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美容院コストを見直して笑顔を生み出す。「ヘアドネーション」という選択。

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美容院コストを見直して笑顔を生み出す。「ヘアドネーション」という選択。

あなたはどんな髪型をしていますか? カラーを入れたり、パーマをかけたり。女性であればいろいろなスタイルで自分を表現したいと思うのは当然だと思います。

2016年の美容院年間利用回数と金額(*)は、

女性 4.49回 6,413円
男性 5.11回 4,020円

となっています。今回のコラムは、女性がターゲットです。上記調査によると、女性の美容院における年間利用金額は2万8,795円となりますね。

≪(*)参照:美容センサス(pdf)≫

髪を伸ばす→髪を結ぶ→美容院に行く回数が減る。ならば。


筆者の周辺でヒアリングした女性のなかには節約目的で、髪を伸ばして美容院に行く回数を減らしている人もいました。

「年に1回行くか行かないか。行っても毛先のカットだけお願いしているのよ」

彼女が美容院にかける費用は、年に1回のカット3,800円でした。なんでも鏡越しの美容師さんから「トリートメントは」、「ヘッドスパは」と勧められ、断れずに予定外の出費をしてしまうから、なのだそう。

「すすめられると断れない」自分のクセがわかっているからこそ、年間3,800円の出費で収まるんですね。調査値との差、2万5,000円。あなどれません。

そしてなるほど。確かに短い髪は少し伸びると、はねてしまったり、ひろがったりしますが、長い髪なら、結んでしまえばまとまります。バレッタなどのアクセサリーを楽しむこともできますし、まとめ髪ができればさらに楽しめそうです。

ならば、いっそもっと長く伸ばして、その楽しみをシェアしてみるのはどうでしょう。いったい誰に?

長い髪が子供の笑顔につながるヘアドネーション

柴咲コウさんが長い髪を、2015年12月にばっさりカットしたのをご存知でしょうか。

≪参照:柴咲コウさんのインスタグラム

彼女は自身の髪の毛をJapan Hair Donation & Charity(通称JHDAC ジャーダック)へ寄付しました。

託された髪の毛は、頭髪の悩みを持つ子供たちのウィッグになります。市場に出回っているウィッグは、主に大人用。子供のためのウィッグはひとりひとり採寸し、オーダーの形で作っていくのだそうです。

ウィッグを作成するにあたり必要な髪の毛の長さ


切り口から毛先まで最低31cm。一番要望の多い長さのウィッグを作るには、50cmほどの髪の毛が必要になるのだそう。

31cmであれば、あごの下でカットしたとして、おへそくらいまででしょうか。50cmとなれば、腰にかかるほどの長さが必要になりますね。

「気合い入れて倹約する!目標額まで絶対に貯金する!」というガッツがあるなら、どうでしょう。

ヘアドネーションができるまで、髪を伸ばしてみるというチャレンジも一緒に始めてみませんか?

カラーやパーマが入っていても大丈夫です

ウィッグに加工する前にトリートメントするため問題ないとのことです。(トリートメントにかかる費用3,000円は、髪の毛の送付と同時に寄付していただくことで、その後のジャーダックの活動がスムースになります。あわせておすすめします)


≪画像元:http://www.jhdac.org/blank-1≫

気持ちが貧しくならない倹約を

大人でも、髪の毛を失うと心が沈むものです。筆者も身近なひとをがんで亡くしましたが、抗がん剤治療で髪の毛が抜け落ちることがわかっていたこととはいえ、とてもショックだったようです。子供であればなおのことでしょう。

これは単なる節約ではありません。大きな成果が見知らぬ土地の、見知らぬ子供の笑顔になって誰かを幸せにします。

こんな切り口から髪の毛を考えてみるのも悪くないと思いませんか? 筆者は現在、30cmにかかるかかからないかの長さですので、もうしばらく髪を育てようと思います。ぜひ、一緒に始めましょう。(執筆者:酒井 菫)

《酒井 菫》
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酒井 菫

酒井 菫

40代後半・独身女性のフリーライター。 節約という切り口から、時間とお金の付加価値を高める豊かな生き方を実践中。 官公庁、流通小売業、メーカーでの勤務経験があり、バブル期に潤沢な予算で仕事をしたり、バブルがはじけてギリギリまでのコスト削減に取り組んだりと、世相の波に乗りながら、刺激的な会社員生活を送りました。 寄稿者にメッセージを送る

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