。

質素ごはんの具体例

野菜たっぷりの和食系

 家庭で作る和食は、コストがあまりかかりません。週に1回2~3品のおかずをまとめて作っておけばそれを使いまわすことで平日の食事が簡単に用意できるようになります。切り干し大根やひじき、高野豆腐などの乾物は業務スーパーなどで大容量のものを購入しておくと、さらに節約になります。

にわかベジタリアン生活系

 肉や魚を食べないベジタリアン的な食生活を実践することでも、節約になります。タンパク質は人間の体にとって重要な栄養素ですが、卵や豆腐を使えば高たんぱくな食事を低コストで作ることが可能です。

具だくさん脂肪燃焼スープ系

 野菜をたっぷり使ったスープを食事のはじめに食べると、お腹が膨れるのでその後の食事で食べる量を自然に減らすことができます。「脂肪燃焼スープ」なんて呼ばれているものですが、ダイエット目的でなく、食費の節約のためにも使える方法です。スープはまとめて作れば節約になりますし、スープのおかげで食べ過ぎを防げるので少しのおかずでも満足できますよ。

 食費節約と健康のためには普段から質素な食事をするのがおすすめです。特に、年末は不摂生のせいで体調を崩してしまう人も多いですから、ぜひ意識的に「質素ごはん」を取り入れてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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