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証券会社や銀行の営業マンを信じると、手数料ばかりむしり取られて、資産が減ってしまう現実

投資 投資哲学
証券会社や銀行の営業マンを信じると、手数料ばかりむしり取られて、資産が減ってしまう現実
資産が減っている

個人投資家の8割とか9割は負け組で、勝っている人は全体の1割とか2割だという話をよく聞きます。


なぜ、こんなにも多いのかビックリしますが、現実問題として負けている。損失を抱えて悩んでいるという相談もよくあります。

株式投資に限っていえば、短期投資ではゼロサムゲーム、長期ではプラスサムになるのですが、大半の方は大きく損を出しているのです。

今回は、なぜそうなってしまうのか? 最大の原因をお伝えいたします。

それは…「正しい投資アドバイザー」を選べていないからです。

証券会社や銀行の人が勧める商品を買うと損してしまう

まず、投資の初心者が頼る一番身近なアドバイザーに、証券会社や銀行の営業マンがあります。


ですが、この選択は最悪の選択で、あなたの資産が増えるどころか、大きく減らされる可能性が高いです

その証拠として、2014年7月に発表された「金融モニタリングレポートの概要(金融庁)」で注目すべきデータが掲載されています。

金融機関が積極的に提案する投資信託の乗り換えをすることで、実際どんな運用成績になるのか?

本文18ページでは、2003年3月末から10年間、2年毎に、その時々に最も人気のあった投資信託に乗り換える売買を行った場合の収益状況の試算の結果が掲載されています。

その結果は年平均マイナス0.3%、10年間の運用でマイナス2.8%という収益率でした


ちなみに、同期間中の日経平均株価は2003年が7,972円、2013年が12,397円、株価の上昇率は55.51%となっています。

個人投資家は「投資信託はプロが運用するため安心。投資対象を自分で選ぶ必要がないため便利」という理由で、命の次に大事なお金を投資しているのですが、現実は手数料ばかりむしり取られて、資産は減らしている状況なのです

他にも山ほどお伝えしたい事実があるのですが、それを話し出したら数十ページにもなりますので止めておきますが…、くれぐれも金融機関、特に営業の話を聞いてはいけません。

では、正しい投資アドバイザーをどうやって選べばいいか?

ただしいアドバイザーを選ぼう

まず一番目に、金融商品登録事業者であることを確認することは当たり前ですが、


話をしている人が実際に投資をして儲かっているか? 成功しているかどうかを確認してください

投資の世界では、知識は山のようにありながら、なぜか自分のお金で投資をしていない人が大半です。こんな人のアドバイスは、例えるなら、自動車免許を持っていないのに、車の運転について意見を言うようなものです。

ゲームならどんなに早く走れても、事故をする恐怖や体験が一切ないのと同じです。自分でリスクを背負っていない人のアドバイスは、なるべく避けるようにしましょう。

実際成功している人が見つかった場合、その人の投資スタイルや考え方が自分と似ているかをチェックしてみましょう。その他、投資経験(最低5年、できれば10年)などにも注目してください。(執筆者:坂本 彰)

《坂本 彰》
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坂本 彰

坂本 彰

株式会社リーブル 代表取締役 サラリーマン時代に始めた株式投資から多くの失敗と経験をし、株で勝つためのルールを学ぶ。11万円の資金から始めた株式投資は2015年に資産5000万円、利益3000万円に。現在、自分自身の経験、成功法則を基に独自の銘柄選定ノウハウを有料会員様に向けて提供。投資助言・代理業取得済。1976年生まれ。趣味はジョギング、バイオリン、旅行、読書。メディア掲載歴 BIGTOMORROW、週刊現代、マネーポスト、週刊SPAなど。 寄稿者にメッセージを送る

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