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専業主婦はどうやって健康診断を受ける? 「市町村の助成」・「特定健康診査」・「がん検診」を戦略的に受けよう

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専業主婦はどうやって健康診断を受ける? 「市町村の助成」・「特定健康診査」・「がん検診」を戦略的に受けよう

今年も返ってきました。夫の健康診断結果です。当然すべて見せていただきます。うん、すべて異常なし。食を預かるものとしては、何よりです。

でもね。夫はいいですよ。職場が毎年健康診断をしてくれるから。けれど、専業主婦の私は退職以来受けていませんので、そろそろ心配になってきました

何てったって、疾病は最大のリスクのひとつ。入院だけでも家庭がひっくり返るのは、専業主婦だって同じです。いやむしろ、家庭のひっくり返り度合いは、専業主婦が入院したほうが大きいのでは?

ということで、専業主婦はどうやって健康診断を受ければよいのか、調べてみたのです…。


あれば嬉しい主婦検診

まずこの制度に引っかかるのであれば、ラッキーだと思えばよいのではないでしょうか。

勤務先によっては、専業主婦である従業員の配偶者のために、「主婦検診」などという名で健康診断を実施しているらしいのです。もちろん無料。

ちなみに私の夫の勤務先は…やっていませんでした。残念。やっぱりこういうのがあるのは一流の大企業だけなのでしょうか。ともあれ、この制度があるかどうか、旦那様にきいてみる価値はありそうですね。

市町村の助成で健康診断

他に制度はないかと探してみると、ありました。市町村の補助を得て受けられる健康診断です

ですが、この内容と料金については本当に市町村によるようですね。自己負担額は1万円前後。なかなか尻込みしてしまう金額ですね。

数年に一度というならまだしも、毎年1万円強というのは、ちょっとしんどい気がします。もちろん、健康は大切なのですが。


40歳以上なら特定健康診査

なんて受診を悩んでいると、こんなものも見つけました。特定健康診査、いわゆる”メタボ検診”です

「お腹なんてまだ出ていないから!」なんて怒らないでください。これ、けっこう健康診断と内容が重なっているんですよ。


この特定健康診査、保険者の努力義務で40歳~74歳の被保険者全員に実施しなければならないので、専業主婦だって受けられます。もちろん無料。

胸部エックス線検査がないのは若干不安ですが、視力と聴力は症状を自覚できますから、おぼつかなさを感じれば眼科や耳鼻科を受信すれば良いわけです。

がん検診も忘れずに

上の特定健康診査で胸部エックス線がないのは、確かに不安です。肺には肺がんができますからね。ということで、がん検査を受けましょう。

これは肺がん・大腸がん・胃がん・女性なら子宮がん・乳がんなど部位ごとに検査が受けられます。

がん検診は多くの市町村が実施しており、部位ごとに○歳以上、偶数(奇数)年齢のみなどと、そのがんのリスクに応じて対象が定められています費用は数百円~千円程度が一般的のようですね

どれをいつ受けるかを、戦略的に!


まとめます。特定健康診査がある40歳に達すれば、それを基本にして健康管理すればよさそうです

それがない39歳までは、居住する市町村によりますが健診内容の手厚さ(費用と反比例?)と体力の衰え、そして財布と相談しながら、数年に1度健康診断を受診すれば良いのではないでしょうか

といっても、私にとって40歳はさほど遠い将来ではありません。数年に1度というか、あと1度か2度です。

そして、市町村の広報やHPをまめにチェックして、対象年齢になり次第、がん検診を忘れず受診したいところです

がんは「がん保険」なんていう特別な保険があるくらいですから、罹患してしまうと家族生活や家計に与えるダメージは深刻。早期発見すれば治癒率が高いということですので、毎年(できないものは隔年で)受診したいですね。(執筆者:徳田 仁美)

《徳田 仁美》
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徳田 仁美

徳田 仁美

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。 寄稿者にメッセージを送る

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