「社宅妻」は聞いた! 社宅には家賃以外にも節約ワザがたくさんある»マネーの達人

「社宅妻」は聞いた! 社宅には家賃以外にも節約ワザがたくさんある

「社宅」って、どんなイメージですか?

安いけど古い、せまい、人間関係がメンドウそう。そんなふうにあまりいいイメージがないかもしれません。

わたしも結婚した当初はふつうに賃貸マンションを借りていて、社宅なんてありえない、と思っていました。ですが、ほどなく通勤に便利な場所の社宅が空いたからとすすめられ、築45年の社宅に引越したのが社宅ライフのはじまり。

それから家を建てるまで転勤しながら3か所の社宅で7年間過ごしました。いろいろありましたが、楽しいこと・よかったことのほうがダンゼン多かったです。とくに、節約効果が大きかったのが一番のメリットでした。



家賃が安いから支出がぐっと減らせる


住居費にかけるお金は、収入の4分の1にするとよいといわれています。少し前までは3分の1までという考えが多かったようですが、貯蓄をするよゆうまで考えると4分の1が理想。

では、もし住む場所の家賃の相場よりグッと安い社宅に住めたら?

社宅の家賃は、家賃相場の20%~50%が平均的。つまり、ふつうに賃貸の家賃を払うよりも半分以上おトクになります。

ありえない家賃で住めるのだから、多少の不便さはガマンできますよね。わたしが住んできた社宅も古いところばかりで、最初はムリだと思いましたが不思議と住めば都なのです。

社宅がないところにお勤めの方も多いと思いますが、社宅が使える方はぜひ利用した方がいいいですよね。

社宅で家賃以外に節約できたこと

社宅には、同じくらいの収入の人が住んでいるので、生活レベルも同じくらいになります。乗っている車も身なりも同じような価格帯の人が多いので、気負わず生活できる感覚。

子どもが小さいころなどは、外で遊んでいるときや近所で会ったりするうちに他のご家庭と仲よくなれたりします。そうすると、主婦同士でおしゃべりがはずむことも。

実は、その主婦のおしゃべりの中に社宅生活ならではの節約に役立つポイントがあるのです。

主婦同士のおしゃべりに節約のヒントが

住まいの知恵



同じような間取りに住んでいるので、他の家庭ではどうしているのかを聞けて参考にできます。そのうえ、目からウロコのワザを教えてもらえることがあります

たとえば、引越しがしやすいように押し入れをフル活用して家具を減らし、引っ越し代がかからないようにすること

ガス栓がついている部屋の場合、ガスファンヒーターを暖房に使えば光熱費が安くてしかも暖かいこと。

この社宅では、どういう家電を使えばラクで便利になるのかということを、失敗談をふまえてアドバイスしてもらえるのです。

わたしは社宅の先輩主婦の方々に影響されてインテリアをシンプルにしました。家具を極力買わずに押し入れ収納ボックスを多用。ふだんはふすまをしめればスッキリ

そのおかげで、引越しのときはほぼ荷造りいらずでラクできました。

とくにガスファンヒーターには驚きました。灯油を買ったり保管したり入れたりの手間もゼロ。タンク内蔵がないから本体はコンパクト。スイッチを入れてすぐに温風。

社宅の仲間からガスファンヒーターをすすめてもらったおかげで、極寒の冬でも安いガス代でものすごく暖かく過ごせました。

さらに、家族の人数が同じ世帯の人と比べると、電気・ガス・水道代が安いのか高いのかがすぐわかって、自分も節約しようと思えます

最初は抵抗があったお風呂の残り湯使いの洗濯や、すすぎ一回洗剤を取り入れたのも社宅時代の主婦トークに影響されてからです。

同じような環境の友達がやっているという安心感や、それで水道代がこんなに違うんだという説得力があるのでトライしやすいんですよね。

主婦仲間のトークは料理の節約ネタも豊富



主婦のおしゃべりに料理の話題は欠かせません。社宅の仲間は使うスーパーも同じようなところだし、食費にかけられる予算も同じくらい。だから話が合います。

食費にいくらくらいかかっているかを聞き合って比べてみたりすると、どうしてそんなに安いんだろう? と聞いてみたくなる節約上手の方がいるんですよね。

「今日は肉じゃがにするから牛肉買わないと。」と言ったわたしに、

「えっ、牛肉高いから肉じゃがはいつも豚肉だよ!」

その場にいた主婦仲間ほとんどの人が答えたときの衝撃は忘れられません。

常識にとらわれず、代用できるもので節約することができるんだな~と、その後のわが家の料理に大きな影響を与えました。

からあげは、もも肉じゃなくて安いむね肉でもおいしい。

とんかつは、厚切り肉じゃなくても薄切り肉をたたんでミルフィーユとんかつにしたほうが、安い上に子どもも食べやすい。

おからをお好み焼きやカレー、ハンバーグに入れると、かさ増しができる上に栄養価も上がる。たくさんの節約ウマ技を教えてもらい、自分でも工夫してアレンジする習慣が身につきました。

リユースの習慣がある


社宅に住む人は転勤が多いので、引越しを見送ったり見送られたりすることがしょっちゅう。

そのときに、不要になったものを必要な人がいないか、知り合いの知り合い、というネットワークまで使って聞いたりします。

わたしはガスファンヒーターをもらったことがありますし、自転車と三輪車をあげたことがあります。ほかにもまわりでいろんなモノが各家庭をまわってリユースされていました。

幼稚園の制服や用具などはもちろん、絵本や子供服なんかも。買わずにすんで助かるし、エコですよね。

社宅生活はメリットいっぱい

このように、イヤイヤながらだった社宅生活でしたが、家賃が安くすんだおかげで生活費にゆとりがありましたし貯金もできました。

さらに、社宅ならではのネットワークにより節約できたメリットも大でした。社宅が使える方は、利用しない手はありませんよ!(執筆者:野原 あき)

この記事を書いた人

野原 あき 野原 あき»筆者の記事一覧

パート7割、フリーライター3割で働く主婦です。20代のころは旅行と買い物が大好きでした。結婚後、工夫して節約するおもしろさにハマり、お金を貯める楽しさを覚えるとドンドン貯金ができるように。そんな中でもずっと変えないポリシーは、「交際費は惜しまない」こと。ムダを省いてオトクを取り入れることに日々アンテナを張っています。

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