親子でマネーコミュニケーション(1) 「お金って何?」と聞かれたら»マネーの達人

親子でマネーコミュニケーション(1) 「お金って何?」と聞かれたら

FPとなり、お金のことを考えることが日常となっている。お客様のライフプランを考えることも、自分自身の家計を考えることも日常だ。

講演会で大勢の方を前にお金の話をさせていただく機会もある。いただいたテーマに沿って、自分なりに考えたことをお伝えする。

本を出版したことをきっかけに、お金に関する本もかなり読む。多くの方のお金に対する考え方や意味づけなどを知るためだ。

で、考えた。「お金とは?」

なんだろう


一般的にお金の役割として言われているのは次の3つ。

1. 価値の交換
2. 価値の保存
3. 価値の尺度

「なるほどね。」という感じ。

私の答えは「お金とは『人生を幸せに生きるための道具』です」だ。子どもに「お金って何?」と聞かれたらこう答えたい。

そして、

「人生にはお金よりも大切なものがある。」
「お金のことを口にするのは、はしたない。」
「子どもがお金のことを考えなくてもいいの。」

という言葉でお金の話を遠ざけるようなことはしたくない。

長い人生をより良く生きていくためには、ほとんどすべてのことにお金は関係してくる。お金と向き合い、上手につきあっていくことはとても大切なことだ。

そして何より「人生を幸せに生きること」とはどういうことなのかも、あわせて考えよう。自分にとって幸せとは何なのかがわかるから、何に使えばいいのかがわかる。

それを考えないまま人生を生きていると、幸せな人生から遠ざかってしまうことになる。働いてお金を稼ぐことも貯蓄も節約も、大切な人と幸せな時間を過ごすためだ

けれど、仕事や貯蓄や節約に重きを置きすぎてしまい、大切な人との関係をこわしてしまっている人がいる。幸せに暮らすことが目的のはずなのに、お金を増やすことが目的になってしまった結果だ。

子どもが大人になって幸せな人生が送れるよう、子どもとのマネーコミュニケーションを楽しみたい。(執筆者:鶴田 明子)

この記事を書いた人

鶴田 明子 鶴田 明子»筆者の記事一覧 http://life-plan.or.jp/staff/index.html

(社)日本ライフプラン研究所『家計と暮らしと住まいの相談室』理事 相談員
親子のマネーカウンセラー。FPとして、お金の相談を受けるかたわら、アクティブ・ペアレンティング「より良い親子関係講座」認定トレーナーとして、講座、講演、ワークショップを行っています。子育てに関わる保護者や教育関係者に対して、子どもの心を育てることとお金に関することの両面からサポートしていきます。お金は「人生を幸せに生きるための道具」。子育ての目的は「保護者がいなくても幸せに生きていけるように子どもを自立させること」。そのためには、私たちおとなが人生を楽しんで生きていることが大切です。
<保有資格>:AFP / 二級ファイナンシャル・プランニング技能士 / アクティブ・ペアレンティング(AP)認定トレーナー

鶴田 明子の著書

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