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「ふるさと納税の壁」実はそんなに高くない 家族で相談して各地域の特産品をゲットしよう。

税金 ふるさと納税
「ふるさと納税の壁」実はそんなに高くない 家族で相談して各地域の特産品をゲットしよう。

もう8月。今年も折り返し地点が過ぎて、1か月以上も経ったんですね。お盆休みで束の間の休息をとった後は、みなさま年末へ向けて一気に駆け抜けていくイメージでしょうか。

となると、もうゆっくり家族で相談するタイミングいうのは、今年は今がラストチャンスなのかもしれませんね。

何のことかって? そりゃあもちろん、ふるさと納税ですよ!


使わない手はない、ふるさと納税制度

ふるさと納税とは、自分の住む自治体(都道府県や市町村)へ支払っている個人住民税の一部を、自分の好きな自治体へ支払える制度です。

そのお金は税金ではなくあくまでも寄附金となるのですが、

上限額までなら寄附した金額-2,000円が減税される

ので、事実上は好きな自治体へ納税しているようなもの。

そして、ここがポイントなのですが、この制度によって全国の自治体に寄附金獲得合戦が生じており、寄附金に対してビッグなお礼の品がもらえるのです。

例えば昨年の我が家は、夫のお酒、私の和菓子、おかずのコロッケなどをお礼の品としていただきました。どうやら寄附金1万円に対して5,000円相当のお礼というのが相場のようで、コロッケなんて1万円分の寄附で冷凍されたものが60個届きました。一家のおかず1品約15食分です。これは助かった…。

上限までならどれだけ寄附しても、2,000円の自己負担でお礼の品をゲットできるのですから、これを使わない手はありません!

2015年より改正されているふるさと納税制度

そしてこのふるさと納税制度、実は昨年から改正されています。改正点は2点。

(1) 上限額が、個人住民税の約1割から約2割に倍増。

これはただただうれしいばかりですね。単純にふるさと納税が倍できるってことです。2,000円でもらえるお礼の品が、倍に増えるということなのです。

(2) 寄附先が5自治体までなら確定申告が不要に。(ワンストップ特例制度)

こちらは、そもそも確定申告が不要なサラリーマン等が対象で、面倒な確定申告をせずに済むとうことなのです。それまで確定申告が必要で敷居の高かったふるさと納税制度を、もっと簡易にして広めようという政策のようです。

勇気を出して6自治体以上に寄附をしよう


でもね。この(2) の「5自治体まで」というのはなかなか足かせになります。

上限額が6万円以上になる人は、(1) の甲斐もあって、けっこう多いのではないでしょうか?

せっかく寄附できるのですから、6自治体以上に1万円ずつ寄附して、いろんなお礼の品をいただきたいですよね。お礼の品はほとんどの場合、各地域の特産品ですから、やはり津々浦々のものが欲しい。

ということで、私が声を大にして言いたいのは

「勇気を出して6自治体以上に寄附をしよう」
「確定申告をしよう」

ということです。確定申告は確かに手間ですが、わからなければ税務署で手取り足取り教えてくれますし、少し慣れれば自宅で専用HPから確定申告書を作成&印刷できます

確定申告は一発勝負ではない!

それに、実は確定申告って、誤解されがちですが、一発勝負じゃないんですよね。

実は私の夫、今年の3月に失敗しました。そして6月の住民税決定通知書を見て、それから「アレ?」なんて言ってたんです。いっしょに税務署に電話すると「更新に来てください」とのこと。

更新手続きの際も税務署の方はやはり丁寧で、夫の確定申告の更新はつつがなく終了しました。払いすぎた税はもうすぐ還付され、住民税はきちんと減額される予定です。

もしあなたの夫が「忙しいから確定申告に行く暇なんてない!」なんていう人でも、安心してください。確定申告は配偶者ならほぼ問題なく代理で行えます。私も何度か、夫の代わりに行ってるんですよ。

もう残り少なくなった今年のふるさと納税期間。ぜひともワンストップ特例制度にとらわれず、ご自身の欲しいものを欲しいだけ、手に入れていただきたいと思います。(執筆者:徳田 仁美)



《徳田 仁美》
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徳田 仁美

徳田 仁美

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。 寄稿者にメッセージを送る

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