お金でケンカしてしまう夫婦の3つの特徴と対処法»マネーの達人

お金でケンカしてしまう夫婦の3つの特徴と対処法

 お金の事でケンカするのは後味が悪いものです。実際に、「本当はそんなこと言いたくないのについカッとして給料が低いことを指摘してしまった」、「ジュースを買うならコンビニじゃなくてスーパーにして! と怒ったけど、数十円の差でイライラするなんて空しい」などど後悔の声をよく聞きます。

 嫌なのに、つい言ってしまうのはどうしてなのでしょうか?

 家計相談を通じて筆者が感じた「お金でケンカをしてしまう夫婦の特徴」を3つ挙げてみます。


お金でケンカしてしまう夫婦の3つの特徴


1:視点がずれている


 ここでいう視点とは、時間軸の事です。

 多くの場合、男性は「現在」を軸にして生きています。つまり、「現在」何とかなっていれば「OK」なのです。今とりあえず生活できているのなら、わざわざ未来の不安を持ってきて「将来生活出来ないかも」などど考えたりしないのです。

 多くの女性のは逆に、「将来」を軸に考えています。今は何とかなっていたとしても「将来」の事で不安を感じています。例えば赤ちゃんの18年後の大学資金や、30年後の定年に怯えていたりします。

 現在視点の夫に未来の不安を訴えても意味がありません。現在軸で生きている夫からは、「そんな先のことわからないじゃん」と言われるのが関の山。そして妻は分かってもらえなくてイライラ…という負のスパイラルが発生してしまいます。

 こちらの解決策としては、未来視点の不安を現在に置き換えて話をするようにしましょう

 例えば、赤ちゃんの大学資金の話だとしたら…
(未来の視点)このままじゃこの子の学費が無い→×
(現在の視点)この子の学費を貯める為に、今貯金をしよう→〇

 つまり将来の不安をそのまま伝えるのではなく、不安を解消するために今何が必要かを訴えます。

 聞く側も、現在の話の場合は「先の事なんて…」とは言えないはずです。「どうして私の不安を分かってくれないんだろう?」とお悩みの妻(もしくは夫)は一度お試しください。

2:普段から不安をためこんでいる


 そして、こちらも女性に多い特徴なのですが、普段はお金の不安を口にしないのにある時ふと爆発してしまうというパターン。男性側にしてみれば青天の霹靂なのでダメージが深刻になる可能性が高いです。事実「一回夫の年収の低さを指摘してしまい、以来夫がいじけてしまった…」というお悩みを受けた事もあります。

 こちらの対処法は簡単です。不安をためこむから不満になるのです。不安が不満に変わる前に夫婦で問題を共有しましょう

 多くの方は、「聞いてもらえる」だけで不安が消滅します。聞く側は、しっかり聞いて相手の肩に乗った不安を半分持ってあげましょう。そして話す側は、相手の視点(現在か未来か)を意識して不安を伝えましょう。


3:仲が良い


 3つ目の特徴として「何だかんだ言って仲が良い」という特徴が。

 意外かもしれませんが、お金のことでケンカするのは結局「相手とこれからも一緒に生活する」つもりだからなんですね。別れるつもりなら「どうせもうすぐ他人だし」ということでイライラもないわけです。

 もしケンカしてしまったとしても仲直りすればいいのです。「夫婦だから」と割り切って後に引きずらない。そうすれば、ケンカも致命的になることはありません。


「些細なこと」だからこそ


 結論として、お金でケンカする原因は
1:視点のずれ
2:不安をため込んでいるのに相手はそれに気が付いていない
3:仲がいい
 ということで、相手が嫌いだからケンカになるわけではありません。ちょっとしたすれ違いがほとんどなんです。

 些細なことかもしれませんが、ケンカは気持ちよくありません。些細な事だからこそ、減らしていきたいですよね。

 既に書いたように、日常のコミュニケーションをちょっと気を付けるだけでお金に関するイライラはかなり軽減します。お心当たりのある方は、お1人ではなくご夫婦で実践してみてください。きっと毎日が変わります。(執筆者:横山 晴美)

この記事を書いた人

横山 晴美 横山 晴美»筆者の記事一覧 http://www.gogokakei.com/

ライフプラン応援事務所 代表
自身の結婚・退職を経て、ライフプランとお金の知識の重要性を感じFP資格を取得。2013年「あなたの家計はあなたが守る」を信念とした「ライフプラン応援事務所」を立ち上げる。以後、個別相談・マネーセミナー・執筆と活動の幅を徐々に広げている。住宅・子育て・老後といった普通の人がぶつかるお金の問題を解決すべく活動。
<保有資格>:住宅ローンアドバイザー

【寄稿者にメッセージを送る】

今、あなたにおすすめの記事

あなたの役に立つ記事、見つけます

本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう

このページの先頭へ