クレジットカードで決済するとポイントが貯まってお得ですが、食費や日用品代など日々の買い物の分だけではそこまでたくさん貯まりませんよね。それに、クレジットカードで買い物をすると使いすぎてしまいそうで、あまり実践したくないという人も多いと思います。
しかし、光熱費等、銀行から引落になるような支出であれば、どのみち「使いすぎ」を心配する必要はありませんから、銀行振替よりもクレジットカード払いをおすすめします。
今回は、クレジットカードで支払える料金をまとめてみました。まだクレカ払いにしていない人は、早めに変更してポイントをどんどん貯めましょう!
目次
クレジットカード払いができる料金
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水道光熱費
電気代は「口座振替にすると50円引き」といった割引がありますから、平均電気料金をクレカ払いしたときのポイントと、口座振替割引の50円とどちらが得になるのか計算してから選びましょう。電気代が安い家庭の場合は口座振替にした方がお得。電気代が高い家庭はクレジットカードのポイントが50ポイント以上になるのでクレカ払いの方がお得です。
国民健康保険・国民年金
国民健康保険の場合は基本的には対応していませんが、下記の「コンビニでクレカ払いする方法」を使えば可能です。また、自治体によっては「Yahoo!公金支払い」にも対応しています。国民年金は、はじめからクレカ払い対応です。
携帯代
携帯代は、大手キャリアから格安SIMの会社(MVNO)に至るまでクレジットカードでの支払いが可能です。
自宅の通信料
光回線の使用料やプロバイダ料金などももれなくクレジットカードで支払えます。電話代も可能です。
NHK放送受信料
最近、自民党がNHK放送受信料を義務化するという提言を出しましたが、NHK放送受信料もクレカで払えます。
生命保険料
保険会社によっても異なりますが、クレカ払いできる保険会社は多いです。
(家賃)
最近は、家賃をクレカ払いにできる物件も増えています。大東建託で取り扱っている物件はクレカ払いに対応しているほか、その他の不動産会社でも物件によっては対応しています。
新聞代
新聞をとっている人自体が減っているようですが、クレジットカード払いは利用できます。
コンビニでクレカ払いする方法
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自治体によってクレカ払いに対応していないとか、保険会社によってクレカ払いに対応していない、ということがありますが、コンビニで使える振込用紙があれば、クレカ払いすることは可能です。
おすすめは、nanacoを使った方法です。セブンイレブンで使えるnanacoカードは、クレジットカードによるチャージができます。そして、nanacoカードを使ってコンビニ払いすれば、
クレジットカード⇒nanaco⇒支払
というように間接的にはなりますが、クレジットカードのポイントは貯まります。
※公共料金の支払いには、nanacoのポイントは付きません。
クレジットカードで払えない料金
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なんでもクレジットカードで払えると便利なのですが、クレジットカードでは払えない料金もまだまだありますのでまとめておきます。
住宅ローン等の返済
住宅ローンやマイカーローン、また奨学金など、ローン・借入の返済にはクレジットカードが使えません。「楽器を買う」などカードの限度額に収まる買い物なら、金利を比較した上で、はじめからクレジットカードの分割払いを選んだ方がお得な場合もあります。
学費、小中学校の諸経費
「学校もクレカ払いに対応してくれたらうれしいのになぁ」という気持ちはありますが、できないものは仕方ありません。ただ、私立高校や私立大学の学費については、一部クレジット払いに対応している学校があります。お子さんが通っている学校が対応しているのかどうか、調べてみても良いでしょう。
毎月引き落とされる各種料金だけをクレジットカード払いにしたとしても、家庭によっては10万円以上の支払額になります。たとえば、高還元率を誇るリクルートカードプラスであれば還元率は2%なので、10万円の決済で2,000円分、20万円の決済で4,000円分のポイントが付くことになります。年間だと48,000円分です。
年間にすればとても侮れないポイント量になるので、まだ口座振替のままにしている人はぜひこの機会に変更手続きをしてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)