※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

「家事代行サービス」を利用する時はこんなことに注意しよう

ビジネス 社会
「家事代行サービス」を利用する時はこんなことに注意しよう

ドラマの影響で利用者が増えている

昨年、ドラマ「逃げ恥」で、主演の新垣結衣さんが演じていたのが、家事代行サービス。その影響もあって、今、家事代行サービスを利用されている方が増えているのです。

家事代行サービスは「家の家事一般を自分の代わりにやってもらう」サービスです。

介護保険のヘルパーさんは庭の掃除ができない、ペットの世話ができない、大掃除ができない、おせち料理を作れないなどの制限があります。

しかし、家事代行サービスでは高齢者でなくても利用できますし、柔軟に対応してもらえるサービスです


金額はどれくらい必要なのか?

金額は各会社によって異なりますが、定期的に利用するという条件で、1時間に2,000~3,000円程度必要になります

自分でできるのであれば、かなりの高額という感想でしょうか?

例えば、料理が出来ずにお弁当や総菜、出前などに食生活を頼っているとしたら、1か月どれくらいの食費がかかっているか考えてみましよう。

朝は食パンと牛乳、昼、夜をお弁当とする場合

お弁当はスーパーで購入すると昼、夜だけで1,000円程度はかかります。

高齢者の方が利用されている配食サービスにしても、市町村から100円の援助を受けても400円程度はかかり、土曜日、日曜日などは600円程度かかっています。

朝食に食パン6枚切り1枚、牛乳200ml食べるとすると、食パンが5斤と牛乳が1ℓ6本。食パンは冷凍が出来るので、安売りの時に買いだめすると、700円程度で購入できます。

牛乳は安くて150円程度で購入すると150円×6は900円で、朝食分だけで、1,600円に、昼食、夕食分のお弁当が1か月3万円で、合計3万2,000円程度になります。

朝は食パンと牛乳、昼、夜をスーパーの総菜とする場合

朝食代、1,600円。

昼、夜用に惣菜を3品購入するとして、メインの惣菜が298円、副菜になる惣菜が198円×2個購入したとすると、1日の昼、夜分の副菜が800円程度になります。

1か月、朝食分1,600円、昼、夕食分の惣菜が2万4,000円、後は主食になるお米を安く購入すれば、お弁当を食べるより、安くなります

お弁当にしても、惣菜を購入するにしても、同じ物になりがちで、飽きてしまうというデメリットがあります

また、味も濃く、塩分も多く含まれていたり、脂肪分が多かったりとお財布には優しくても、体には優しくないかもしれません


この食生活をどう思われますか?

食生活をお弁当や惣菜ばかりに頼ってしまうと、栄養バランスの偏りやそれに伴って生活習慣病になってしまうかもしれません。

食費を安くしても、病院に通院してお金を使ってしまっては、本末転倒です

何歳になっても、しっかり食事をとり、適度に運動をされ、気持ちに張りのある人は高齢の方でも生き生きと生活されています。

その中でも食べ物は体を作る元になりますので、大切に考える必要があると思いませんか?

お弁当でも体に優しい物も…

お弁当も体に優しい、自然食品を使い、オーガニック野菜、玄米のごはんなど自然派を売りにしているところもありますが、そうなるとどうしても400円程度で購入することはできません。

また、塩分制限食やカロリー制限食などの惣菜も冷凍食品にしたものも通販などで販売されてはいますが、これも普通の惣菜に比べると高額になります

そこで役立つかもしれません!

自分の好みの味付けで、ある程度の種類を作り置きしておいてもらえば、1回分ずつ、レンジでチンをして食べることができます

食材を安く購入できれば、利用するメリットはあるのではないでしょうか?

また、家事代行サービスは調理だけではありませんので、買物や掃除などもしてもらえるというメリットもあります。
 

家事代行サービスを利用するにあたって


興味をお持ちになった方へ家事代行サービスを利用するにあたっての注意事項としては…

料金については、前もってきちんと確認しておく

料金プランに記載されている金額は一例ですので、希望されるサービスがいくらなのかをきちんと確認しておきましょう

また、延長料金など見積もりをもらって契約されることをお勧めします

サービス内容をきちんと把握しておく

家事代行サービスは、家事一般の内容を代わりに行うサービスですので、いろいろとしてもらいたいことをあらかじめ相談しておくことをお勧めします。

会社によってはオプション料金がかかるところもあるそうです。

損害保険に加入しているかどうか確認しておく

貴重品を壊してしまうなど、注意をしていても破損してしまうこともあります。

その際には会社が賠償されるので、たいていは保険に加入されていますが、確認しておかれるとよいでしょう。

大切なものは移動させておく

慎重に扱ってはもらえますが、代わりがないようなご自分にとって大切な物は移動させておくことも良いかもしれません。

スタッフとの対人関係に注意する

スタッフとは仲良くなる方が何かと気づかいなく何でも頼めるようになると思われるかもしれませんが、慣れ合いになってもいけませんので、ある程度の距離を保たれる方が良いでしょう

会社を決める時には、見比べる

金額や内容等、いろいろと見比べて、検討されることをお勧めします。(執筆者:天海 文香)

《天海 文香》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

天海 文香

天海 文香

1965年生まれです。看護師として20年病院勤務をしておりました。病院勤務の時に訪問看護室へ異動し、在宅看護のやりがいを感じ、現在、ケアマネジャーとして、高齢者の方の在宅生活をサポートしております。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集