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「五輪関連銘柄」は早期の仕込みが鉄則 外せない3業種と注目銘柄はコレだ。

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「五輪関連銘柄」は早期の仕込みが鉄則 外せない3業種と注目銘柄はコレだ。

日本選手団が大活躍だったブラジル五輪が閉幕。

いよいよ東京五輪に向けたムードが高まってきました。ブラジルでの小池都知事の姿、スーパーマリオに扮した安倍首相の姿は記憶に新しいでしょう。


≪画像元:https://tokyo2020.jp/jp/≫

五輪関連銘柄が動意づく

株式市場でも徐々に五輪関連銘柄が動意づき、2020年に向けた思惑買いが入りつつあります。

五輪関連銘柄は早期の仕込みが鉄則

実際に2000年以降の五輪開催国における主要株価指数は比較的強い推移。五輪開催日の株価は総じて開催決定月の株価を上回っています。では、具体的にはどのような投資戦略をとるべきなのでしょうか。

建設、観光、警備の3業種は外せない

やはり、建設、観光、警備の3業種は外せないでしょう。個人的にはこの3点が五輪関連のメインになると想定しています。

建設株

ブラジル五輪も終了し、本格的にインフラ整備が開始される時期に突入しました。目先4年はインフラ整備が本格化。建設、セメント関連はセオリーから考えても外せません


観光関連と警備関連に注目

航空関連やホテル関連、旅行会社株にも注目すべきでしょう。

そして警備関連株。テロ対策や治安維持はさることながら、業績も比較的好調です。定額課金のストックビジネスにより、安定収益の基盤も整っています

スポーツメーカーとメディア関連はネガティブ

スポーツブメーカーやテレビ・広告等のメディア株も個人投資家の注目を集めることになるでしょう。

しかし、これら2点に関しては個人的にはネガティブと見ています。

スポーツメーカーの株が買われるとすれば今ではない

買われるとすれば五輪開催が決定した直後です。実際に、ミズノ(8022)の株価は東京五輪開催決定直後に上昇。その後下落に転じています

デサント(8114)やアシックス(7936)についても同様です。注目が集まった時に買われ、旬が過ぎたら売りを浴びせられる

メディア関連についてはそもそもの業績不安

いくら五輪のテーマ株として注目をされても悪材料との綱引きになることが想定されます。よって、こちらの業種についてもネガティブだと想定しています。

五輪関連注目銘柄3選

ここからは東京五輪に向けた注目銘柄を紹介していきます。

大成建設(1801)

言わずと知れた大手ゼネコン。新国立競技場や海の森水上競技場を受注

乃村工藝社(9716)

ディスプレイ設計、施工の最大手。商業施設のデザインも手掛ける。業績好調で過去最高益更新。大幅増配で大注目。本社も港区台場と思惑買いも入りそうです。


≪乃村工藝社の手掛ける「東京ミチテラス2015」 画像元:http://www.nomurakougei.co.jp/achievements/detail/150≫

ALSOK(2331)

業績好調。警備サービス国内2位。五輪に向けた治安維持に期待。

その他

建設関連では清水建設(1803)や鹿島(1812)も本命。また、旅行関連、チケット関連としてHIS(9603)にも注目です。(執筆者:徳田 陽太)

《徳田 陽太》
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徳田 陽太

徳田 陽太

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。 <保有資格>:証券外務員一種、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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