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フランスでワーキングホリディ 自力でサバイバルする現地のお金と法律の基礎知識

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フランスでワーキングホリディ 自力でサバイバルする現地のお金と法律の基礎知識

若者に人気のワーキングホリディビザ。首都のパリなら日本人コミニュティもあり、全てを日本語で済ませることもできます。

今回は日本人の居ないフランスの地方都市で、自力で生活をスタートさせる為のお金と書類と法律の基礎知識をご紹介します。

1・≪労働≫最低賃金と手取り


フランスはSMICと呼ばれる最低賃金制度があります。あなたが自分でお仕事を始められるなら関係ありませんが、雇われる側なら知っておくと便利な法律です。


2016年 時給9.67€  法定週労働時間は35時間
月151.67時間労働 月額報酬1446.42€

そこから毎月、社会保障費約25パーセントが引かれ、手取りがおよそ1100€となります。

-12か月以上滞在すると関与してくる税金のお話

•Impot(所得税)は最低賃金の場合は0となります。
•Tax d’habitation(住民税)とTax audiovisuel(テレビ税)は別で、月額給料の1か月分ほどが目安です。
•Tax d’taxe foncière(固定資産税)もあります。

2・≪住居≫フランスでアパートを借りる


フランスでアパートを借りたい、またはお部屋を借りたい場合、一般的に2つの方法があります。一つは正規のスタイル、もう一つは知り合いの情とツテを頼るケース。今回は正規のスタイルをご紹介します。


賃貸コンデションはフランス人であろうが外国人であろうが同じ条件下となります。まずは不動産屋さんに、自分の求めている条件で紹介してくれるかを交渉しなければなりません。

フランスでは不動産屋さんはお部屋やアパートを紹介してはくれますが、持ち主が許可するかどうかはまた違うお話です。

普通のアパートでは電気・ガス・水道・電話やインターネットのアレンジや名義変更も必要になります。

-普通の賃貸契約に必要になるもの

•不動産屋さんとの紹介契約とサービス料金
•公的な機関の発行した本人を証明できる身分証
•フランスの滞在許可証
•労働契約書もしくは在校証明書
•フランス国内の保証人
•現在の住居証明
•3か月以内の公共料金のレシート
•銀行の口座番号
•フランス国内の電話番号
•保証金
•住宅保険

3・≪部屋を借りる ≫長期滞在型ステイから生活をスタートさせる


アパート丸ごと一つはハードルが高い。お金も書類も時間もかかって大変だと思う方は、コロケーションという家具付きの住宅シェアや間借りシステムがあります。


いずれも求められる書類は同じようなものですが、1か月前に書類で退去を通告するだけ。コミニュケーション能力があり、言語の問題が無い人にはお勧めです。

フランスでも日本と同様に、住所が無いと銀行の口座が作れません、ご注意くださいませ。

フランス語はできないが英語ならいける、煩わしい思いをしたくない人には、全てをクレジットカードで済ませられるホリディアパートも有ります。

お金さえ出せば良い、めんどうなことはしたくないなら多少高額ですが、ホテルのような家具付きのオフシーズン用住宅も有ります。

まとめ

今回はワーキングホリディビザを活用する為の賃金と法律、フランス人並みの住宅の借り方をご紹介させて頂きました。

パリは日本人も多く便利ですが、フランスの常識を全く知らずに貴重な時間を終えてしまいがちです。この情報があなたのお役に立てれば幸いです。(執筆者:m.h.edwards)

《m.h.edwards》
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フランス在住ライター。心理士。 英・米・ポルトガル・カナダ・コンゴ在住を経てフランスに移住。海外と日本の文化比較と心理等に知識が有り、異文化間ネゴシエーション(交渉事)が得意。歴史、経済・文化、宗教、生活科学、科学、食品加工などに卓越した知識有り。 寄稿者にメッセージを送る

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