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いくらあれば生活できる? 「稼ぐ」と「貯める」で不安にならない方法

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いくらあれば生活できる? 「稼ぐ」と「貯める」で不安にならない方法

あなたは、毎月いくらぐらいお金を使っているのか把握していますか? また、最低限いくらお金があれば生活していけるのか、自分で知っていますか?

自分が生活していくためにいくらお金が必要なのかを知っていることは、とても大切なんです!

「稼ぐ」と「貯める」がプレッシャーに

自分が生活していくために必要な金額が分かっていないと、いくら稼げばいいのか、いくら貯金しておけばいいのかも分かりません。その結果、稼いでも稼いでも、不安がつきまといます。

わたし自身も、大学進学と同時に一人暮らしを始めたのですが、はじめのうちはいくらお金があれば生活していけるのかが分からず、大学の授業もそこそこにアルバイトばかりしていました。

よく、「手取り30万円はほしい」などと理想の収入が語られることはありますが、「最低限いくらあればいいのか」という金額を把握している人はあまりいません。その結果、稼いでも稼いでも「なかなかお金が貯まらない」とか「今の収入では生活が苦しい」とか、うすぼんやりとした不安ばかりが募っていくのです。

最低限いくらあれば生活できるのか、ということを知っていれば、「最低限いくら稼げば生活していけるのか」ということも分かりますし、「最低限いくら貯金があれば無職でもしばらく暮らしていけるのか」ということも分かります。

最低限必要な金額を知ることで、転職のために一時的に無収入になったり、出費がかさんで生活が苦しくなったとしても、先々の生活を見通すことができます。

最低限必要な生活費を知ろう!

では、あなた自身が、いくらあれば生活していけるのかを計算していきましょう。

【固定費】
・住居費(家賃、住宅ローン)
・通信費
・生命保険料
・その他(子供の習い事や、あれば、各種ローンなど)

【変動費】
・食費
・水道光熱費
・美容、被服費

固定費は、その名の通り毎月決まった金額が必要ですので簡単に計算できます。

難しいのは、変動費です。ここを理解していないと、「最低限いくらあれば生活できる」ということがわかりません。

食費は、目安としては1人5,000円あれば、最低限食べていくことはできるのではないかと思います。もちろん、食材の質を下げるなどの工夫は必要ですが、一時的に生活レベルを下げるということであれば許容範囲のはずです。

水道光熱費は、ありとあらゆる節約術を総動員した上で、エアコンを極力使わない、シャワーを使わず湯船のお湯で体を洗い、余ったお湯も洗濯などにフル活用するなど徹底した節約をすることで、月に1万円以下にまで抑え込むことができます。

※水道光熱費は、地域によっても金額が違うため、実際に試してみるのが確実です。

美容、被服費は、一時的に生活レベルを下げるのであれば、使わなくても済むお金です。ただ、特に男性の場合は何か月も散髪に行かないというのは仕事の上でも支障をきたすと思いますし、その際には「自宅でセルフカットする」などの節約法を考えておく必要があるでしょう。

ちなみに、レジャー費や交際費は、「最低限必要な生活費」に含みません。本当に生活に困窮した場合、レジャーや遊びにお金を使う余裕はないからです。ここでは、あくまでも「最低限生きていけるだけのお金」を考えましょう。

あなたは、いくらあれば生活していけますか?

最低限必要なお金を把握しておくことは大切です。

収入が途絶えることに対して不安になるあまりに転職に踏み切れない人も、最低限必要なお金が分かっていれば、「とりあえず○万円貯金があれば、3か月間無収入でもやっていけそう」と先を見通して、計画的に転職できるようになります。

旅行や資格の勉強など、やりたいことができないという人も、「○か月間節約して最低限の生活をすれば、○万円貯められる」ということがわかるようになり、夢もかなえやすくなります。

知っているのと知らないのとでは、経済的自由度がまったく変わってくるものです。ぜひ、あなた自身の「最低限必要なお金」を計算してみてくださいね。

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以上です。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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