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働くママ&パパの二大困った「子供の発熱」と「お迎え時間に間に合わない」にどう備えるか

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働くママ&パパの二大困った「子供の発熱」と「お迎え時間に間に合わない」にどう備えるか

企業に勤めるバリキャリママでいようとすると、当然ながら子育て中であることを理由に「できない」とはなかなか言いにくいことが多いものです。


日々予定外に発生する残業や休日出勤、出張、そして子供の発熱による欠勤。その都度子供が…では周囲に迷惑をかけるばかりでなく社会的信用も失ってしまいますね。

パパや祖父母のサポートで乗り越えられるママの場合は恵まれていますが、そうでないママの場合は、「このようなときはここに子供をお願いする」とあらかじめ手配しておかなくてはなりません。

イレギュラーの保育で最も困るのが「子供の発熱」と「お迎え時間に間に合わない」という場面です。この二つがバリキャリママを続けられるかどうかの最大の壁でもあります。

保育園以外の預け先を複数確保しておく


認可園に入園できただけではバリキャリママの働き方には対応しきれない場合がほとんどです。


朝早く、夜のお迎え時間も遅くなるので、延長保育は必須になります。延長保育をお願いしていてもお迎えが間に合わない場合は誰に保育園のお迎えを頼むのか、自分が迎えに行くまで誰に、どこで子供を預かってもらうのかを手配しておかなくてはなりません。

子供の発熱時、仕事を休めないときは病児保育をどこに頼むのか、泊まりの出張に行かなくてはならないとき誰に子供を託すのか、平日の習いごとのその送迎は…、それぞれの場合に備えて預け先を確保する必要があります。身内などのサポートがない場合は、保育のプロ等にお願いすることになりますので、その都度費用が発生します。

ファミリーサポート(ファミサポ)は心強い味方


子供が元気な時なら、ファミリーサポートがとても心強い味方となります。保育園や学童後の1、2時間だけどうにか乗り切りたいときにはとてもありがたいサービスです。


ファミリーサポートとは、事前の会員登録によって利用できる制度で、子育て経験のある「提供会員」が育児のちょっと困ったことをサポートしてくれるものです。

例えば、ママの代わりに保育園のお迎えや習い事の送迎、ママが帰宅するまで提供会員さんの自宅で保育をしてもらうというようなことをお願いできます1時間数百円程度の利用料金の場合が多いので、気軽に利用できるのが強みです。

利用にあたっては事前の予約が必要で、急な依頼は断られる場合もあること、夜間遅い時間まではお願いできる場合が少ないことなどの利用上の制約がありますのでご注意を。自治体によって利用料金や利用時間、お願いできる内容が異なりますので、まずはお住まいの地域のファミリーサポートセンターへお問い合わせくださいね。

病児・病後児保育はプロ頼み


子供はしょっちゅう体調を崩します。保育園に預けられないときはパパママでお休みのやりくりをするか、休めないときは誰かに看病を頼まなくてはなりません。誰かに頼む場合の選択肢として祖父母等の身内が頼れない場合は病児保育施設か、病児保育OKのシッターサービスに頼むことになります。


病児保育施設は事前に登録さえしてしまえば、いざというときに預けることができます。病院内併設の場合も多く、小児科と連携して万が一容態が急変した場合の対応も万全というところもあります。また保育料も1日数千円という施設が多いのが特徴です。しかし、施設自体の数が少ないため感染症流行の時期は定員がいっぱいで預けられないこともあるので注意が必要です。

一方、民間のシッターサービスは有資格の保育のプロや病児保育のプロの方が自宅に来てくれて、マンツーマンで手厚く看病と保育をしてくれます。急な依頼にも素早く柔軟に対応していただけます。その反面、料金としては通常のシッターサービスに病児保育分の上乗せもあり、単発でのお願いの場合はママが帰宅するまでの10時間くらいのパックで2万~3万円前後の料金となるところが多いようです。

認可園保育料プラス、に備えておく

今回は、働くママの二大困った! に沿ってお話しましたが、これ以外にも働くママをサポートしてくれるサービスはたくさんあります。

ママが仕事に責任をもち、それなりのポジションでバリバリ働こうと思ったら、子供の預け先を複数確保し、保育園に支払う保育料だけでなく相応の出費を覚悟しておく必要がありますし、長い目で見たときの収入と支出のバランスを考えて働き方を選ぶということも大切なことだと思います。(執筆者:山内 理恵)

《山内 理恵》
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山内 理恵

山内 理恵

39歳、主婦歴10年、ワーママ歴7年です。共働きで働く「バリキャリママ」。働くママという視点から同じ立場の方の役に立つような記事を書いていきます。持ち家(ローン返済中)、小学生と未就学児の子供が2人います。 寄稿者にメッセージを送る

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