先日、後輩と話していたときに、通信費の話になりました。
彼女は何年も同じ機種の「ガラケー」を使っているのですが、毎月の通信料が8,000円ほどかかっているというのです。
ガラケーで8,000円というのは、高すぎます!
ガラケーがダメでスマートフォンを使うべき、ということではないのですが、携帯サイトも続々と閉鎖されている中で、8,000円も払ってガラケーを使い続けるのは、もったいないと思うのです。
通信費を節約したい人は、ぜひ格安SIMを使ってみてください。

目次
格安SIMは裏技ではない
その後輩は、「格安SIMは怪しい裏技みたいなもの」だと思っていました。
ここから間違っています!
携帯電話の契約ができるのは、docomo・au・softbankだけではありません。
この3社はたしかに有名な会社ですが、格安SIMというのはこれら大手3社以外と契約するというだけで、裏技でもなんでもありません。
「格安SIM」を売っている会社はたくさんありますが、中にはOCNやBIGLOBEなど、聞いたことのある有名な企業もあり、怪しいものではないのです。
大きな違いはサポート体制
大手3社と格安SIMの分かりやすい違いと言えば、わたしはサポート体制だと思っています。
大手3社で契約した携帯電話なら、分からないことがあるとショップに持っていて相談できますよね。
プランの見直しをしたり、使い方を教えてもらうこともできます。
一方、格安SIMだとショップがあるわけではないので、分からないことを質問するときに困ります。
ただ、携帯電話を持っている人でも、分からないことをショップに聞きに行くという人はどれぐらいいるでしょうか?
たいていは誰かに聞いたり、ネットで調べて解決しますよね。
そういう人なら、格安SIMにしても困ることは無いでしょう。
また、格安SIMはネットで契約できますが、ヨドバシカメラなど大手家電量販店なら店員さんに相談しながらプラン選びもできますし、分からないことがあってもある程度は対応してもらえます。
格安SIMで年間7万円以上お得になる
格安SIMに移行するにはスマホの端末が必要ですが、スマホ本体とセットで販売している格安SIMの会社もたくさんあります。
有名どころだと、楽天モバイルが安くて、料金プランも分かりやすいですよ。
現在(2016年4月現在)販売されている端末の中でもっとも安いものだと、24回払いで540円(一括払いで1万584円)。月額料金はもっとも安いプランで1,250円です。
自宅にWiFiがあれば5ギガなど容量の大きいデータプランは不要なので、このプランで十分です。端末代と合わせると、540円と1,250円で、1,790円になります。
携帯電話に月々8,000円払っている人だと、1か月あたり6,210円安くなるということです! 年間では7万4,520円も節約に。
一人暮らしなどで5ギガ以上のデータ通信をするという人でも、最大2,960円で、10GBついたプランがあります。
一番高いプランを選んでも、月々3,500円ですから、1か月あたり4,500円の節約に。年間5万4,000円の節約になります。
・ 保険などのオプションを付けるとその分高くなります。
まとめ

このように、格安SIMだと毎月の通信料がびっくりするほど安くなることが分かります。
格安SIMには大手3社のようなサポート体制はありませんし、キャッシュバックなどもありません。
しかし、その分月額料金が安く抑えられているため、トータルでは断然お得になりますよ。(執筆者:吉見 夏実)